江の島 八坂神社「神幸祭」と 小動神社「天王祭」①
2024年7月14日 江島神社の中の八坂神社のお祭り「神幸祭」へ。
京都祇園の八坂神社から帰ってから、このお祭りの開催に気がついた。
この記事を書いているのは、7月17日。日本三大祭りである京都 祇園祭の「山鉾巡行」の日だ。
こちら江の島の海では、御神輿が海上渡御するという。
20歳前後の実家は片瀬江ノ島だったが、お祭りを見に行ったことがなかった。
今年は、八坂神社繋がりでご縁ができたようだ。
2024年 直感とタイミングで訪れている場所
初詣は江島神社へ。
2月のお休み期間にふと「琵琶湖、龍」と検索し、気になった竹生島に行くことを決める。
4月末の戸隠神社と善光寺参拝は、三日前に決まったご縁で、不思議体験が続いた。
6月14日 竹生島神社🐉龍神祭の日に竹生島へ。
6月14、15日の京都祇園 八坂神社は、「御神楽奉納奉告祭」と「例大祭」へ。
そして、7月14日は江島神社の八坂神社「神幸祭」に導かれた。
今夜(7月17日夜)、祇園祭で「神幸祭」が営まれている。
滋賀・京都旅に続いて、今回も次男が合宿に参加しており、取材しやすい日取りだった。
朝小雨が降っていたので、かっぱ持参で江の島に向かう。
試してみる価値あり🗻江の島べんてん丸
江の島最寄りの各駅から、江島神社参拝までの道のりは長い。
海風や日差しの強い中、長い橋を渡って江の島入り口へ。
さらに、参道は全て上り坂、朱の鳥居からは急な階段。
土産もの屋さんや飲食店が並び、楽しいものの、江の島入り口からは軽い登山だ。
脇道に緩やかな上り坂もあるが、少しわかりずらい。
デートで江の島、うっかりヒール👠で行ったらば、大変なのだ。
弁財天様を参拝した後も、奥宮、さらに岩屋までは、アップダウンのあるコンクリートの道が続く。
べんてん丸に乗れば、徒歩で40分以上かかる登山が、たったの7分!とのこと。
江の島のべんてん丸発着所の岩屋洞窟付近は富士山が大パノラマで見える、フォトスポットだ。
7月14日は、江の島の入り口に「八坂神社」の幟が掲げられていた。
御神輿の海上渡御はどのあたりから?
現地の情報は、現地で確認。
「貝作」の店員さんに、御神輿がどの辺りから海に入るのかを尋ねてみた。
江の島のバス停近くの横断歩道を渡った公園の先に、海に入る階段が用意されているという。
北緑地広場にある、噴水池も印象的だった。
オリンピック東京大会 ヨット競技開催記念の、弁財天と世界女性群像噴水池。
夜間は水中照明により様々に変化するという。見てみたい✨
午前9:30 発輿祭(はつよさい)
江島神社 辺津宮で始まった発輿祭。
御神輿が発たれる直前に雨が降り始めた。
神様が御神輿にのられたようだ。
午前11:00 海上渡御
仲見世通りを通り、江の島入り口まで到達された御神輿は、晒しなどで保護され、午前11時、いよいよ海に入る。
警備員さんが、
「一般の方は海に入らないでくださーい!」
とアナウンス。
階段付近は、見物客でごった返しているので、海沿いフェンスからの方が写真を撮りやすいかもしれない。
海から御神輿を引き上げるのは、大変な力仕事。
「肩入れてーーー!!!」
「道空けてーーー!!!」
大声が飛び交う。
勇壮なお祭りだった。
御神輿が海に入るのは「禊」の要素だけでなく、海中から出現された神を表現し、さらに祭り始めの場面を再現しているとのこと。
〜八坂神社鎮座の伝承〜
その昔、江ノ島の海で漁をしていた大海士(たいかいし:素潜りの漁師のことで、江の島独自の呼び名)が、岩屋沖に沈む須佐之男命のご神像を引き上げました。
このご神像は、対岸の腰越の小動神社に鎮座する小動神社神社で祀られていたものと判明しましたが、江の島に祀られることとなりました。
(江島神社Webサイトより)
神祀りの原初に帰る神祭り
御神輿上陸後は、大海士が住んでいた江の島の「東浦」という区域に進み、
かつて大海士が海から引き上げたご神像を仮安置したとされる場所に御神輿を据える。
当時と変わらず、今も御神輿は、木臼と戸板の上に奉安される。
御神輿は、東浦→江の島弁天橋→腰越へ
今回、発輿祭と海上渡御を見届けた後は、雨合羽をしまいながら一休み。
湿度が高い中での雨合羽はサウナスーツ状態。
汗だくの服を着替えたいので、片瀬海岸に向かう。
江ノ電と湘南モノレールの駅から、江の島弁財橋までの、すばな通りには良さげな衣料品店があるのだ。
江の島 八坂神社「神幸祭」と 小動神社「天王祭」は、午前9時半から午後7時半頃までかけて、故事を再現する1日がかりのご神事だ。
海上渡御を見れたことで、今回出かけた意義があったと感じている。
龍口寺前で合流する、八坂神社と小動神社の二基の御神輿を見に行こうかどうか決めかねている。