人の幸せに嫉妬するのは共感したいから
友人の幸せに嫉妬してしまう人は世の中に多くいる。
その人の事がキライだからではない。仲が良くて好きな友人に対しても、嫉妬をしてしまうことがある。
別に不幸になって欲しいわけではない。ただ幸せな状況に嫉妬してしまう。
なぜそういう感情が出てしまうのか。。
ただ自分の性格が悪いのか?根性がまがっているのか?とも考えたが、ひとつわかったことがある。
それが「共感したい/して欲しい」という感情が影響しているのではないかということだ。
人は共感を求める。特に女性は共感を大事にするらしい。共感することで人との繋がりを感じるらしい。
このことから考えると、友人が幸せになっているということは、不幸と感じている自分とは共感し合えないと感じてしまう。
自分と同じ不幸でいて欲しい、なぜなら共感したいから。
友人が幸せになると、不幸な私は友人と共感できない。
友人だから共感し合える関係でいたい。そんな気持ちが影響しているのではないか。
そんな風に潜在意識の中で感じてしまって、寂しさとか、悲しさとか、むなしさとか、自分がそうなれない苛立ちとか、自分へのはがゆさとか、、
そういう多種多様な暗い感情が混ざって、嫉妬っぽい感情として滲み出てくるのではないか。
と、思った。
反対に「人の不幸は蜜の味」は、不幸な自分も共感できるから、”蜜の味=嬉しいこと”になるのではないか。
よく聞く
「人の幸せを喜べるようになるにはまず自分が幸せにならないといけない」
というのは、具体的に突き詰めていくとこういうことなのではないか。
人の幸せに嫉妬しないようになるには
人の不幸を喜ばないようになるには
やっぱり自分が幸せにならないといけないことが、腑に落ちた。