インドネシア冒険記 〜Adventures in Indonesia〜
(※The English version of this post is at the bottom)
「朝早く起きて勉強するんだ」と決意して布団に入り、ちゃんと予定通り起きて勉強する、、そんな夢を見ながら今朝は普通に寝坊した秋山藍です。
茶番はさておき、今回はインドネシアで自分が見聞きしたものについて綴ろうと思います。
インドネシアへ行くことになった経緯
そもそも何故インドネシアに行くことになったのか。
遡ること2023年8月中旬、自分が所属するKINGの活動の一環で行われたビジネスコンテストで私はある企業様と出会いました。
その名も「株式会社ガイアックス」。
以前の投稿にて、渉外局という部署でKINGに協賛してくださる企業の方々とのやり取りをしている、ということはお話ししたかと思いますが、今その渉外局で私が担当させていただいている企業様の1つです。
フレンドリーに接してくださる社員の方が多く、ご縁があって合宿に参加させていただいたりと私自身も日頃からお世話になっているガイアックス様ですが、
そんなガイアックス様が主催するプログラムで、「インドネシアのメンバーと交流しながら社会問題と向き合い、現地でフィールドワークをする」というものがあります。
「航空費と宿泊費を負担してもらえる」という驚きの条件に惹かれてすぐに応募し、日本での交流会やオンラインでの活動を経たのち、自分達のチームは1月上旬の数日間でインドネシアへ行くことになりました。
ところが、羽田空港からジャカルタへ向かいホテルにチェックインするだけの初日や、逆に日本へ帰るだけの3日目は完全に1人旅と同じ状態で、また、2日目も夜にホテルで解散してからは自由行動というスケジュール。
そのため、2日目の昼はチームメイトと4人で、1日目と2日目の夜は1人で、インドネシアを冒険させていただきました。
以下そのエピソードを綴らせていただきます。
0日目(〜茶番〜)
まず、インドネシアで自分がどう冒険するか、脳内シュミレーションをすることから始めました。
「夜ホテルで解散してからは自由だし、せっかくなら夜のジャカルタを1人で探索しよう。
ん?1人で夜出歩くのはさすがに危険?
でも『冒険しない』のは『負け』な気がする。
いや待てよ、私が男になれば問題ないか。」
(※ここで一応言っておきますが、私は至って真剣です。)
こうして旅立つ数日前に始まった男装の練習。
自分の髪の毛はセミロングくらいの長さなので、前髪に被せる形でそれを全て前にもってきて帽子を被って固定し、服装も極力ボーイッシュなものになるよう意識した結果、そこそこ形にはなりました。
でも何かが足りない。
KINGの友人たちにその写真を共有して意見を求めたら、
「髭と肩幅が足りない」との指摘を受けました。そこで、
友人の写真を勝手に参考にしながらアイシャドウで髭を描き、
肩のあたりで服の下に丸めた靴下を仕込み肩幅を増強してみたところ、
比較的それっぽくなりました。
しかし、次の日に遊ぶ約束をしていた友人に会った際、
「さすがに危ないからもっと気を付けた方が良い」と言われたので、
その日の夜の練習で更なる安全対策として、
「アイシャドーを顔全体に濃く広く塗りたくること」「髪型をもっと汚らしくすること」「肩幅を更に盛ること」
の3点を意識し、あえて「浮浪者感」を演出してみました。
すると何ということでしょう、かなりそれっぽくなりました。
あまりにもカオスなのでここで写真は掲載しませんが、
興味のある人は言ってくれれば次会った時にでも写真を見せます(笑)
(※ちなみに練習していたくせに結局は男装しないまま冒険して来ました)
1日目
さて、ここからが本題です。
意気揚々と家を出発し、
1/5(金)10:15発 羽田→ジャカルタ
の便に乗り込んだ私はすぐに爆睡し、機内食を食べて「ハリー・ポッターと賢者の石」を見ながら16:00過ぎにジャカルタに到着しました。
空港を出て真っ先に浮かんだ感想は、とにかく蒸し暑い。
冬の羽田空港からヒートテックに白いパーカーという格好で来た私は、気温約30度の屋外に出た瞬間、強制的にサウナに入らされたのです。
速攻で持ってきた夏服に着替えてことなきを得ました。
次はホテルに向かいます。
インドネシアでは物価が日本と比べてかなり安いので、移動では基本的にタクシーを使います。「ブルーバード」という大手のタクシー会社が運用しているタクシーが最も信頼度が高く、ぼったくりもされにくいのですが、自分の不慣れさからアプリが上手く使えず、空港の前で半ば強引にタクシーを勧めてくる男性に声をかけられました。
言われた価格は65万ルピア。
日本円にして約6~7000円です。
「これが普通」と主張する男性ですが、事前に調べた情報によると
本来なら2000円程度、夕方の通勤ラッシュ時でも5000円程度の筈でした。
私が乗ろうとしたのはまさに夕方だったので4~5000円なら百歩譲って分かるのですが、外国人ならぼったくってもいけるだろうと言わんばかりの対応に挑戦状を叩きつけられた気分です。
「30万ルピア以上は出さないって決めているんですよね」
「さっき話してた運転手さんでさえ45万ルピアって言ってたのに、65万ルピアはさすがに高すぎません?その値段なら乗らないです」
などど言いながら値切り交渉をした結果、
最終的に40万ルピア(約4000円)に収束。
値切ったとはいえこれでも若干高いので、ちゃんと次からは「ブルーバード」に乗ろうと思った出来事でした。
さて、そんなこんなを経て20:00頃に
「MaxOne Hotels Premier Melawai」というホテルに到着。
夜ご飯も兼ねて夜のジャカルタの街へ。
現地だと英語の通じる人が本当に少ないので、
自分の言語的なコミュニケーション能力の未熟さを実感しながら、
ガッツとジェスチャーで色んな人に声をかけまくりました。
まず初めに行ったのは「2万5千ルピア(2~300円)で10本」という破格で焼き鳥を売っている屋台。
簡単な英語で「日本から来た」と言うと、珍しがってくれたのか周辺の屋台にいる仲間を呼んできたり一緒に写真を撮ったりしてくれました。
愉快なおじさんに感謝を告げ、暫くぶらぶらと歩くと、
次は自分と同じ年代と思しき人を含め6~8人くらいで賑わっている屋台が目に留まりました。
幸いにも英語が通じる方々で、おかゆみたいな料理を注文しながら色々とお話ししました。
自分が19歳だと言うと、「こいつは18歳だぜ?見た目は完全に40代だけどな(笑)」と返してきたりと、ユーモア溢れる素敵な方々でした。
ちなみにそのうちの数人とは連絡先を交換し、
「インドネシアでの体験についてブログとか書くなら、是非とも自分たちについて言及してほしい」と言われたことがきっかけで、この文章を書いています。(下に英語版の文章も掲載しているのも彼らに共有するためです)
その後も何件か屋台を巡っては人に話しかけ、歩きながら目が合った人には全員挨拶。
しかし、途中で日本のコンビニがあることに驚き、飲み物などを購入したうえで歩いていると、迷子になりました。
あろうことか国際Wi-Fiを申し込み忘れた私は、Wi-Fiの利用できる空港とホテル以外でスマホのGoogleマップが使えないため、
地図なし & 言語もほぼ通じない
という愉快な状態で夜の街を歩いていたのです。
開き直ってあえて路地裏とかに足を踏み入れると、ドブネズミがいました。「ドブネズミって本当にドブにいるんだ、マジネズミじゃん」と何故か感動した私は、大急ぎで写真を撮ろうとしたものの、生憎逃げられてしまいます。
そこからまた暫く歩き続け、人に道を聞いたりするなかで23:00過ぎにはホテルに戻れました。
こうして1日目は幕を閉じます。
2日目
ホテルで優雅に朝ごはんを食べ、チームメイトたちと合流することから始まった2日目。30分ほどで回復したから良かったものの、前日の屋台が響いたのか合流して早々に私だけ腹痛に苛まれました。
そんなハプニングもありつつ、まずは電車で「アル=アズハル・グレートモスク(Al-Azhar Great Mosque)」へ。その近くにある「アル=アズハル大学」で教授の方にお話を伺ったり、モスクの中を実際に見たり、学食で軽くお昼ご飯を食べたりしました。
私は幼い頃に少しだけ中東に住んでいたことがあるので、辺りに漂うイスラム圏特有の匂いがどこか懐かしさを与えてくれた気がします。
その後、またまた電車で移動し今度はバスにも乗って辿り着いたのが「モナス」。これは1945年のインドネシア独立にともないジャカルタのムルデカ広場に建てられた記念碑で、フランスのエッフェル塔を意識したデザインなんだとか。
結構高いななどど思っていると、このタイミングで雨が降ってきました。
ここで一旦ホテルに戻り、再び集合して夜ご飯を食べに行くことに。
イスラム教徒の方でも問題なく食べられる「ハラルフード」を扱う日本料理店に入り「Abura Ramen」なるものを注文。
汁気がほとんどなく、まぜそばに近い料理でしたが、結構美味しかったです。
「少し辛いけど美味しいね」と私が言うと、インドネシア人のチームメイトに「これ全然辛くないよ?」と返され、格の違いを見せつけられました。
次の日は帰りの飛行機の都合で4:00にホテルを出発しないといけなかったので、チームメイトに感謝と別れを告げ、20:00頃にホテルにて解散。
しかし、私の冒険はまだ終わりません。
最後の1晩も冒険に捧げなくては後悔する、
そんな思いですぐにホテルを飛び出しました。
先述した通り私はGoogleマップが使えない状況だったので、帰り道に迷わないように「真っ直ぐにしか歩かない」というルールを自分に課した状態で、排気ガスと煙草の匂い漂う街へと繰り出しました。
1時間ちょっと歩いて「明日の朝は早いしそろそろ引き返すか」と来た道を戻ろうとするや否や、ここで早速迷子になります。
真っ直ぐ歩いて来たつもりでも道が少し湾曲していたり、微妙な別れ方をしていたりするので、私の勘が当てになる筈もありません。
「さて、どうしたものか。
このままインドネシアに取り残されるのも面白いか。」
そんなことを考えながら歩いていると、道端でバイオリンを持った男性に遭遇。歩きながら目が合った人には全員挨拶すると決めていたため、その人にも同じように話しかけ、バイオリンを弾いてくれないか聞いてみると本当に弾いてくれました。
演奏が終わって色々話しかけてみると、どうやら英語がほとんど通じないらしく、その人のスマホのGoogle翻訳を使って道端で筆談するという、なんとも不思議な体験をしたのは良い思い出です。
最終的に連絡先を交換しガッチリ握手をして別れましたが、後日やり取りをする中で「次にインドネシアへ行くときまでにはインドネシア語をもっと勉強しておく」と言ってしまったため、後に退けなくなりました。
その後はとにかく色んな人に道を尋ね、なんとか23:00前にはホテルに帰れました。
3日目
お風呂に入った時点で日付を越えていましたが、出発時刻は4:00。
寝過ごしたら本当に帰れなくなる危機感からあえて洋服に着替え、荷造りや準備を終えた状態で3時間ほど睡眠をとり、3:40頃に起床。
事前に手配しておいた「ブルーバード」タクシーに乗って空港へ向かいました。65万ルピアも請求してきた初日の男性に対し、午前4時という鬼畜な時間にもかかわらず運転してくれたその人の請求した価格は、わずか20万ルピア。
感謝の気持ちを込めて25万ルピアを渡し、スカルノ・ハッタ国際空港へと降り立ちました。
それからというものは本当に一瞬で、「ボヘミアン・ラプソディ」と「ラスト・クリスマス」の映画を見ながら飛行機に揺られ、16:00頃に羽田空港へ無事に生還しました。
最後に
英語はどこでも使えるとは限らない。
その国や地域には、その国や地域の言語や慣習があり、それに敬意を払い尊重するのが外からやってくる者の最低限の務めだなと実感した旅でした。
あとは現地の方々が本当に陽気で温かい。
よそ者扱いせず、にこやかに接して下さったインドネシアの皆さん、ありがとうございました!
(※以下インドネシアで仲良くなった方に共有するため、英語版の文章も記載しておきます。言語が違うだけで内容はほぼ同じです)
(English Version)
I determined to 'wake up early in the morning and study,' went to bed, and then, while dreaming about actually getting up on time to study, overslept as usual this morning.
Joking aside, this time, I'd like to write about what I saw and heard during my time in Indonesia.
The Reason Why I went to Indonesia
Why did I end up going to Indonesia?
Let's go back to mid-August 2023.
As part of the activities of KING, which I belong to, a business contest was held, and that's where I met a certain company - Gaiax Co., Ltd.
Gaiax organized a program where participants interact with members from Indonesia to address social issues and conduct fieldwork locally.
I was attracted by the surprising conditions of having airfare and accommodation covered, so I applied immediately.
After exchanges in Japan and online activities, our team was scheduled to go to Indonesia for a few days in early January.
However, the first day, which involved just traveling from Haneda Airport to Jakarta and checking into the hotel, and the third day, which was only for returning to Japan, were entirely solo travel experiences. Also, on the second day, after disbanding at the hotel in the evening, it was free time.
Therefore, I adventured in Indonesia with four teammates during the day on the second day, and alone during the evenings of the first and second days. I will share those episodes below.
Day 0(〜joke〜)
First, I started by mentally simulating how I would adventure in Indonesia.
"I'm free after disbanding at the hotel in the evening, so why not explore Jakarta at night on my own? Hmm, is it too risky to walk alone at night? But isn't 'not adventuring' a kind of 'loss'? Wait, what if I disguised myself as a man?"
(※Just to be clear, I was completely serious about this.)
So, a few days before leaving, I started practicing dressing up as a man. My hair is semi-long, so I brought it all forward to cover my forehead and secured it with a hat, making sure my clothes were as boyish as possible. It kind of worked, but something was missing.
When I shared the photo with my friends from KING, they pointed out I needed a beard and broader shoulders. So, I decided to use makeup, which I rarely use, to draw a beard with eyeshadow and stuffed rolled-up socks under my clothes to enhance my shoulder width. It looked quite convincing.
However, a friend I was meeting the next day said it was still too dangerous and advised me to be more careful.
So, in my practice that night, I took additional safety measures: "smearing eyeshadow heavily and broadly across my face," "making my hair look dirtier," and "further enlarging my shoulder width," deliberately creating a "homeless" look. Surprisingly, it turned out pretty realistic and chaotic.
(※By the way, despite all the practice, I ended up adventuring without actually disguising myself as a man.)
Day 1
So, here's the main story.
Full of enthusiasm, I left home and boarded the flight from Haneda Airport to Jakarta on 1/5 (Friday) at 10:15. After promptly falling asleep and having an in-flight meal, I watched 'Harry Potter and the Philosopher's Stone' and arrived in Jakarta just after 16:00.
My first impression upon leaving the airport was the intense humidity. Coming from winter at Haneda Airport in a warm white hoodie, the 30-degree outdoor temperature felt like entering a sauna. I quickly changed into summer clothes.
Next, I headed to the hotel.
Since things are much cheaper in Indonesia compared to Japan, I primarily used taxis. 'Blue Bird' taxis, operated by a major company, are most reliable and less likely to overcharge, but due to my inexperience, I couldn't use the app properly and ended up being approached by a man offering taxis.
He quoted 650,000 Rupiah (about 6,000-7,000 yen). The man insisted it was normal, but according to my research, it should be around 2,000 yen, maybe 5,000 yen during the evening rush hour.
Since it was evening, I might understand 4,000-5,000 yen, but it felt like he was challenging me, expecting to overcharge a foreigner.
After negotiating with phrases like, "I've decided not to pay more than 300,000 Rupiah" and "Another driver was saying 450,000 Rupiah, isn't 650,000 too much? I won't ride for that price," we settled at 400,000 Rupiah (about 4,000 yen). Although still slightly high, I decided to use 'Blue Bird' next time.
After all that, I arrived at 'MaxOne Hotels Premier Melawai' around 20:00 and headed out for dinner and to explore Jakarta at night.
With very few English speakers, I realized my linguistic communication skills were lacking and relied on guts and gestures to talk to various people.
First, I visited a stall selling yakitori for an incredible 25,000 Rupiah (about 200-300 yen) for 10 sticks. When I said, "I'm from Japan" in simple English, they seemed intrigued, calling over friends from nearby stalls and taking photos with me.
After thanking the cheerful man, I wandered and found a stall bustling with 6-8 people. Luckily, they spoke English, so we chatted while I ordered a porridge-like dish. When I mentioned I was 19, they joked, "This guy is 18, looks totally like he's in his 40s though." They were humorous and lovely people. I exchanged contacts with some of them, and this article is partly written because they asked me to mention them if I ever write about my experiences in Indonesia. (The reason I'm also posting an English version is to share it with them.)
I continued visiting various stalls, greeting everyone I made eye contact with while walking. Surprised to find a Japanese convenience store, I bought some drinks and continued walking, only to get lost. Since I forgot to apply for international Wi-Fi, I couldn't use Google Maps on my phone outside the airport and hotel. Embracing my situation, I ventured into alleys and encountered a sewer rat. Amazed that sewer rats actually live in sewers, I tried to take a photo, but it escaped. After walking some more and asking for directions, I managed to return to the hotel just after 23:00. Thus ended my first day.
Day 2
The second day started with a luxurious breakfast at the hotel and meeting up with my teammates. Although I recovered in about 30 minutes, I immediately suffered from stomach pain, possibly due to the previous day's street food.
Despite this mishap, we first took a train to "Al-Azhar Great Mosque."
We spoke with a professor at the nearby Al-Azhar University, toured inside the mosque, and had a light lunch at the cafeteria.
Having lived in the Middle East for a short time as a child, the familiar Islamic aroma in the air felt nostalgic.
Then we traveled again by train and bus to "Monas," a monument built in Jakarta's Merdeka Square in 1945 to commemorate Indonesia's independence, apparently designed with France's Eiffel Tower in mind.
As I was thinking about how tall it was, it started to rain.
We returned to the hotel for a while and then regrouped for dinner at a Japanese restaurant serving Halal food. I ordered "Abura ramen," a soupless dish similar to mazesoba, and it was quite delicious.
When I commented, "It's a bit spicy but good," an Indonesian teammate replied, "This isn't spicy at all," showcasing our different toughness toward spicy foods.
Due to a flight early the next day, we had to leave the hotel by 4:00 AM, so after thanking my teammates and saying goodbye around 8:00 PM, we disbanded.
But my adventure wasn't over yet.
Determined to dedicate my last night to adventure, I immediately left the hotel.
As mentioned earlier, I couldn't use Google Maps, so I ventured into the streets, heavy with exhaust and cigarette smoke, following a rule to only walk straight to avoid getting lost.
After walking for a little over an hour and deciding to turn back as I had an early morning, I promptly got lost. Even though I thought I walked straight, the roads curved slightly, and my sense of direction was unreliable.
"Well, what to do now? Being stranded in Indonesia could be interesting."
As I walked, pondering this, I encountered a man with a violin on the street. Since I had decided to greet everyone I made eye contact with, I talked to him and asked if he would play his violin, and he actually did.
After his performance, I tried to chat, but he hardly understood English, so we ended up using his smartphone's Google Translate for a pen-and-talk conversation on the sidewalk, a truly unique experience.
We eventually exchanged contacts and shook hands firmly.
Later, I told him, "I will study more Indonesian before my next visit," thus committing myself to learn the language.
Afterward, I asked various people for directions and managed to return to the hotel before 11:00 PM.
Day 3
It was already past midnight when I took a bath, but my departure time was at 4:00 AM. Concerned about oversleeping and missing my flight, I deliberately changed into my clothes, finished packing, and prepared everything, then managed to get about three hours of sleep before waking up around 3:40 AM.
I took a 'Blue Bird' taxi, which I had arranged in advance, to the airport. Contrasting with the man on the first day who demanded 650,000 Rupiah, the driver, despite the ungodly hour of 4 AM, only asked for 200,000 Rupiah. Grateful, I gave him 250,000 Rupiah and arrived at Soekarno-Hatta International Airport.
From there, everything felt like a blur. Watching movies 'Bohemian Rhapsody' and 'Last Christmas' during the flight, I safely returned to Haneda Airport around 16:00.
At the end
English is not universally applicable.
This trip made me realize that each country and region has its own language and customs, and it's the basic duty of a visitor to respect and honor them.
Also, the locals were really cheerful and warm.
The people of Indonesia, who didn't treat me as an outsider and greeted me with smiles, Terima kasih!! (which means 'Thank you' in Indonesian).