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大好きな音楽を楽しむ

一度離れた音楽

私は2024年の夏頃にユーフォニアムという楽器を購入しました。
高校時代、吹奏楽部に所属しておりクラリネットを担当していました。

↑この楽器(検索エンジンより引用)

高校在学中に祖父母にクラリネットを買ってもらったものの、高校卒業後は楽器に触れていませんでした。なかなか、楽器をしたいという気持ちになれず、ただ保管しているだけの状態になってしまっていました。
でもやっぱり“音楽が好き”という想いは変わらず、自分が住んでいる市の吹奏楽団の演奏を聴きに行ったり、YouTubeで色んな楽団の演奏を観たりしていると、“自分も音楽がしたい”という気持ちが再び芽生えてきました。

吹奏楽にこだわる理由

私は、ただ音楽が好きなだけでなく、『吹奏楽』にこだわりがありました。
高校時代、吹奏楽部に所属していた私は、勉強そっちのけで毎日の部活を心から楽しんでいました。強豪校ではなかったので、みんなで音楽を楽しむということをモットーに日々練習していました。そんな思い出が心にずっと残っているので、一人で楽器を演奏するのではなく、みんなで音楽をつくりたい気持ちが大きかったんです。

楽器選び

少し専門的な話になりますが、音域について説明させてください。
クラリネットという楽器は、吹奏楽では高音域グループに属します。

(検索エンジンより引用)

高音楽器は、曲中では主にメロディーや装飾などを担当することが多いのですが、私は密かに陰で支える『中低音楽器』に憧れを抱いていました。低い音があるのとないのとでは、曲の感じや聴きごたえが全然違ってくる。音楽には欠かせない存在です。
それもあって、クラリネットを見捨てるわけではないけど、中低音楽器に挑戦してみたいと思ったんです。

本当は低音楽器に属する、『バリトンサックス』をしてみたかったのですが、楽器屋さんに問い合わせると、入荷までに1年くらいかかると言われてしまい諦めざるを得ませんでした。ちなみにバリトンサックスは、クラリネットと同じ木管楽器かつリード楽器なのでアンブシュア(楽器を吹くときの口の形)がそんなに変わらず、すぐに吹けると思いました。だけど1年も待てない!と思ったので、やったことのない金管楽器に挑戦してみようと決意しました。

アニメに影響され…

ちょうどどの楽器にしようか迷っていた頃、アマプラで『響け!ユーフォニアム』というアニメを見つけました。
《青春部活動物語で、北宇治高校の吹奏楽部が全国大会を目指して奮闘する》というアニメです。普通に面白そう!と思って最終話までじっくり観ることにしました。
主人公が担当している楽器が『ユーフォニアム』という楽器でした。
私は吹奏楽部だったのにも関わらず、ユーフォニアムがどんな音色をしているのか全然覚えていませんでした。主人公のユーフォニアム演奏を聴いていると、心が落ち着くし、何より柔らかくて優しい音色にすごく惹かれました。
私はこのアニメの影響もあって、ユーフォニアムを購入することを決めました。

(検索エンジンより引用)

仕事との両立

私が欲しいと思ったユーフォニアムは、『YAMAHA/YEP-642S』という型番でした。値段は約70万円。ハンドメイド作家である私からすると高すぎるお買い物でした。3年のローンを組みました。同時に、今までよりも仕事に熱を入れなければ!という強い気持ちを持つことができたので、それはそれで良いことだと思うようにしました。
現在も毎月少しずつローンを返済しています。

家族を巻き込む

楽器を購入して、どこかの吹奏楽団に入りたいと思っていた私ですが、どうしても一人で行動することが苦手で嫌だったので、楽器経験のある母と楽器経験のない妹を誘うことにしました。2人は承諾してくれて、母は『アルトサックス』、妹は『打楽器(ドラム)』を担当してくれることになりました。私がユーフォニアムを購入した際、一緒に母のアルトサックスも購入したのです。母と2人でハンドメイドの仕事をしているので、2人で頑張って払っていこうと約束しての決断でした。遅れて妹は電子ドラムを購入しました。

これから入る楽団を探そうとしていたところ、偶然、楽器を購入したお店に吹奏楽のサークルがありました。話を聞いてみると、『初心者さん大歓迎』とのことだったので思い切って3人で入ることにしました。少人数なのであまり緊張することもなく、今では楽団の皆さんと仲良く音楽をすることができています。

これからも

『また吹奏楽がしたい』と思い立ってから楽器を購入するまではとても短い期間でした。
好きなこと・やってみたいと思うことは、ぐるぐる考えるよりも実際に行動してみることが、結果的に人生に色をつけることに繋がるのではないかと私は考えています。
これからも大好きな家族と大好きな音楽を続けていきたいと思います。

また、楽団での活動記録などもnoteに記す予定です。

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