他人と比較してしまう
こんにちは。
Xでいただいたご相談にお答えしていきますね。
『こんにちは。私は常に人と比べてしまい、「どうして自分は上手くできないんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうことがよくあります。
人と比べてもしょうがないことはわかっていますが、どうしても比較してしまってその度に落ち込みます。
セナさんは人と比べることはありますか?
ぜひアドバイスをいただきたいです。』
人と比べることの根本的欲求というのは、
「自分もそうなれるはずなのに」という自身への期待からくるものだと思っていて。
凄すぎる人と比べたところで自分がそうなれるとは思わないので、落ち込んだりはしないのですよ。
あなたは、きっと頑張り屋さんなのですね。
頑張っているからこそ、「もっと出来るはずなのに」「もっとやれるはず」と自分に期待をして、そのプレッシャーに潰されてしまっているのですよ。
そして、そういった悪い比べ方が癖になってしまうと、自分の小さな成長やいい所さえも見逃しがちになってしまいます。
あなたに一番覚えていて欲しいことは、
人と比べることなくして、自身が成長することは有り得ないということです。
あなたの記憶を遡って欲しいのですが、
初めて歩き出した時
喋り始めた時
食べ始めた時 etc…
何かをする時というのは、必ず誰かと自分を比較して、誰かの影響を受けながら、自分に足りないところを真似して学び、取り入れてるんですよ。
それは大人になっても変わらないのですよ。
凄いと思った人がいたなら、その人のいい所を自分も真似して取り入れればいいのです。
やってみて出来なかったら、「やっても出来なかった」ということがわかっただけで一歩前進しているのです。
人って、それぞれの道やタイミングがあって、「自分だけのペース」というものがあるんですよ。
他の人が先に進んでいるように見えると焦るかもしれませんが、それはあくまでその人の人生。
あなたにはあなたのペースと、そこにしかない価値、景色があるのです。
小さなことで構いません。
昨日より少しでも成長していると気づけたら、それだけで素晴らしい進歩なのですよ。
どんどん人と比較して、いいと思ったところを真似してあなたの強みに変えてしまえばいいのです。
焦る必要はありません。
あなたらしくゆっくり進んでいきましょう。
頑張るあなたを応援しています。
ご相談ありがとうございました。