003.橋爪ももさんについて(その3)
橋爪ももさんの曲の特徴は、ご自身で「哀愁ロック」と評しているとおり、何といっても哀愁漂う歌謡ロック調の曲になるかと思います。
応援歌であったり激しい情むき出しの曲であったり、ももさんのストレートな感情や想いが楽曲に見事に表現されています。
MCやラジオではとっても明るくて面白い部分の目立つももさんですが、同時に繊細で敏感で優しい心の持ち主であることが楽曲を通してよりわかります。
ももさんの曲はどれも魅力的ですが、わたしが特に好きな10曲について簡単に綴りたいと思います。
■脈々
ももさんを好きになったきっかけの曲。この曲に励まされるファンは多いハズ。そして2024年8月30日のワンマンで、この曲への想いを語ったももさんのMCを思い出して、度々涙目になります。
■猫です
ストーリー性のある曲。優しさと淋しさを感じます。1つの映画を見たかのような気持ちになります。初期から歌われてる曲であり、ももさんの代名詞というとこの曲なのかもしれないです。
■独身
この曲を聴くと、生きていると後悔することはたくさんあるけど、それだけではなく希望もあるんだと思えて救われます。ももさんのライブで近藤康平さんがライブドローイングで描いた絵を、ラッキーにもジャンケンで勝って手に入れ、部屋に飾ってます。
■今更
幸せも孤独も平等にある、あなただけではない と寄り添ってくれる曲です。
■本音とは醜くも尊い
この曲の底辺を這いつくばるような重々しい感じが、クセになります。
■R.I.P
曲の題材は重々しいですが、ももさんの優しい声に癒されます。「脈々」とこの曲がわたしの落ち込んだ時の2大応援歌です。
■口角
激しい口調に変わる部分はわかっていてもいつも うぅ ってなります。心の叫び・怒りをこんなにストレートに表現できるももさんの才能を感じる1曲です。
■変態
曲の中で未来に進もうと気持ちの変化が見られ、前向きになれる曲です。私の中では「脈々」「独身」「今更」「変態」が、ももさんの4大哀愁ロック曲です。すべて漢字2文字なのは偶然なのか否か...
■M
痛みが気持ちいい と歌うまさにMの曲。実際はそんな単純な歌詞ではありませんが。ライブ中「痛いのたいの飛んできて!」というコールで盛り上がります。
■結局のところ
ライブで1回聴いてとってもカッコよかったです。駆け抜けるようなスッキリする曲調です。音源化して欲しい曲の1つです。
つづく