レバンガれぽーと(第三節.富山戦)
勝ち負けよりも内容。
今節の富山戦に望むことは、そこに尽きる。
レバンガはとにかく、自分達が意図したバスケットをコート上でしっかり発揮したい。
だって、プレシーズンはすっごく良かったじゃないか。
やりたいこととか、やろうとしてることは明確だったし。
そのポテンシャルを存分に感じさせてくれる内容だったよ。
それ完成したら、とんでもないチームになるぞー!!って思わせてくれたじゃない。
ところが、開幕4試合。
思ってたのと全然ちがうー、思った。
でも、答えは簡単で。
実力を発揮する力。
それが、レバンガにはまだ足りないんだ。
バスケットにはいい言葉がある。
遂行力っていう。
どんなに能力の高い選手がいても、コーチが優れた戦略をチームに授けても、それをコートで発揮できないと意味がない。
レバンガを見てると、本当にわくわくする。
今季の選手編成で、佐古HCはどんなバスケットを繰り広げようとしてるのか。
感覚的なものなんで、どうしてもうまく言えないんだけど。
ものすごく面白いチームを作ろうとしてるのは、とっても感じる。
でも、それをコートでやれるかやれないかが、CSチームになれるかどうかの、大きな大きな分かれ目だと思う。
簡単じゃない。
開幕4試合4連敗。
がびーん。
でもこれは、決してレバンガの実力が弱いからじゃない。
実力を発揮する力がまだまだ不安定だからだ。
佐古HC体制から2シーズン目。
改革を始めてまだ間もない若いチーム。
簡単に強くなれるなら、どのチームだってすぐに強豪さ。
でもね、CSに行くってブースターに言っちゃったじゃない?
だったら、CS目指さないとダメじゃない?
つまりこれが、CSへの道のりってこと。
そのスタートが4連敗ってだけの話。
まあほんのちょっと見せつけられただけさ。
現実ってやつをさ。(涙目)
何度も言うけど、もちろん簡単じゃない。
だけど、レバンガのポテンシャルだって尋常じゃない。
ちゃんと準備をしてきたはず。
わかる、だってプレシーズンよかったもん。
だから、そのポテンシャルを発揮できなくて、一番悔しく思ってるのは、きっと選手のみなさんだろう。
レバンガは本当に今季いいです。
CSを狙えるに十分な根拠とポテンシャルは間違いなくあるんです。
わかるんです、うまく言えないんだけど。
(好きだからそう思うのかなあ)
(いやいずれ根拠をまじえてお話したい)
選手のコンディションとか、対戦相手の決定率とか、不確定要素や外的要因、言い訳にできる材料はもろもろあるでしょう。
でも、全チーム全選手が同じ状況下で、全てが平等に均等になんてあり得ない。
不平等が前提の中で、そこから抜きん出ていく力がないと、勝てるチームにはならないんだなと、改めて思う。
今、レバンガに問われてるのは遂行力。
実力を発揮する力。
自分達が意図したバスケットをどれだけコート上でやれるか。
「自分のできることしかできない。
できることをひとつひとつやっていって。
その結果の先に、CSがある。」
そんなようなことを橋本キャプテンも言ってた。
そういう視点で見たなら。
今節のレバンガはいいバスケットできてたと思う。
4連敗からの2連勝。
勝ちはもちろん嬉しい!
けれども、それよりも内容に価値を感じたゲームだったな。
遂行力。
というほどの精度では、正直なところまだないけれど。
これからこれから。
道のり道のり。
エナジーあふれる、選手達の気持ちを感じた。
選手の気持ちがプレイから伝わるのが、ブースターは何より嬉しい。