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巨人の逆転優勝に向けて

若手は育っています

今現在トレードやFAなどでチーム間の移動は珍しくありません。最近では石川慎吾と小沼健太とのトレードがあったりとリーグを超えて行われることもあります。
長年、経験のあるベテランやFA権を取得したスター選手を巨人は取り続けてきました。打線を見ると生え抜きは坂本、阿部しかいないという打線も見てきました。しかしここ近年はルーキー、若手たちが躍動してきました。
2022年のファン感謝祭で「若手は育っています」という原監督の言葉に注目してみました。

1つの時代に幕を下ろした

巨人のキャプテンといえば阿部慎之助、坂本勇人を思い浮かべる人が多いでしょう。このお二方は歴代の中でも8年間キャプテンを務めるという歴代最長の長さです。2023年からは岡本和真がキャプテンに任命され、副キャプテンには吉川尚輝、投手キャプテンには戸郷翔征が選ばれるなど世代交代を感じました。

新たなエースの誕生

巨人のエースといえば菅野智之と言われてきました。しかし。2023年シーズンは肘の張りで開幕2軍スタートでした。そこから思うように回復せず、復帰は6月18日でした。その間巨人の先発ローテを守り抜いていたのが戸郷翔征でした。今年世間でもブームが巻き起こっていたWBCにも選出され、落差のあるフォークで世界から注目を集めていました。

新・ゴジラ

背番号55と言えばゴジラこと松井秀喜ですよね。メジャーにも渡り、日本では知らない人はいない程の大スターです。その後たくさんの選手が期待を込められその背番号を背負ってきましたが、やはりスターの壁は大きかったようです。2023年現在その背番号を背負っているのが秋広優人です。身長2m越えの新たな巨人の新・ゴジラです。中田翔との師弟関係でも人気ですよね。二桁ホームランを記録し、クリーンナップも任されているすごいやつです。

長年の悩み

巨人の長年お悩みは坂本の後釜です。最近では吉川尚輝がレギュラーに定着しセカンド問題は解決されたように見えました。しかし、坂本も今年で35歳のベテランの仲間入りです。当の本人はコンバートする気はなく、最後までショートストップで居続けたいようです。守備で一番負荷のかかるポジション、打線の中軸を担ってきました。その後釜をできる人物はいるのでしょうか?
ルーキーの門脇、中山、若林、北村、湯浅など名前は上がってきますが、坂本には到底及びません。坂本のような選手が今後現れるとも思えません。

①守備を重視する

野球という競技は点を取られなければ負けません。なので守備を重視することで最小失点で抑えることは可能です。

②打撃を重視する

先程は点を取られなけば負けないと言いましたが、点を取らないと勝つことはできません。安打を重ね、塁に進み、ホームまで帰ってこねければなりません。野球といえばホームランのイメージがあるとは思いますが、一人だけ打っても勝てるとは限りません。打線がつながることで点が入りやすくなります。そのためにはクリーンナップだけではなく、全体の打線が繋がることが重要です。

この①、②が噛み合っていたのが坂本と言えるでしょう。
両方できる事がベストですが、まずは優先順位を考え、柔軟に対応していくことが大切です。

後半戦に向けて

セリーグは今混戦状態でどこが優勝してもおかしくない状態です。
目の前の1試合、1点を大切に残りの試合頑張って欲しいです。
世代交代がかなり目に見えてわかってきた今日この頃ですが、いつ推しが引退してしまってもいいように推しは推せる時に存分に推しておきましょう。
クライマックスシリーズや日本シリーズと挑戦はありますが、リーグ優勝しないと見えてこないので、まずはリーグを制することで覇者になることができます。
高い目標も大事ですが、上だけでなく現状も把握しなが足元を救われないようにチーム一丸となって戦って欲しいです。



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