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辛抱してくれていた人達の応援開始

昨日から緊急事態宣言が解除された。

とは言えど、世の中からコロナウィルスが消えたわけでもなければ、マスクを外してよい社会になったわけでもない。
しかも飲食店も21時までだし、イベントの人数制限や、声出し禁止等は変わっていない。

しかし、なんだろう、この開放感は。

私は東京に住んでいるのでずっと緊急事態宣言下で生活をしており、もはや緊急事態宣言下が日常になっていた。

だからずっと休業していた飲食店が再開していたり、外でお酒が飲めることは、以前に戻っただけであるのだが、気分的には盆と正月が一緒に来た気分である。

各局のニュースでも一番取り上げられていたのは、やはり”外でお酒が飲めるようになった”ということであった。

そう、家以外でお酒を飲むことはずっとできなかったのである(実際は提供していたお店はあるようであるが...)。
どれぐらいできなかったかというと、、

4/25の3回目の緊急事態宣言からまん延防止措置(都内の一部地域は酒類提供OKであったが)を経て、9/30に終わった4回目の緊急事態宣言までなので、、

159日ぶり!

約半年弱も外飲みができなかったのである。
そりゃ、みんな外で飲みたくなるよ。

飲食店の方も21時までとはいえども久しぶりの”お酒とおつまみ”、”お酒と合う食事”の提供ができるから、やっと一筋の光が見えてきたのではと思う。

ちなみに、以下がこれまでの東京都で出された緊急事態宣言の期間である。
これを見れば、緊急事態宣言下が日常になり、外でお酒を飲めることが盆と正月が一緒に来た気分になってしまうのがよくわかる。

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(PR Timesより引用)

先程TVの報道番組で、「○日ぶりに外でお酒を飲んだ男」として、TBSの安住アナウンサーが飲食店で生ビールを飲んでいる動画が紹介されていた。

生ビールを一口飲んだ時の顔がなんともイイ顔であった。

ここまで辛抱してきたからこそ、「外でお酒を飲めること」がこんなにも幸せであることが実感できるのである。

これは自粛要請があっても外でお酒を飲み続けていた人には味わえない幸せだと思う。

緊急事態宣言下の酒類提供については色々な意見があった。それぞれ色々な事情があるから、どれかだけが正しいとはいえないであろう。

でも少なくとも、提供する側であっても受ける側であっても、辛抱していた人達にとっては、この10/1という日の喜びはひとしおだと思う。

私はそういう苦しくても辛抱していた人達をこれから応援していきたい。やっと応援できる状況になったので。

もちろん気を緩めず、感染対策をしっかりしながら。

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