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藤原先生に起立!礼!1万時間と1%を意識したら人生戦略の解像度が爆上がりした件

みなさまこんにちは。
ジブン株式会社ビジネススクール、chapter5の課題図書2冊目です。

”藤原和博の必ず食える1%の人になる方法”読んで、、、いやaudibleで聴いてみました。話はそれますが耳読書は結構いいですね。まるで藤原さんが語りかけてくる様な感じで、ある意味テキストで読むよりメッセージを素直に受け止める事ができた気がします。自分に当てはめて考えた事を言語化し、行動につなげていきます。


①1%になる為の1万時間


色々学びのある本で紹介していくときりがないのですが、一つ自分の人生戦略を考える上でめちゃくちゃ役に立った事がありました。

・何かの分野で上位1%のプロになるのには必要な時間は1万時間
・1万時間とは毎日8時間で3年半/平日5時間で10年/平日3時間で16年半

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

この考え方です。これを元に自分のこれまで、現在、これからを整理すると漠然と人生を考えていては決して見えない景色が見えてきます。見え方を例えて言うなら昭和のテレビと4Kくらい違うかもしれません。

②見様見真似藤原流 42歳のジブン棚卸

何か始める時や転職を考える時、よく自分のこれまでの人生やキャリアを棚卸しする事を勧められる事があります。学校で取り組んだ事、会社での配属、資格取得や勉強等。これはこれで良いのですが、今回は上記の1万時間に関する目安を活用して整理していきます。

私は今42歳ですが、上記の1万時間目安で整理していくと何に時間を費やしてきたかのざっくりとした把握ができます。

まず本職の製造業でのサラリーマン、平日8時間コースで1万時間に達しますので社会人3−4年目には1万時間を達成、22歳から約20年はたらいていますので、5万時間以上の時間を注ぎ込んでいます。残業や出張も含めるとまさに主要な投資先という事になります。今の生活はこのサラリーマンとしての収入によって支えられており、順当な所です。

自分の場合、これに英語への取り組みが加わります。平均すればおおよそ平日3時間コースなので、16年半で1万時間に到達していたという事になります。年齢にすれば32歳。確かに30歳を超えたあたりから、商談や通訳などの依頼が来るようになった気がします。それから10年過ぎて現時点42歳ですので、かれこれ25年間、つまり1万5千時間を投入しています。

そして、今回一つ気がついたのがもう一つ英語と同じくらいに時間を投下しているものがありました。それは家事です。一人暮らしをはじめてから23年間、平日3時間コースで時間を投入しています。これも1万3千時間に達するので、家事についてはある意味でプロとしての自覚が芽生えても良いタイミングなはずです。

ジブン株式会社ビジネススクールでも紹介されたクロスオーバー戦略を考えるとすれば以上の3つが今すぐにでも掛け合わせて自分の強みとして掲げる事ができる可能性が高いものという事になります。この3つが自分の手元にあるカードなわけですね。実際にUターン転職をした際には製造業×英語というカードで就職活動をしました。

③まずは一本とってこう! 42歳以降のゲームプラン


では、これからどうするかという事です。もちろん本業の会社員は辞める予定はないので、継続して時間を投資しつづけるでしょう。ただ3年半毎に1万時間を投入するわけですので、その区切り毎にプロレベルに達する領域が増えていかなければならないという緊張感を持たなければなりません。

少し考えたのは英語への取り組みです。単純に英語に3時間投資してnoteの発信に3時間投資すると足し算だけしてしまうと家事や仕事が疎かになるのが目に見えています。年明けにnoteを始めて切に感じたのですが、今までのように英語をやって新しくnote発信も行うという事はどうにも成り立ちません。どちらかをとるか、あるいは両方を1つのものとして捉えることが必要となってきます。日本人の1日あたりの可処分時間は4時間程度という統計もあり、3時間を2つは現実的ではありません。

自分としては後者の英語への取り組みとnoteの発信を1つのものとして捉える事に活路を見出していこうと思います。逆にそれが必要だという部分もあります。これまでの英語への取り組みは主に自分が読み、調べ、訳すという所謂語学学習が主でした。これは会社員としての業務などと掛け合わせるには問題はないのですが、会社員以外とのクロスオーバーを考えた時にどうしても限定的になってしまいます。観光や日本の酒文化の紹介といった自分がやりたい事との掛け合わせを考慮するともっとアウトプット重視の方向に持っていく必要があります。

④ん、時間たりなくないか…ジブンの戦略的課題

ここで1つ自分が大きな戦略的な課題に直面している事に気がつきます。
年明けからnoteの発信を始めて約100記事程度の数なのですが、これでは1記事3時間と考えると300時間にしかならないです。これでは1万時間に行く前にクソジジイおじいちゃんになってしまいますね。
つまり、何かスピードを上げる方法(時間をもっと投入できる方法)を考えなければ発信で1%に入る事ができても、その頃には発信する体力がなくなっている可能性もあるわけす。
では、どうするか。今考えているのは本業の8時間を活用する方法です。本業は会社員ですが、もう一度業務を見直して発信や伝える力に関係する部分を洗い出し、積極的に社内営業を仕掛けていきます。それにより実質的に1日5時間を実現すれば10年位に短縮、更に時間数を積みます事ができれば40代のうちに勝負できるようになるはずです。このあたりはそろそろ時間との戦いを意識すべき年ですね。

今まで漠然と考えていたジブンの人生戦略に、1%になるための1万時間という物差しで見る事で突然解像度が上がった様に思います。実はこの部分は本の中では一部分にすぎず、他にも様々な目安で現代人の人生戦略が描写されており、そのバランス感覚と鋭さはさすがだなと感じさせられます。

⑤まとめ というか、起立!礼!

ランチェスター戦略で弱者が強者と戦い勝つのに必要なことを踏まえ、
Blue ocean戦略でそもそも戦わなきゃいけない市場をさける方針を固め、
今回の1%になるための1万時間で戦略を1日の時間配分にまで落とし込む

これまでの課題図書は全て一つの流れになっているように感じます。
本格的なビジネススクール(行ったことないですが)の様に練られたセレクションですね。

今回はテキストではなくaudibleだった事や藤原さんの語りかけるような文章の妙もあり、学生時代に戻った様な気持ちになりました。素晴らしい本を紹介してくれた木下先生、素晴らしい本を書いてくれた藤原先生に起立!礼!



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