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息子の合指症。退院~現在まで


3回シリーズ最終回。
過去の記録は下記。



退院~抜糸まで

抜糸は退院してからちょうど8日後だった。職場の看護休暇を使って、ワンオペで自宅保育したのは丸3日。他は土日祝や、パパのワンオペが1日。
ギブス管理であったものの、元気な息子と平日をまったり過ごすなんて、育休以来。ギブスに向けられる世間の目は気にせず、買い物に行ったり、支援センターに行ったり、Netflixで「ブラッシュアップライフ」を全話観たり…。休みを謳歌した。
肝心の息子は、退院日こそ立ちたくて・歩きたくてご機嫌ナナメ気味だったが、適応能力が高いのか、それ以降はそんなにぐずることなく、過ごしてくれた。

抜糸~ギブスカットまで

抜糸は日帰り入院という形で。大人ならすぐ済むが、子どもは暴れる危険性があるため全身麻酔。朝から行って待ち時間こそ長かったが、手術室にいたのは1時間もかからず、あっという間に終了し、再度ギブス固定の姿でご対面。今回は術後せん妄様の泣きはなく安心。

傷のつき具合が順調とのことで、ギブスカットはその10日後の予約となった。
さあ、この間もまだ保育園の登園は禁止。8泊9日の日程で義両親が泊まりがけで来て下さった。義両親はかなり遠方に住んでおり、これまで何度か泊まりに行ったものの、我が家に泊まるのは初めて。東京の小さな戸建ての我が家。当然部屋に全く余裕はなく、当初私は全く乗り気ではなかった。

……が、これも終わってみると来ていただけて、本当に助かった。孫大好きおじいちゃんおばあちゃんなので、ずっと面倒を見てくれたし、何より仕事から帰ってきて、温かいごはんが用意されている幸せ!!
いつも生協のミールキットや冷食ばかりで済ませているのだが、ごく普通の手料理が身に染みた。
時代が違うとは言え、私も将来我が子にこういうご飯を食べさせたいな…。あぁ、理想と現実のギャップ。
また、ちょうど職場の昇級試験があり、休日にそちらの勉強に専念できたのも、大変ありがたかった。

ギブスカット後は手術部位に簡単なテーピング管理を施す。指をカットした分、外に広がっていかないように、第4・5指を軽く固定。保育園では靴下を履いて過ごして、よほど強くぶつけなければ、何をしても良いとのこと。
靴も専門店でオーダーメイドかな…と心配していたが、普通の靴で問題なし!
手術前に習得していた「歩く」という行為、ギブス外れてすぐに出来て安心。

保育園復園!

1か月休園の届を出していたが、思った以上にギブスカットが早かったので、前倒しで復園!
というのも、1ヶ月前からやり取りを行っていたベビーシッターの会社では、シッターさんが手配できず。結局いつも病児の時にお世話になっているマッチングのシッターさんに1日お世話になったが、それ以上は無理だ‥と判断したため。結局大手がシッター数も多いし、使い勝手が良いことを学ぶ。

ここでも心配症な私は、慣らし保育からするのかな…⁇なんて思っていたけど、ノープロブレム。復園初日こそ少し泣いてしまったようだが、また楽しく通いだし、安心。
約1ヶ月保育園の雑菌達から離れていた分、すぐに鼻水を垂らし始めたのは想定内‥‥汗

まとめ

現在もテーピングは継続しており、手術の傷跡こそ残っているが、赤みも段々引いてきており順調な経過。
保育園復園後は夏も終わり涼しくなったため、0歳児クラスでも外の公園にお散歩に行くようになっていた。休日も公園に連れて行き、たくさん歩かせている。

振り返ってみれば、あっという間だった。初めから手術を受けさせることに迷いは少なかったけれど、やっぱり今の時期に手術して良かったと思う。

迷って心配して→安心→迷って心配して→安心…の繰り返しだったなと、言語化して再認識。
子育て、いや、人生全般そんなものか。その山谷の高低差が短期間にギュギュと詰まっていた感じ。

主治医の先生によって多少指示や経過が異なるとは思うが、同じような状況で迷っているお母さんお父さんの参考になれば幸いである。
長文駄文をお読みいただき、ありがとうございました。





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