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みんなは、どうしている?
週一でショッピングセンターに行かなくてはならないワタクシたち一家。
その理由は、一つ前の記事に記した。
そこで、一つ思案していることがある。
知り合いにあった場合だ。
出会ってしまうにもいろんなパターンが考えられる。
パターン別のワタクシの対応を説明したい。
パターン① 思いがけずバッタリ
このパターンは、回避困難なため必ず挨拶をしてその場を立ち去る。
家族が一緒にいた場合は、好都合である。
相手も足早に去ってくれる。
そして、相手がだれであるかが案外重要だ。
娘や息子の知り合いなら、手を振って和やかに「またね~」と別れる。連れ合いの知り合いなら、会釈程度にして対応は連れ合いに任せる。
子どもをダシに「会計をしに行こう」とその場から消える。
なにせ、一刻も早くその場から離れる方法を考え実行するのみ。
社交性の「しゃ」の字も存在しなくなる。
書いていて、涙がでそうだ。
パターン➁ チラ見からの・・・
基本的には、休日に自分の職場の人とは会いたくない。
特に何ということもないが、会った時の気まずさをとにかく回避したい。
そのために、できる限りの努力をしようとする。
モールに入ってからのキョロキョロ。
背後はしょうがないにして、正面と左右は死守したい。
正面方向で知り合いを見つけた場合は、距離をとるように端に寄る。
全く興味のない店であっても、平場に置かれた商品に手を伸ばしに行ってみる。
左右方向は、子ども様にかまう。やたらめったら話しかけて、そちらの方向を見ない。気が付かなかったという流れをつくる。
しかし、ここまでの努力が無駄になることも時折ある。
向こうから声をかけてくれる場合だ。
これまでの努力に加え、所見の驚きを演出しなくてはならず、どっと疲れる。ありがたいのに、こんなこと書いてごめんなさい。
必要以上に「子どもの習い事が~」とか「(子どもに)ご挨拶して」などしゃべりすぎてしまい、社会人としての自分のコミュ力に疑念を持ってしまう。
休日は、家族専用のコミュ力に特化しているため、うまく他に回せない。
パターン③ 五感すべてを使って全力回避
最も望ましいパターン。
これはフードコート場面でよく活用する。
食事場面のあられもない姿(何がなのって思うが)+家族団らんは恥ずかしい。この恥ずかしいは、家族がという意味では断じてない!
何かわからないが、意識が食事に割かれている時に不意打ち「こんにちは」は余裕がなくなる。
自分が、コロナ以降職場での食事に気まずさを感じているからかもしれない。お菓子は食べるので、全く食べることに関して気難しい気持ちがあるわけではない。ただ、一口で食べれるチョコやクッキーぐらいで、食べ続ける食事が苦手になった。自分が食事をしている姿を想像すると、「う~」っと苦しくなる。
これは、今こまっていることの一つだ。
話がそれたが、フードコートでは対象者を見つけては、その姿を追いかける。それから、自分たちの席を決める。
対象者を一番見ているかもしれない。
怖いぞ、じぶん。
そして、移動するときには最も遠いルートで。
子どもたちからは「グネグネ歩くね」と言われるが、その通り。
互いに無防備状態で遭遇するのは、苦手だから。
面倒な性格のせいで、見つめられた対象者、必要以上に話しかけられグネグネ歩かされた子どもたち、この場を借りて謝ります。ごめんなさい。
連れ合いは、またやってると呆れているか、対象者を推理しているかもしれない。
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しかし、こんな面倒なことをしているのはワタクシだけなのだろうか。
案外、多くの方が同じような行動をとっているのではないだろうか。
そして、ワタクシも遠くから発見され、回避されているのかもしれない。
それは、相手の努力の賜物なので感謝申し上げる。
今後も互いに励もうぞ。
仕事になると役割を演じる部分があるから、コミュニケーションに関しても立ち振る舞いも「the 社会人」にできる。職場に近づくにつれ頭がはっきりしてきて、意識をまとっていくように。
休日の自分は、職場の自分を「the 社会人」と捉えていて本来の自分とは少し違うように感じる。
けれど、傍からみるとそれほどでもないだろうに、よく見せたい気持ちが働いている可能性もある。
一体、ワタクシはどんな人に映っているのだろう。
気になってしまうのがワタクシの性なのか。
自分が知らない自分を受け入れる心の余裕があれば、モールでのバッタリにも、にこやかに対応ができるのかもしれない。
そんな人に憧れもあるんだよね。
いつか、忍者のような警戒心を解いて、軽やかに歩きたいな。