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留学の抑うつ症状から過食に足を突っ込んだ話 part1

自己紹介

1年間の交換留学生。自分の環境ではなく、他人と比較し自分を責め続けたせいで留学中に鬱状態へ突入してしまった大学生。人に理解されにくい心理状態で苦しんでいる人に届きますように。

私が過食になるなんて!?

おかしいな、と思ったきっかけは友達と一緒に買った健康に悪そうなスコーンを持って帰りたいと思ったこと。それも家でこっそりたくさん食べるために。
その日は7人ほどでスーパーで食料を買ってピクニックをしました。やっぱり買い出しとなると楽しくてたくさん買いすぎでしまうわけで、スコーンなどのお菓子やら総菜やらが食べ切れず残りました。それらをみんなで分ける段になったとき、どうしても高カロリーなスコーンを家でたくさん食べたくて(人前だったらバクバク食べれませんからね)こっそりカバンに入れてしまいました。普段の私だったらスーパーの出来合いの食品を家で食べる習慣がないので遠慮する、もしくは少しのスナック又は最も健康的なものをいただくことだったと思います。でもその時の私は(今でもそうかもしれない)良くないとはわかっていながらあの大きなスコーンのパックを自分のためにとってしまったのです。パックにはだいたい6個の巨大なスコーンが残っていました。みんなで一緒に帰路ついて談笑している間も頭の中は家でスコーンを食べることでいっぱい。すでにピクニックで2個(ほかの人は一個だけだったかな)食べたのに、帰ってからは洋服も着替えずカバンもそのままに、立ったままスコーンをほおばっていました。立て続けにおよそ4個。合計で6個、およそ1200キロカロリーのスコーンを一日に食べてしまいました。
そこからだと思います。対しておいしいわけではない甘いものを食べることに執着するようになったのは。食べているときは頭が空っぽで幸せ、そのような気分を味わったのは人生で初めての経験でした。

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