「適当」に「良い加減」で
[SSD]※ 元々の意味を考えると違うのに、全く逆の意味で使われている言葉があります。
「てきとう」を「適当」と表すと「適して、当てはまっている」ということで正しい事という意味だと思うのですが、言葉にすると「テキトー」として、いい加減に扱うことのようにしか伝わりません。
例えば職場で「あの案件、処理してくれましたか」と問われて、「はい、適当に処置しておきました」と返事したら、「お前は何をしているんだ」とお説教が始まります。「いや、そんな意味では」などと釈明しても通じません。
この場合は敢えて「適当」ではなく「適切」と表現しておくのが大人の回答ですね。
ただきちんと対処するにして、「適度」と表現すると、多少の緩さを含むニュアンスにとれます。
いわゆる「ほどほど」ということですね。何事も「ほどほど」は寛容です。どんなに大事な仕事でも根を詰めて身体を壊したら元も子もありません。
また、いい加減な生き方はサイテーです。ただ、ある程度まで頑張ったのなら、後は緩くほどほどに生きる潔さも必要かなと思います。とはいえ「いい加減」ではなく「良い加減」とすると、また意味合いが変わります。
程よく適当にw過ごしたいものですね。
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