レジンコミックスのBL漫画の魅力を伝えたい
大好きなレジンコミックス(以下、レジン)のBL漫画の魅力を、一人でも多くの方へ広めるべく、初めてNOTEを書きます。レジンのBL作品について知りたいと思っている方の参考になれば、これ以上の喜びはありません!
1.自己紹介
はじめまして。BL漫画を愛する夏野ガタカと申します。31歳女です。
まずは興味を持って記事を読んでくださりありがとうございます涙。
このNOTEを開いたということは、あなたは少なからずBL漫画に興味をお持ちなのではないでしょうか、、、素晴らしいと思います✨✨
初めに少しだけ自己紹介をさせて頂きます(は?興味ねえよ、という方は自己紹介スキップしてください笑)。
中学生の頃、友人の勧めがきっかけで、BLの世界に足を踏み入れました。個人的に、BLの世界は「海」に例えられると思っています。腐女子の皆様は、どこまでも広がるBLという大海の中、自分が萌える作品を追い求める航海をしているのではないでしょうか。
ボロい木舟で旅をスタートした私ですが、高校ではバイト代を基に船がボートになり、社会人になってからはさらに資金力を得て、漁船に進化しました。BL海に眠る、キュンキュンを超え、ギュンギュンできるような宝(=作品)を探して、日々旅して参りました。
それまで、日本の商業BLしか読まなかった私が、5年前に初めてタイBLを知りました。日本のBL文化が海外に波及していることに感動すると同時に、私はこれまで何て狭い海で泳いでいたのかと思い知ることになりました。それ以降、外国BL作品にも注意を向けるようになり、ある日、韓国BLに巡り合ったのです。レジンとの出会いです。
自己紹介はこれくらいにしまして、これからレジンの魅力をご紹介して参ります!
2.レジンコミックスとは?
レジンコミックスとは、韓国ソウルに本社を持つ、「株式会社レジンエンターテインメント」が運営する、グローバルウェブコミック配信サイトです。2013年にアプリがリリースされ、色々なジャンルの漫画を配信しています。
日本のコミックシーモアやBookliveのようなサイトです。だたし、そういったサイトよりもオリジナル作品が強い、強すぎるのです。つまり、レジンでしか読めない作品があり、それにより差別化が図られています!
日本語用のサイトがあり、人気順、新着順での検索や、#幼馴染、#SM等の、キーワードでの検索が可能です。作品ごとに連載日(例えば、毎月3日、13日、23日等)が決まっております。
ただ、韓国レジンで連載している作品が翻訳されるまでには時間が掛かり、約1か月遅れぐらいで英語サイトで配信→約3~6カ月遅れで日本語サイトに配信という感じです(夏野ガタカ調べ)。
レジンで有名なBL作品の一つ、「夜画帳」はご存じの方が多いのではないでしょうか。とてつもない画力、ストーリー設定により、多くの日本ファンを獲得した作品です。
レジンBLは日本だけではなく、アジア圏、英語圏でもファンが多く、そういったファンに支えられ、これからも素晴らしい作品が出てくること間違いなしです( ;∀;)。
レジンの説明は一旦ここまでにして(もしサイトの使い方、課金方法等、知りたい方はコメントください!)、ここからは私の一押しの作品紹介を致します!
3.全腐女子が読むべき「SHUTLINE」
すみません、本題は此処からです笑。
皆さんに「SHUTLINE」を勧めたくて、この記事書いてるんです笑。
腐女子の皆様は、寝ても覚めても忘れられない作品に出会ったことがありますでしょうか。長い航海の中で、私はついに見つけることが出来ました。
それがこれから紹介する「SHUTLINE」でございます🤤。
3-1.作品情報、あらすじ
●作品情報
SHUTLINE(シャットライン)は、2021年9月に配信がスタート(韓国では21年4月)しました。
作家様はKYOU先生で、レジンでは初連載のようです。
現在、日本サイトでは第2部まで完結しています(24年3月、全77話)。
韓国サイトでは、ついに待望の第3部の連載がスタートしています✨。
※日本レジン様側に日本サイトでの連載時期について問い合わせをしましたが、現時点では未定とのことでした涙!
●あらすじ
さすがのちるちるサイト様です。分かりやすい(笑)。
物語の舞台は現代、ニューヨークです。レジンのジャンル表示では「#ハードボイルド、#強気受け、#契約関係」という振り分けがされています。まさにその通りで、酸いも甘いも知った大人の男二人が、ぶつかり合いながらも、互いに惹かれていく様子を描いた骨太BL作品です。
3-2.キャラクター
●受け
名前:ムン・シンゴン 문신건(30歳)
国籍:韓国系アメリカ人 ※生まれは韓国で、幼少期にアメリカ、デトロイトに移住。
身長:180cm
誕生日:8月5日
背景:養護施設出身で、自分の力でここまで生き抜いてきた苦労人。感情の浮き沈みは少なく、淡々としている。幼少期の経験から、薬物やそれを取り扱うマフィアを軽蔑している。20歳の頃に、それまで暮らしていたデトロイトを離れ、更なる収入を求めてニューヨークへ拠点を移す。車が何よりも大好きで、ストリート整備士として車の修理をしながら、時に「特別なサービス」をして生計を立てている。
はい、顔が、、、、信じられないくらいカッコイイですね。そしてこれまた信じられないことに受けです(笑)。いまだかつて、こんなに男臭く、色気のある受けが居ましたでしょうか。日々体を使って働いているシンゴンの体はムッキムキです。
シンゴンは、幼少期の経験から、カネと車と自分以外はまるで信じていません。誰かに頼ることもしません。感情を表に出すことが苦手です。そんなシンゴンが、ある日ジェイク・ギランに出会い、人生が変わっていきます。シンゴンは、ジェイクの正体に疑問を持ちつつも、ジェイクに感情を揺さぶられ、少しづつ自分の心を開いていきます。
その様子が、、、最高なんですね。
●攻め
名前:ジェイク・ギラン Jake Gillan(32歳)
国籍:アメリカ人
身長:193cm
誕生日:9月19日
背景:悪名高きギャング集団「マーシフル」の幹部。幹部として、色々なマフィアとのつながりを持つ。冷酷無慈悲に相手を追い詰め、完璧に仕事を実行する謎多き男。バイセクシャル。人間離れした白い肌と、体格で、周囲の人間を圧倒する。話が進むにつれて、ジェイクの正体が明かされていく。
なんか下手なことを言ったら、すぐにぼこぼこにされそうな、怖いデカいお兄さんです笑。ほんとに32歳?うそやろ。
ジェイクもまた、殆ど感情を表に出しません。おそらく仕事柄、弱みを見せないように今まで生きてきたんだと思います。
最初にシンゴンに出会った時、ジェイクのまなざしから、明らかにシンゴンに性的な意味での魅力を感じていることが分かります。そのまなざしが、いつしか、「愛」に変わっていくんですね、、、、たまんないんですね。
ジェイクは今までいくつもの修羅場を乗り越え、ちょっとやそっとのことでは感情を動かされません。しかし、シンゴンの持つ心の強さと、その内側に隠された弱さを垣間見るうちに、ジェイクはシンゴンに惹かれていき、どんどん執着していきます。
3-3. みどころ
●ハードボイルドな描き方で、読者の想像が膨らむ
前述のとおり、二人とも思いを口にすることをあまりしません。そんな二人が互いに惹かれていく、心を通わせていく瞬間を、KYOU先生はセリフ以外で表現します。
例えば、まなざしです。本作はよく目元のアップのシーンが出てきます。怒りや執着、愛しさなどの感情がまなざしに現れています。全てを言葉で語らないからこそ、読者は、今この瞬間二人がどんな気持ちなんだろう、、、?と想像がどこまでも膨らんでいきます。
また、互いが互いの体の好きな部分があって、それを求めるシーンが良く出てきます。
例えば、ジェイクは、シンが車の整備をしている姿を見るのが好きです。ススまみれ、汗まみれになっているシンの傍に行っては、シンの匂いを嗅ぐシーンがよく出てきます。シンの脇を舐めるのも好きなんです笑。
シンは、ジェイクの胸と耳がとにかく好きです。シンが、ジェイクのとんでもなく厚い胸板を触っているシーンがよく出てきます。あと、ジェイクの耳をよく噛みます。
言葉にしなくても、まなざしや行動の端々に愛が溢れているんです。
KYOU先生、、、、、、、天才です。
●ギャップ萌えが堪らない
感情が表に出ない二人ですが、二人っきりになると、時折感情が爆発します。
特にラブシーンのギャップ萌えはすごいです。普段クールなのに、イチャイチャするときは、本当にイチャイチャします。特に、ジェイクの溺愛っぷりが、数を重ねるうちに激しくなっていきます(詳しくは本作を読んでください、お願いします笑)。
他にも、ジェイクはシンゴンから他の男の影を感じると(シンゴンはモテます)、冷静ではいられなくなります。首筋にキスマークを発見した時には、それを上書きするかのように、執拗にキスをします(ありがとう)。
シンゴンは、決して涙を見せないのですが、ジェイクを信じていいのか迷った時には、今にも泣いてしまうのではないか、、、というような表情で、ジェイクを見つめます(守ってあげたい)。
普段はクールな二人だからこそ、感情が揺れた時の表現が際立ち、そのギャップに読者は心臓が止まりそうになるんですね笑。
読むときは本当に注意してくださいね。
私も何度も心臓が止まりかけて、呼吸困難になりましたので汗(←は?)。
4.まとめ
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました涙。
レジンについての説明から始まり、一押しの「SHUTLINE」の魅力についてご紹介させていただきました。
正直なところ、「SHUTLINE」の魅力の1/3もお伝えしきれていません、、、(悔しい)。この記事を気に入ってくださった方が居れば、もっと細かく、魅力を解説していこうと思います。
実は、私は、「SHUTLINE」の第3部がどうしても読みたくて、韓国レジンサイトで課金し、韓国語を勉強しつつ、papagoという翻訳アプリを活用して読むという、茨の道を歩み始めました笑。
この記事で、レジンそして「SHUTLINE」に興味を持ってくださった方、後悔させませんので、レジンの海に飛び込んでください!!
皆様のBLの旅がより良いものになりますように💛
最後まで、ありがとうございました!!
#Lezhin Comics
#レジンコミックス
#Shutline
#シャットライン