夏至だしムーミン谷の夏まつりを薦める
ムーミンシリーズ5作目(別巻含む)である「ムーミン谷の夏まつり」。
なぜこの本をオススメするかというと、今日が夏至だからです。
もう少し詳しく言うと、この物語は夏至の日の出来事(正確には夏至までの数日間。多分)なためです。
あらすじはこんな感じ↓
中盤では、エンマというねずみが出てきて、劇場について解説するシーンがあるのですが、そこでのムーミンママとの掛け合いが漫才のようで面白いので、ぜひ、実際に見てほしいです!
次にスナフキンについてですが、私はムーミンをアニメ版しか知らない人にこそ読んでほしい、それくらい今作の彼はユニークな役回りです。
アニメ版のスナフキンはクレバーな印象ですが、小説のスナフキンはわりとアナーキーです。
詳しくはネタバレになるので書けませんが、立て札を壊したり、公園番を感電させたり・・・実はムーミン谷で一番ぶっとんでいるのはスナフキンかもしれません。
なぜそのような行動に走ったのか、気になる人は読んでみてください。
さて、ムーミンの小説は、内容はさることながら、挿絵も洗練された綺麗なものとなっています。
挿絵もよく見ながら読んで、と言いたいところですが、絵の方に気を取られすぎて話がよく分からない、なんていうのもあまりよろしくないので、一週目は物語、二週目は挿絵に注目して読むと楽しいかもしれません。
(勿論、挿絵→物語の順でもありです)
最後に、この作品ではニョロニョロのちょっとした秘密が書かれています。
そんな6月のお話「ムーミン谷の夏まつり」、皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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