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自分に最も似合うヘアスタイルを知る方法【顔型の造形】

こんにちは、美容師タカダダイジです。
今回は引き続き、顔型の造形での似合わせを詳しくお話しようと思います。

顔型の造形を知る上で、まず大切なことがあります。
それは、顔型を理解するということです。

【顔の長さが短いと子供顔、長いと大人顔に】

顔形の長さと形、顔の形を見ていくときのポイントは長さと形です。

この2つが組み合わせることで顔に個性が生まれます。

顔の長さが短いと子供顔に、長いと大人顔に、
生まれてから大人になるまで、顔は縦に約6センチ伸びると言われています。

横に幅があると赤ちゃんを連想するので、可愛らしさや幼さを感じ、
縦に幅があると成長を感じるので、大人っぽさや信頼感を感じます。

【顔の形が曲線的だとソフトな顔に、直線的だとシャープな顔に】

顔の形による見え方の違いは、形が持つ性質から影響を受けています。

丸は曲線のためやわらかく感じ、逆三角形や四角になると直線が増えていくため見え方がかたくなります。

〈顔型の種類〉

【卵型の形と比率】

◾️基準はすべての顔形の平均である『卵型』

卵型は、すべての顔の形を平均化したときの形です。

人は平均化されたものを好む性質があるので、
卵型は好まれる顔の形とされています。

顔の形を卵型に近づけると魅力的に見えることから、
すっぴん理論では顔の形の基本形は卵型とします。

さらに、縦横の長さの基準の比率は【1:1.6】とします。

※卵型とは、卵の細い先を下に向けたような顔型であり、
全体がなだらかな曲線でつながっていることが特徴。
ほどよい丸みとほどよい顎先があります。

【顔形の基準比】

◾️基準の比率【1:1.6】ってどんな比率?

万物に共通する美しい比率として、
黄金比【1:1.618】と呼ばれるものがあります。

これは古来から愛された比率であり、
古代ギリシャの建造物や絵画でも用いられてきました。

その由来は、植物や生物が健康的に成長した際に共通して確認された比率とされています。

人間は健康的なものに惹かれる習性があるので、
本能的に黄金比率に惹かれる傾向があります。

黄金比を人間に当てはめてみましょう。

顔で美しいとされる基準は、欧米諸国に多い長頭部の骨格では頭部を含まない顔の縦横比が【1:1.618】とされ、

アジア圏などに多い短頭型の骨格では頭部までを含む縦横比が【1:1.618】とされます。

短頭型の場合、頭部を含まない顔の面積は黄金比の次に美しいとされる
【1:1.414】〈白銀比〉が好まれる傾向にあります。


〈長頭型〉


〈短頭型〉

※豆知識
【黄金比のもの】
パスポート、タバコのパッケージ、クレジットカード、ミロのヴィーナス、ピラミッド、パルテノン宮殿など。
【白銀比のもの】
日本の人気キャラクター、法隆寺の金堂・五重塔、東京スカイツリー、
用紙サイズのA版・B版など。

【パーツ配置の理解】

◾️パーツ配置の見え方による違い
顔は形以外にも、パーツが上下どちらに寄っているか、
外側・内側どちらに寄っているかによっても個性が生まれます。

◾️パーツが下に寄ると子供顔、上に寄ると大人顔

パーツが下に寄っていて、
上に余白がある(上余白)
縦横同じに配置され、子供顔に


パーツが上に寄っていて、
下に余白がある(下余白)
縦長なので、大人顔に

◾️パーツが外側に広がるとソフトな顔、内側に寄るとシャープな顔に

パーツが外側に広がっている(遠心)
丸く曲線的に配置され、ソフトな顔に


パーツが内側に寄っている(求心)
四角く直線的に配置され、シャープな顔に

【パーツ配置の基準】

◾️縦幅は3等分、横幅は5等分
パーツ配置の基準は、縦幅は3等分であること、
横幅は5等分であることです。
この時のパーツは卵型を基準とするのではなく、
それぞれの顔の形に合わせて見ていきます。

〈縦の基準〉
額から顎先までを3分割して、それぞれが等分であること。
①額〜眉下/②眉下〜鼻下/③鼻下〜顎先


〈横の基準〉
耳から耳までを5分割して、それぞれが等分であること。
①耳から目尻/②目幅/③眉間/④目幅/⑤目尻〜耳


以上が顔型の造形を知る上での大切な要素になります。

美容師向けな内容にはなってしまいますが、これらを理解していると、
ヘアスタイルの似合わせがより分かりやすく、
かつ言語化しやすくなります。

すっぴん理論では、これらの顔型を導き出す計算式はありますが、
note内では秘密にさせていただきます。

知りたい方は私にご連絡ください。


皆さんのライフスタイルがよりハッピーになりますように☆
✂︎美容師タカダダイジ✂︎


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