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映画「キャプテンアメリカ ブレイブニューワールド」感想と解説

こんばんわ✨
マーベルの中でもっとも大好きなシリーズの「キャプテンアメリカ ブレイブニューワールド(以下略BNW)」の作品が公開されました!とりあえず2回見てきたので解説と感想を語ります。

キャプテンアメリカシリーズ本当に大好きなので、マーベル映画にあまり詳しくない方でも楽しんでほしくて説明初心者向けに書いてます。

🌈✨キャプテンアメリカ ブレイブニューワールド

キャプテンアメリカのシリーズとしては「ザ・ファースト・アベンジャー」「ウィンターソルジャー」「シビルウォー」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(以下略F&W)」に続く、ドラマ含めて5本目の作品です。

https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-america-bnw

《あらすじ》
“正義の象徴”を受け継いだ〈新たなキャプテン・アメリカ〉の物語。
アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…!
だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった——。

https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-america-bnw

🌈✨BNWに関係がある他作品やキャラの説明

BNWは、スティーブロジャースのキャプテンアメリカをサムウィルソン(元ファルコン)が受け継いだ"後"のお話です。※BNWのストーリーを把握するための最低限の説明です。

★「インクレディブル・ハルク」

ロス将軍はハルクの力を利用しようとブルースバナー(ハルク)を追いまわす。ロス将軍の娘でブルースの恋人のベティは父に怒る。※この件でずっとロス将軍とベティは音信不通だった模様。

サミュエル・スターンズことリーダーは、ハルク化したブルースを助けようとしてくれた天才。その際にブルースの血を浴びてしまう

★「エンドゲーム」

サノスを倒し、スティーブロジャースとして人生を全うしたキャプテンアメリカは盾をサムへ渡す。

★「ファルコン&ウィンターソルジャー」

サムはイザイアという1人の黒人男性と出会う。イザイアは政府から騙され超人血清を打ち、スーパーソルジャーとなり政府に尽くすがキャプテンアメリカにはなれず、黒人差別を受け30年牢獄され人体実験された過去があった。

なんやかんやあって葛藤しつつもサムはキャプテンアメリカを受け継ぐことになります。※ここは簡単に書けないのでF&W見てください!!!笑

キャプテンアメリカになったサムは、イザイアが政府に貢献したのに歴史から消されていた事実を世界へ公表し、イザイアは救われるのであった。

🌈✨BNWの解説

★キャラ解説とポイント

  • ロス大統領とリーダーの能力
    リーダーはハルクの血を浴びたがハルク化まではいかず、脳だけが活性化し人間には不可能な計算が出来る超人になる。それをロス大統領は利用し、ロス将軍は大統領まで登りつめ、心臓病も治してもらう

  • ロス大統領と娘のベティ
    ロス大統領は娘のベティに過去の行いを許してもらうため、自分を変えようとしていたが、結局政治を上手く運ぶために自分主義で動いていた
    ベティとはずっと音信不通だった。ロス大統領はベティと「桜並木の道」を散歩した思い出を大切にしており、またベティと散歩することを夢見ている。※この「桜並木の道」がとても大事なので覚えておいてください。

  • サムとイザイア
    F&W以来サムとイザイアは信頼し合える仲になるが、イザイアは政府にされた仕打ちがあるのでサムがキャプテンアメリカで政府に尽くすことに疑問を抱いている。

★用語解説

  • ヴィブラニウム
    めちゃくちゃ硬い最強の金属。ワカンダが原産地なのでほぼ独占している状態。キャプテンアメリカの盾やバッキーの腕に使われている。

  • アダマンチウム
    めちゃくちゃ硬い最強の金属。これさえあれば!!!強い兵器が作れちゃう!!!ヴィブラニウムが簡単に手に入らないのでどこの国も欲しがる夢の金属。これがセレスティア島で見つかる!!!(※映画は隕石から取れるという設定になってます。)

セレスティア島

★ストーリー解説と考察

  • 教会で起こった事件
    アダマンチウムめちゃくちゃ硬い金属なので加工するのも大変。それがなんと日本は世界で初アダマンチウムの加工に成功したそうです(すごい)
    そのアダマンチウムを盗んだ集団が、アダマンチウムを売るために教会で買い手を待っていたところ、買い手は現れずキャプテンアメリカと新ファルコンにより無事にアダマンチウムが回収されるのであった。盗んだ集団のひとりサイドワインダーは逃げる。

  • 世界サミット
    イザイアとホアキンを連れてサムは世界サミットへ招待され行くことになる。ロス大統領はどこの国も平等になるように、アダマンチウムを平等に分け合うことを提案し協定を結ぼうとする。※日本が唯一アダマンチウムの加工技術を持っているので日本にアダマンチウムを奪われるとどこの国もマズイ訳です。

  • 大統領暗殺事件
    世界サミットでイザイア含む数人がロス大統領を暗殺しようとするが失敗し投獄されてしまう。この時イザイアはロスを銃で狙うもわざと外している

  • 車に乗ってたサムがサイドワインダーに襲撃される
    サイドワインダーを倒すと電話がかかってくる。電話に出るとそれはサイドワインダーの雇い主のリーダーだった。電話の逆探知でキャンプエコーワンにいることが判明。サムとホアキンはキャンプエコーワン向かう。

  • 大統領暗殺の容疑者イザイア以外が全員殺される
    うっかり居場所がバレちゃったリーダーは焦ったのか、イザイアを危険にさらすことでサムたちが引き返えすように、マインドコントロールを使ってイザイア以外の大統領暗殺の容疑者を殺すも失敗(逃げる時間を稼ごうとしたのかな??)

  • 日本がアダマンチウムを分け合う協定を否定する
    真相を知るためにロス大統領は日本へ向かう。日本からアダマンチウムを盗んだのはロス大統領だという情報を入手しており、日本は協定を否定しセレスティア島に向かった。焦ったロス大統領もセレスティア島へ向かう。

  • キャンプエコーワン
    研究所を発見。そこでリーダーが光の点滅で潜在意識をコントロールしていたことが判明する。イザイアたち大統領暗殺事件の容疑者はマインドコントロールされており無罪だった。研究所にはロス大統領の身体のデータがあった。

  • リーダーの目的が少し判明
    ロス大統領に尽くし、自由の身になれず恨んでいた。教会の事件と大統領暗殺事件の首謀者でだった。日本へ嘘の情報を流したのもリーダー。捕まえていたサイドワインダーからも情報を得る。

  • ロス大統領を問い詰める
    サムはキャンプエコーワンの研究にロス大統領の身体のデータがあったのはなぜか問い詰めると、心臓が悪かったのを治してもらったことを白状し、薬がないと生きていけないのだという。なのでリーダーを釈放することはできなかった。娘のベティに許してもらうため、世界の協定を結ぶまでは死ねない。日本と対立してしまったアメリカは、日本より先にアダマンチウムを手に入れようとしていたが、戦争に発展してしまうためサムは止めようとする。

  • セレスティア島の空中戦
    米軍2機がマインドコントロールにより日本軍を攻撃する。ホアキンが負傷するも、サムは危機一髪のところで戦争になる事態を回避できた。(※2つの国が戦争になった場合でもそれぞれの国の背景にはまた別の国々が繋がっているので日米戦争だけでなく世界大戦になってしまうほど危険な状態でした)キャプテンアメリカの活躍により日本と和解し再度協定の話が前進した。

  • 研究所に会った薬の成分とリーダーの自首
    リーダーの目的はロス大統領を殺すことや戦争を起こすことではなく、大統領から失墜させることだった。心臓の薬はハルクになってしまう成分が入っており、ロスは心拍数が上がるとハルク化することが判明。リーダーが自首することで、ロス大統領が過去に行ってきたことが世界へ知られてしまった。

  • ロス大統領のハルク化
    会見中にリーダーが自首したことでメディアに情報が流れ、心拍数が上がりハルク化。ハルクはめちゃくちゃ強いので、人間のサムにはハルクに勝つことは不可能サムはとある場所へハルクをおびき寄せる

  • 桜並木の道
    怒りに満ちているロス大統領はサムの説得も意味なくハルクと戦闘になる。相打ちになり地面に埋まったことでロス大統領も一旦落ち着いたのかサムの言葉を聞いて桜の花びらを握りしめ人間の姿に戻った※桜並みにの道はベティと散歩した思い出がある場所だった。( ;∀;)

  • イザイアの釈放

  • ロス大統領とベティ再会
    やることやっちゃったから捕まっているけど、協定は結ばれることになり、ベティと面会できた。

🌈✨感想

普通に面白かったです!けど、正直物足りなさはありますw
何が物足りないのか原因はわかってるんですが(+_+)
以下良かったところも悪かったところも書いてます。ご注意。

めちゃくちゃ長くなった…w

★イザイアについて

F&Wが私的には神作だったので気になる部分が…

F&Wでイザイアはとても重要なキャラクターで過酷な人生を送った、サムがキャプテンアメリカになる覚悟や決意に影響を与え、最終話でキャップの博物館にイザイア像を設置したシーンにグッときて大好きになったキャラだった。

映画の冒頭で何故「政府」と仲良くするんだ、政府とは関わるな!とサムと会話をしているものの、サミットの招待に連れて行くことに一言も否定せずに「スーツはある」ってついて行き、リムジンの中でめっちゃ楽しそうにしてる笑

サムと知り合ってイザイアがこんな笑顔を見せるようになったのかと思うと胸が熱くなるのだけど、政府のいるサミットにそこまで楽しそうにできるのか??という疑問。

奥さんと式をあげた思い出のあるスーツで??いや、サムがカウンセリングしたのかもしれないけど、結構重たい過去を持ってるキャラだけどもう良いの!?と。だとしたらサムのカウンセリング凄すぎない???

F&Wにおけるイザイヤの役割は黒人差別の歴史と、サムがその歴史を背負う覚悟になってる訳で。個人的にイザイアには政府とは距離を保ってほしいキャラだったから尚更、サムの誘いとはいえ、何故そう簡単にサミットに行くことにしたのか葛藤か説得、無理やり連れて行ったような描写ぐらいあっても良かったのではないか?

何故、そこまでイザイアと政府の距離感にこだわるのかというと、イザイアの過去は、実際にアメリカで起こったアフリカ系アメリカ人に行った非倫理的人体実験「タスキギー梅毒実験」が元ネタで、実際にたくさんの黒人が人体実験と知らされず梅毒治療すると騙され死んでしまってる

実際の人が死んでるのを思うと、やっぱり軽く扱っていいキャラではないって思うから。キャプテンアメリカってそういうシビアなところを取り扱うことがあるので、イザイアが政府との距離を縮めるのであれば、それはしっかりと描きこんで欲しいなと思った。冒頭少しの会話だけでは納得がいかなかった。

重たい話はここら辺にして…

イザイアがサミットで暴れたシーンは良い意味でも悪い意味でもスーパーソルジャーだった。イザイアの現役だった頃を連想させるような戦いぶりで。このシーンはイザイアが本当に政府への恨みでロスを殺そうとしたのかと焦った。(ちなみにF&Wではサムの話であってイザイアの話じゃないのであえてイザイアの現役時代は描くのをやめたみたいですね)

投獄されて、サムと面会したときの泣いてるイザイアを想うとサムが絶対助けるってわかってても結構しんどかった。(またイザイア役のカール・ランブリーさんの演技が上手すぎて…この人やばい)もうほんとイザイアを苦しめるの辞めてくれ…

イザイアに関してはキャラの立ち位置として少し疑問が残ってしまったけど、報われてほしいキャラで、サムの隣にずっといて欲しくて、サムの支えになってほしいキャラで、大好きなキャラであることは変わってません。

アベンジャーズ結成ってなった時はサムはより政府側に属してしまうと思うけど(もちろんシビルウォーの二の舞は避けるにしても政府と全く関わらないことになればそれはお互いに協力し合うことにはならないので)イザイアは政府とは距離を保ちつつもサムやホアキンのサポートなり側で活躍してくれたら私は嬉しかったりする。

★サムについて

サムはサムだった。サムが新キャプテンアメリカなのはもうドラマでやったし、疑いもしてないから、すでに現役キャップぐらい慣れ親しんだような感覚で見てた。

サムのオフィスすごい広くて、壁には子供が描いたであろう盾の絵や何かの賞がたくさん飾られていて、既にキャプテンアメリカとしてたくさん活躍してるんだなと嬉しかった。

血清のことは悩み続けてるんだなって思った。スティーブは大切な人を守る為に血清打つことを選んでたくさんの人を救ってきたのも事実だし、私は元々スティーブのキャラに惹かれているので、スティーブ自体を救ってくれた血清のことも全否定もできなくて(イザイアの件をあれだけ語っといてこれ言いづらいんだけど)

サムの悩んでる姿を見ると、今後アベンジャーズ結成して宇宙人レベルとまた戦うことになったとき、また血清うんたらって流れになりそうじゃん(笑)スティーブのこともあるので私は逆に仮にサムが血清打ってもそれを否定したくないなーって思ってたんだけど(まあ打たないと思ってるけど)

打っちゃうとイザイアとの関係性も破綻してしまうから(まぁ打たないと思ってるけど) 打たない道を選び続けることがサムやサムのキャプテンアメリカとして描いて欲しいことかもな…

ただきっとサムはまだまだ血清打つのか打たないのか悩み続けて、なんならそれをずっとアベンジャーズでもネタとして戦闘中に言い続けそう笑

サムは血清打ったらおそらくそれも後悔するようなキャラだし、そんな中途半端な気持ちのまま打つと副作用で心のブレが増幅されて悪いところが出ちゃうかもしれない…と感じてしまった。

バッキーも駆けつけてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。バッキーの「スティーブは人々の希望だったけどサムは人々の目標になれる」って台詞はとても良かったし(誰かに書かせたらしいけどw)ホアキンとの関係がそれを物語ってたからとても良かった。

ところで…バッキー議員になるの??笑

サムとイザイアの関係もF&Wに続いて仲良くなっていて、イザイアもお堅い性格でも表情が明るくなっててそこは本当に嬉しかった! F&Wでも感じだけど、サムの良さが詰め込まれてる映画でしたね。

★ホアキンについて

可愛い。F&Wからサムとの距離感もグッと縮まってとても良かった。ホアキンがいるからサムの良さがさらに引き立ってる。でも引き立て役に収まらない十分にキャラクターの魅力を出せてて、この映画見た人はホアキン大好きになっちゃうんじゃないか!?ってぐらいホアキンが良かったですね!

F&Wでも体を張って無茶する子だったよね。ちょっと頑張っちゃう子すぎるので将来が心配ですがめちゃくちゃ優秀だし、これからの活躍が楽しみでますます大好きになった。ワカンダ製のスーツもらえるといいな。

★リーダーについて

インクレディブルハルクの伏線回収!!インクレディブルハルク直前に見直しといてよかった(伏線全然覚えてなかったw)

物足りなかったのはリーダー。裏ボスなのに小物感過ぎて、やってることは冷戦という戦争になるという一発触発状態なのに、リーダーの立ち回りが緊張感なさすぎる笑

もうちょいストーリーとして戦争1歩手前のヒヤヒヤドキドキハラハラさせてくれても良かったかな…世界戦争が始まってしまうヤバい!よりも、いつハルク化してしまうのかにヒヤヒヤ持って行かれて、もちろんそれも面白いんだけど、こういった戦争を取り扱う作品としてはもうちょいそこに重みが欲しかったかな。キャプテンアメリカっていう作品だから特に。

私は原作を知らないので、リーダーというキャラが天才なのに抜けてて可愛いらしい?キャラってのを知らずに見たんだけど笑
映画としての裏ボスのキャラではないよなぁと…なんかもうちょっとね欲しかったリーダーに関しては。

★ロス(レッドハルク)とベティ

最後ベティ出てきたの、なんとなく出てきそうな雰囲気序盤から感じてたけど、やっぱり嬉しかった!!

映画のあちこちに桜が見えたりしてるんだけど、協定結ぶときの会見のホワイトハウスでも綺麗な桜が咲いていて、それはロスがベティに向けてメッセージを伝えたのかな?と思うとグッとくる演出になってたと思う。

最後のレッドハルク戦も迫力あってすごくよかったし(サム頑張ったね!笑)サムだから一生懸命説得しようとしてて、桜を握りしめて人間に戻るシーンは良かった。

ハルク化すると恋人が説得するとその愛で落ち着くみたいな展開あるあるだけど、直接の関係性ではなくそこをサムがやるってのがまたいい。

桜並木の場所で戦ってたので桜の色とレッドハルクの赤が重なって華やかで画面が楽しかった。合成感すごかったけどw(再撮影繰り返したみたいだし編集する時間が無かったのかな…)

★空中戦やアクション

カッコいい!!!2回目はIMAXGTレーザーで見たので最高でした!大迫力で戦闘機ガンガン、大空を飛び回る、これこそ求めてたアクション、キャプテンアメリカとファルコンが融合したパフォーマンスだー!!!!

サムの空中戦での盾捌きすごすぎるw 人間技じゃないレベルだけど、相当練習したんだよね。努力家ってことにしておこう。

セレスティアル島という背景が最高。結構な大事件起こってるのにMCUでも全然触れられてなかったので。だれ???ここで空中戦しようって発案したの天才か????ありがとうございます本当。最高に最高で戦闘はこのシーンが1番好きかも。背景って大事!!!!!

★キャプテンアメリカという映画について

MCUの中で私が1番キャプテンアメリカシリーズが好きな理由、現代社会の問題や政治や戦争絡み、実話や歴史、問題提起が裏のテーマとして埋め込まれてるので、ただスーパーヒーローの映画を楽しむだけじゃなくて、戦争の政治の歴史を知ったり、問題提起を考える、世の中に必要な映画だと思うシリーズだからです。

F&Wが黒人差別がテーマであるけど

キャプテンアメリカというヒーローについて、スティーブとアンソニーは同じことを発言しているのにスティーブの発言は問題にならなくて、アンソニーの発言は問題視されるのも、黒人への差別を目の当たりにしてる。

世界的に今反DEIの流れになりつつあって、どっちかと言うと多様性を大切にしたい私は反対派ではあるので(これも一言で語れるものじゃないんだけど)映画で黒人さんが主役を務めることは、大切なメッセージを届けられると思ってる。

どうしても作品が作品なだけに政治モノを取り扱ってるので、現実の政治に繋がってるように見えるんだけど(トランプ政権のことです)製作陣が現大統領のことは一切関係ないとコメントしてそうなので、そこに触れるのは辞めておきます(確かにBNWが企画されたときはトランプ大統領ではない)

タイトルが『ニューワールドオーダー』から『BNW』に変更して、陰謀論含め、現実のものに繋がらないようにあえて避けてるので、過去作のシリーズの作り方とはちょっと違うんだと認識した。

ウィンターソルジャーなんかはオバマ政権のことをガッツリ問題提起してたので。でもサムの話に全振りしてるような作りなのでタイトル変更も納得である。

世間からこの作品に風当たりが強かったり、イスラエルとパレスチナ問題も絡んで、幾度となる脚本の変更や再撮影は、単に試写会の評価が悪いためだけではなさそうだと感じた。めちゃくちゃ苦労して作ってそう。

なので過去のシリーズと比べると、映画の内容的には埋め込まれてる問題提起のところが薄いんだけど、アンソニーがキャプテンアメリカを演じるということ、そしてこの映画が批判される理由が、映画の存在自体がすごく意味があるものだと感じました。ある意味これもキャプテンアメリカという映画が世の中に伝えらえるリアルなメッセージなのかなと。

だからこの作品はなおさら大切にするべきだし、アンソニーだから現実の人たちへ伝わることもあると、映画の中だけで面白かった面白くないとかでなく、たくさんの人にこの映画が、というかサムの、アンソニーのキャプテンアメリカが届くようにこれからも応援したい。

🌈✨最後に

もしここまで読んでくれてる人がいたらありがとう!!
次サンダーボルツ*ですね。楽しみ!!!!!


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ハイエナのねいねい
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