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風光る三谷坂【和歌山・取材記事】

4月14日、紀州かつらぎ熱中小学校のライター部有志4名で
世界遺産に登録されている高野参詣道の三谷坂を歩きました。

三谷坂とは、丹生酒殿神社から丹生都比売神社までの、
「三谷の地と天野の神社を結ぶ参詣道で、
高野参詣道の中でも最も古い祈りの道」です。
「天野は聖地とされ神職でさえ住むことが出来ず
三谷の地に住み、毎日歩いて通った」
と言われる道でもあります。

スタート地点・丹生酒殿神社

まずは、丹生酒殿神社に道中の安全を祈願し、そこから三谷坂へ。
明るい若葉の揺れる柿畑の中を歩いて行きます。
初夏のような日差しの中、時折り吹く風が爽やかでした。

要所、要所に見どころがたくさんあります。
宮滝、笠石(見晴らしが良いビューポイントにあり、眼下には紀の川平野が見渡せます)
以前は田んぼだったであろう石垣も残っていて、
そこには柿や蜜柑の木が植えられていました。 

野の花の写真を撮ったり、カエルの鳴き声を聞きながら進みます。
鉾立て岩・経文岩 涙岩・拝水 まっとう岩
頬切り地蔵では、皆で般若心経をお唱えし
北岡さんの美味しいオレンジをいただきました。

その後、笠松峠を抜けると天野の里が広がります。
ちょうどこの日は、丹生都比売神社の花盛祭。
色とりどりのお花が飾られている中、
タイミングよく、渡御の儀を見ることができました。

多くの参拝者が集まる、花盛祭の丹生都比売神社

華やかな時代衣装の渡御行列を見届けてから、
お昼ご飯には、
以前、かつらぎ熱中小学校の講師を務めていただいた、
戸田農園さんの「新城BASE」へ。


ローストビーフとユメカサゴのお造りがメインのランチ



戸田さんこだわりの食材を使ったランチはとても美味しかったです。


色鮮やかなスムージー


そして、食後の飲み物は「まるひで農園」さんの
ブラッドオレンジを使ったスムージーをいただきました。

皆さんと三谷坂を登り、花盛り祭を見て
「新城BASE」でのランチ。
なんとも充実した、楽しい春の1日でした。

(ライター部:貞廣 清美)


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