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昭和のぶっ飛び母ちゃん

娘が2歳のころである。
きっかけは忘れたが、博多ラーメンというものが食べたくなった。
インスタントにしても当時は売ってなかった。
(博多ラーメンに似た味のうまかっちゃん発売は1979年昭和54年である)
どうしても食べたくて居ても立っても居られなくなり、娘を連れて新幹線に飛び乗った。
広島から博多に行き、地元の味が知りたくて駅裏の店を探して食べた。
スープが濃厚で、初めての味わいだった。
小さな感動を胸に、娘とふたりとんぼがえりした。
わたしの実体験である。

1975年昭和50年当時、新幹線ひかり 東京~大阪間往復5,030円。
広島~博多間の料金は検索しても分からなかったが、ラーメンの相場が211円だから相当に高いラーメンを食べたことになる。
その後、家計やりくりに四苦八苦したことは言うまでもない。

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