足首骨折(外果骨折)治療の記録⑧(3月14日 骨折15日目 手術日前編)

特に変わらないと言えば変わらない朝でした。
お腹は空くけど9時までは水は大丈夫だったので水分で空腹を満たす。
朝ドラを見ながら
「あっ、手術後は体どうなってるかわからないなぁ…」とふと思い、
…洗面台で顔を洗ったり、髪を洗ったりと暇つぶし。

11時からの手術にはまだ時間があって、ぼーっとしてると…隣のベットの方が手術の説明を受けてました。
前日から入院していた方だったのですが、手術のために緊急入院してきていたのです。
「本当ならあなたが朝一番の手術みたいなんですが、譲ってもらったみたいなんです、すいません…」とか恐縮されてしまいました。

聞くと、脳神経の病気だかで右手のリハビリをしていたんだけれども、右手の指が上手く動かないとかで手術するんだそうな。お互いに手術は初めてという事で9時過ぎ位まで談笑。
気持ち的にも落ち着きました。
「じゃあそろそろお先します。お待たせしないようにしますので(笑)」
と仰る同志に
「いやいや、焦らずごゆっくりですよ(笑)」

はははと見送ってふぅ…と一息、
うーむ、まだ9時半かぁ。後1時間は待たなきゃだなぁと思ったところで看護婦さん登場!

「のりさん、手術早まりました!今から行きますよ!」
えっ?まぁ心の準備とか、おトイレとかなんかは出来てるけど…なんでそうなるんだ?

促される通りに車椅子で下の階の手術室に向かいます。色々行く間になんで早まったか看護婦さんに聞くと
「スケジュール変更で他の手術と並行して行うそうです!手術室に行ってみればわかりますよ」

えっ?さっき談笑した同志と隣同士で手術するのかな?

頭に「?」が浮かんできましたがそれも手術室を見て納得しました。
下の階にある「手術室」とはひとつではありませんでした。なんて言うのか、ふたつでも無くワンフロア全てが手術室群という感じ。第1からズラーッと手術室が並んでいてそこからいろんな人がせわしなく出入りしていて…見たことない機械なんかが出入りして例えるなら…そう!

モンスターズインクのガラッと扉の並んだ工場みたい!!目の前に広がるのはディズニーランドにあってもおかしくない景色に見えます。

ちょっとテンションも上がって来て名前、生年月日の確認、手術部位の確認、血液型の確認、談笑のようにさらさらとクリア。
向こうの確認する先生ももう人数が多いんだろうね。もう流れ作業のように饒舌。無駄のない動き。
サクサクと確認も終わりいよいよ手術室へgo

手術台の上に乗って、何やかんやで酸素を送られて、なんかまわりがガヤガヤしてて…

「手術終わりましたよーっ」
えっ!!

瞬きしたら終わっていて、
喉がカラカラで、眠くて、朦朧としていて胃がムカムカして…
うーん…例えるなら、瞬きしたら意識が朦朧とするほど深酒をした状態が近いと思います。(2日酔まではないです。頭は痛くないので)
まだ手術室。
いいから寝て!!と大合唱をくらった辺りでまた意識が…
気付いたら何時もの病室とは違う、ナースステーション前の病室でした。
すいません。区切ります。



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