十人十色 チェーンオイル
チェーンがサビる前にメンテナンスするのが当たり前だとお考えの方には全く無益な記事です、読まなくて結構です。
雨のなか自転車で走ったあとにチェーンを清掃して注油するのが理想ですが、現実問題でこんな事をする方はほぼいません。
自転車店の啓発が不十分という方もいますが、面倒なことをしたくない方が多いのでやむを得ない。よって今日、サビだらけのチェーンでキュルキュルいっている自転車がそこらじゅうで走っています、これが現状です。
本来はチェーンがサビてるから交換しましょう、ぶっちゃけ一番良い。
ギアまで摩耗していると、チェーンとギア一式交換で更にUP
を踏まえて
サビだらけのチェーンに何のチェーンオイルを使ってますか?
塗らない、という選択もあります、一雨降れば同じである。
自分は鉱物エンジンオイルがメイン、粘性が高めでオイラーでリンク左右を塗布、希釈する意味合いも含めサイドはやわらかいオイルスプレーを吹いています。ゴミは拾いにくいです。安価です。
新品チェーンに交換をした場合にもオイルは塗布しています。ラストレスチェーンも固着しやすいので塗ってます、効果はどうか?どうせ注油しなければいつかはサビて固着するので少しでも延命できれば程度の考えです。
ハーフカバーや外6速のサビだらけのチェーンにはあまり意味はありませんが、お客さんに「やっときました」感を出すために塗布してます。でも全く効果が無いとは思いません、キュルキュル言わなくなりますからね、しばらく。この組み合わせも雨には弱いです。
フルカバーのママチャリのチェーンはワリとオイルが残っています。サビは少なめ、サビているならカバーの水抜け穴がふさがっている可能性があります。場合によって水抜き穴を開けます。
スピンドルオイル(ミシン油)の方もいます、定番です。知り合いは一斗缶で買っているのでたまに分けてもらっています。エンジンオイルとスピンドル油のブレンドは粘度的には良さそうです、でもやってません、安価です。雨に弱い気がします。
どこのメーカーか忘れましたが自転車チェーン用の市販グリススプレーを使っている方もいます。かなりやわらかいのでゴミは拾わない。高いです。
ワコーズのチェーンルブをサビだらけのチェーンに吹くのは愚でありもったいないのでメンテナンスがなされているロードバイクに使います。高価です。
ワコーズのメンテルブはワイヤーなど使える範囲が広いですがやわらかく雨に弱いです。雨のサイクルイベントで200キロ走ったら、ハイギア走行時にRDチェーン詰まりが起きたことがあります。チェーンルブの方が雨に強そうです。
余談ですが雨のイベントに参加するならリキッドタイプのチェーンオイルは少量持っていた方が良いです。
メンテルブも高価です、使う自転車を選びます。
高級ミニベロの9Sチェーンにラスペネを吹いているのを見たことがあります、こういった使い方もあるんだ、自分はやりませんが、高価です。
ママチャリ一般ユーザーはスピンドル油(ミシン油)がホムセンで小売りしているのでそれを使うのが良いかと、サビだらけのチェーンに何塗っても劇的な改善はないですが、サビる前なら塗布する価値はあります。
スピンドル油のスプレーがあるといいのですが、
自分は知りません。
あと、CRC556神話は強いです、使ったらダメですよ。
安いオイルを使うことを蔑む方もいますが、普通の方には分からないでしょう。こっちはプロで使う量が半端ないです、効果とコストのバランスでオイルを選択しています。
まとまりがありませんが、ここで一旦おしまいにします。