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藤井風のおと♪

24Aug2024 Fujii Kaze Stadium Live

藤井風くん(27)の趣向凝らしたコンサートが日産スタジアムで開催されました。
舞台セットも、歌う場所も、パフォーマンス全てが凝ったコンサートです。

登場は客席から

客席に主役がいたことに周りの観客も全然気づいていなかったようです。

大型スクリーンに映し出されて観客全員本当に驚かれている様子♪

会場がどよめきました。
一体どうやって成功したのかが気になります。

自転車に乗りながら歌う

舞台セットの一部でなく、客席を回るための自転車でした🚲
エンディングでも自転車でスタジアムを一周する風くん。

『さよならベイベ』を歌いながら

自分のお墓と観客席が映る構図

『満ちてゆく』のラストシーンは、自身のお墓の背景に客席の灯りが綺麗に映っていました。あらかじめ計算し尽くされた構図でした。

まるで高台にある墓地のよう 街の灯りに見えるのは観客のスマホライト


マイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンと藤井風

Michael Jackson

さて、藤井風はマイケル・ジャクソン好きと公言していて随所にその影響を感じられます。

『満ちてゆく』のMVを初めて観た時、マイケル・ジャクソンの曲で聞いたことのあるような冒頭の語りを感じました。

ショートフィルムのようなつくりも、マイケル・ジャクソンの好んでいた表現の仕方です。


まず、マイケル・ジャクソンのショートフィルムのようなMV『Bad』をご覧ください。

『Bad』の意味を、単純に「ワル」と捉えただけでは、この曲と映像の真意が伝わらないと思います。

RIEさんの英語の意味を汲み取った解説がとてもわかりやすいです。

ウィキペディアではこのように紹介されていました。

ショートフィルムは私服警官に強盗と間違えられて射殺されてしまったハーレム出身の私立高校生、エドマンド・ベリーという青年の実話を基に制作された。 監督はマーティン・スコセッシ、脚本にリチャード・プライスを迎えて、1986年11月ニューヨークで撮影された。マイケルはスコセッシ監督の作品を「ニューヨーク・ニューヨーク」しか観たことがなく、本来はジョージ・ルーカスかスティーヴン・スピルバーグに頼みたかったらしい。

ドラマシーンは白黒で、ダンスパートはカラーという不思議な構成になっている。マイケルはダリルという役名で出演。

共演者に、不良グループのリーダー役でウェズリー・スナイプス、マイケルの母親役(声のみの出演)にロバータ・フラックも出演。治安の悪い地区での撮影では、地元住民からマイケルに罵声が浴びせられることがあった。そんな時、共演のウェズリーはボディガードとなってマイケルを守った。

マイケルがダンサー達と踊る地下鉄駅構内のシーンは、ブルックリンにあるホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅での撮影。ここは、マイケルが初めて出演した1978年の映画「ウィズ」のロケ地のひとつ。

楽曲でオルガン・ソロを聴かせるのは、モダン・ジャズ・オルガンの始祖、ジミー・スミス。マイケルとダンサー達が駆け上がる階段の途中には、彼に敬意を表した「SMITH」の文字が見える。

Wikipedia

えー!ロバータ・フラッグが声で出演していたの!? 今更気づく♪

今回は藤井風くんのスタジアムライブについて書いているので、このあたりにしておいて・・・

『HANA』の前には、風くん自身が数分間静止する場面があり、こちらもマイケル・ジャクソンのNFLハーフタイムショーを彷彿させられました。

あれ?このポーズ、誰かのオマージュ?!
マイケルご本人より小さめにこのポーズすると、黒タイツの人を思い出してしまう(ごめん!)
コーラスやギターさんも同様に静止してます

マイケル・ジャクソンがNFLのハーフタイムショーで登場したシーンでは、
動画始まってから30秒〜2分の間、首の向きを一度変える以外、微動だにしていません♪

そして、『満ちてゆく』のMVの冒頭での語りのシーン。

楽曲の前にマイケルご本人が静かに語っている曲は、
『I Just Can't Stop Loving You』、初期はマイケルの語りから始まる曲だったのが、あるときから語り部分が消えているとのことで、公式サイトのMVにもマイケルの話す声が入っていません。

『I Just Can't Stop Loving  You』が思い出せなかった時、有名な曲だったという記憶でマイケル・ジャクソンの楽曲のイントロを聞き直してみたのだけど、どこにも見当たらず、もしかしたら、ジャネット・ジャクソンの『Morning』と勘違いしていたのかなー?と思い始めていました。

マイケル・ジャクソンにお詳しく、発信もされている西寺郷太さんにダメもとでXで質問してみたところ、返信をいただき、アルバム『Bad』の『I Just Can't Stop Loving  You』であることが判明!
楽曲の前に、マイケル本人の静かな語りが入る曲・・というヒントで、楽曲名をご教示くださる西寺郷太さん、流石です✨西寺さん、その節はありがとうございました。

X(@86calmind   yuyuta32)

そして、西寺さんから返信をいただいた日、8月29日はマイケル・ジャクソンのお誕生日でした✨(1958年生まれ)マイケルおめでとう♪ありがとう♪

Janet

今回のコンサートでの振り付けの一部が、かつてのジャネットを彷彿とさせるものでした。

『きらり』の中でのチェアダンス

演出が盛りだくさん!


ジャネット・ジャクソン『Miss You Much』

このMVはダンスの振り付けを覚えるために、何度もコマ送りとストップを繰り返して見て動きを確かめていたのでとても思い出深いです

MVの最後から始まるチェアダンスですが、公式サイトのMVでは椅子登場シーンだけ。
個人のYoutube投稿ではチェアダンスだけ切りとって載っています。

風くんのことを書いていたら、かつて公式に発表されていたマイケル・ジャクソンとジャネットの曲やMVで、今はもう消されてしまっている箇所に再会することができました。

さらに、色々なエピソードを知る機会となりました。

29Oct2020 Fujii Kaze NANーNAN SHOW@武道館

2024年のスタジアムライブでは、バンドで初披露する曲も多いと話していて、デビューアルバムの曲を沢山聴かせてくれました♪

2020年の武道館ライブで聴いたような気がしていた曲は、ピアノソロで歌っていたのだっけ…

幸運にもアリーナ席で観れた、藤井風デビュー初の単独ライブ。

コロナ禍のライブだったので、一席ごとに空席を設け、入場口では検温チェックしていたなあ。

コンサート前に、ラジオDJが会場を温めてくれて、さらにDJタイムの前後には、昔懐かしいオールディーズの曲が会場に流れていました。渋い選曲でした♪

当時の様子と選曲のメモを思い返そうと自分の書いたTweet(X)を辿ってみましたが、2020年のツイートは見えたり、見えなかったりしてオープニング前の曲リストは今不明に…🥲

後半の登場シーンは、後方の扉から近くに現れて盛り上がりました♪
ただし、声出しなし・マスク着用のコンサートなので、密かに喜んでました♪衣装、似合っていたなぁ。

この頃からすでに衣装や演出、凝っているという印象が残っています。

コンサート終了時には、空から白い羽根が舞い落ちました。

アリーナ席の方の多くは、羽を拾いに前方に進んで、誘導に従い会場を後にしました。
私も記念に白い羽根を一つ持ち帰ったよ🪽
全員にポスタープレゼントもありました。

紅白歌合戦に出た頃から藤井風くんの認知度が上がっていったと思います。

私はラジオっ子なので、J-WAVEや東京FMで藤井風を聞き始めました。

曲の題名に、wが入ってる時点で「若っ🌱」と思ったのが第一印象。

太宰治に顔が似てる、田島貴男的歌い方の子だったのが、あれよあれよと心を掴まれ…YouTubeのピアノ弾き語りを一気見🎹

デビューアルバムは、CMなしで曲が聴きたい、英語のカバーを聴きたいと思い購入♪

藤井風のオールナイトニッポン

オールナイトニッポンも担当していましたよね📻

ラジオ番組では、アナウンサーの方がリスナーの質問を読み上げていて、

「朝一番にする事は何ですか?」

という質問に「歯磨き🪥」と答えていた記憶があります。

そこで話が途中のままCMになったのだけど、
朝歯磨きした後、きっと瞑想してるのではないかな!?と直感で感じてました🧘

今回のコンサートは人気すぎてチケット取るのが難しかったようです。

Youtubeでリアルタイム配信するなんて太っ腹ですね♪

配信期間も延長されていて、こういうところも藤井風&スタッフの温かい心意気を感じます。

そのままでええよ。生きとったらなんとかなるさ〜。

おまけ

2022年はこんな風にTweetしてました。風&ジャネットの曲繋ぎがしやすいと思っていた様子。



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