自殺未遂経験者は語る

自殺未遂を経験した、という方は今の日本では少なくないだろう。だが、何故そうなったのかの背景には重大な医療の闇がある。

司法と医療に関しては、いまだにブラックボックスなのだ。

医療保護入院で、入ったらメガネを取られ処置室に入れられた人も少なくはない。

そしてだんだん薬漬けになっていく。

僕は薬漬けの間に豊島区の自宅で4回以上首吊りやオーバードーズを繰り返している。

助かったのは、奇跡だと思う。

だが後遺症として、前頭葉が壊れた。

当たり前だが普通の思考はできず、記憶が飛び、たまに冷静な判断ができない。

もしこれが東京でなかったら違ったのかというとわからない。

だが、後ろ向きな人生は5年以上続いた。

母に生命保険にかけられたのもその頃だ。

実の母を殺したいと思ったのもその頃。彼女はやはり、金が欲しく虐待して育て監禁していた。

東京へ逃げたのが正解だったのかはわからない。

同じような傷を持つ女性は多かったが、結局支えにはならなかった。一方的な関係は長続きしない。

僕は自立して自分の障害を乗り越えている女性を信じてる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?