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今、満点Happyな人はいるのだろうか
トヨタがオリンピック関連CMの放送を見送ったそうだ。
記事によると、トヨタは東京オリンピック・パラリンピックの最上位のスポンサーであり、大会に向けては、商品をPRするテレビCMは制作しない一方、アスリートの精神を紹介するCMの放送を検討していたが、これらのCMは放送しないことに決めたとのこと。
これを聞いて心がギューっとなった。
何に対してそうなったかというと、上記の『アスリートの精神を紹介するCM』に携わっていた人達や、予算組みをはじめ、オリンピック関係の仕事をしていたトヨタの人達に思いを馳せてしまったからだ。
最上位スポンサーともなれば、莫大なスポンサー料を支出しているであろう。
実際、大会の運営を支援するために3300台余りの車を提供するそうだ。凄い台数だ。
こんなにも貢献しているのに、大々的に「トヨタ」も「TOYOTA」も出さない。
トヨタの人々のことを思うと、なんともいえない気持ちになる。。
なんともいえない気持ちにはなるが、だからといって、この状況下でのオリンピック開催に賛成するわけではない。
オリンピックは開催して欲しい。でも今じゃない、と思う。
今のこんな状況の日本の、それも一番コロナが凄い状況の東京で開催するからこんなことになるんだ。
オリンピックの東京誘致に尽力した人達だって、
国立競技場や他の競技場建設に携わった人達だって、
オリンピックのグッズに携わった人達だって、
オリンピック開催に向けて色々動いていた人達だって、
オリンピックの報道を目指していた人達だって、
オリンピックを東京で見れるのを楽しみにここまでがんばってきた人達だって、
スポンサーだって、
もちろんオリンピックを目指してきたアスリートの人達だって、
みんな今幸せいっぱいじゃない、めっちゃ楽しいわけじゃない、
苦労した事が堂々と労って貰えてない、
のではないか。
こんなにみんながモヤモヤしてる状態でやっていいものだっけ?オリンピックって。
開催による経済効果も全然無いであろう中で、これだけ大変なこと沢山起きて、問題への対処に時間もお金もかけているのなら、来年に延期させるために労力や時間やお金かけた方がまだマシだったのでは?本当に絶対100%不可能だったの?
と素人は思ってしまう。
オリンピック関連の情報を見聞きする度に、そういう、オリンピックを支えてきたが志半ばになっている人達の事を思って胸が締め付けられる。
選手はもちろん、携わった人達みんなが、正真正銘の檜舞台に立ったと感じられて、堂々と達成感を味わえるオリンピックであって欲しかった。