第17回 Coma Masters ベスト8 ゼッター極契約!
初めまして。新見スト(@Allermin_1203)です。
※「あらみすと」と読みます笑。
初のnote執筆で至らぬ点あるかと思いますが、最後まで見ていただけると嬉しいです!
先日開催された第17回ComaMastersでベスト8へ導いてくれた立役者であるゼッター極契約を紹介させていただきたいと思います。
当日の環境予測とデッキ選択理由
「AGE OD AVENGERS(以降、AOA)」発売から1週間後という状況下だったため、前環境、禁止制限改定、AOA発売前の事前評価からハデスと楽族、そしてその2デッキへの対抗馬として造契約と熱契約が多いのではと予想しました。
しかし、「上記4デッキに強ければ良い」というだけではその他のデッキに負けてしまうので、ある程度様々なデッキと戦えて、上記のデッキに勝てるデッキを握ろうと思いゼッター極契約を選択しました。
熱契約には不利と考えていたため、その点についてはComaMastersが2デッキ制ということを生かして、「重疲労させればOKじゃね?」という理由で雷契約を選択しました。
コンセプトとリスト
今回使用したゼッター極契約のコンセプトは「ライフもLOも狙える両刀」です。楽族対面においてライフバーンが止まってしまうため、ライフレースでの勝利が難しく、UトリガーでのLOを狙える方が勝ちやすいと考えたためです。
※ぶっちゃけ楽族がいなければライフバーンで勝つことを大前提としLOはオマケ程度のコンセプトで良いと思ってます。
とここまで真面目に語ってますが、「龍魔侯オーバーヴェルム」を使いたいだけです(嘘です)。
基本方針
LO基準について
自分のハンドに「龍魔侯オーバーヴェルム」があり、相手の残りデッキ枚数が15枚を切ったらLO射程圏内と考えていきます。自分が使えるコア数と自分のハンドと相談して1ターンでLOできるか2ターンに分けるか組み立てていきます。この際、「絶甲氷盾Rv」を使用されることを考えてアタックステップでは1アタックのみ行える前提で考えるのが無難です。2ターンに分けてLOを狙う場合は防御用のコアと防御手段を残せるように動き、不要に攻めず、フラッシュタイミングやライフ減少で相手にアドバンテージを与えないようにしていきます。
ライフレースでの小技
「極限神星ネオ・ゼッター」のライフバーンは煌臨していなくとも使用可能です。これを活かすことで、使えるコアが大量にある場合は「アルティメット・ムゲンドラゴン・マックスター」の隣に「極限神星ネオ・ゼッター」を素出しで並べて「アルティメット・ムゲンドラゴン・マックスター」殴るだけで最大5点バーンを狙えます。覚えておくと楽に勝てるゲームが増えると思います。知らなかったという方はここで覚えていただけると嬉しいです!
採用理由
構築を考えるにあたっては下記について気をつけていました。
・ドロソとC増加カードを絶やさずに供給できること
・カウントをC6以上に早く到達できること
・C6以上に達するまでは耐久できること
特色がありそうなところをピックアップして解説します。
極刃翼モンタネルス (3枚)
耐久用カードその1。主に契約スピリットを使うデッキは契約スピリットを重疲労させることができれば1ターン時間を稼げるので採用してます。また、C3で煌臨できため、「ゼッターアタック&C増加カード1枚プレイ」で煌臨できるようになることも評価ポイントでした。
バーストセットした「極聖龍ショコドラウルム」と組み合わせて、相手のアタックステップ中にドローできる点も高評価です。
8/31の禁止制限改定で獄契約の使用率減少が見込めたのが採用に踏み切った決め手となりました。
聖龍公エファメラ・ティルノーグ (2枚)
このカードは3枚入る構築がよく見られますが、序盤に複数枚抱えても1ターンでプレイできるのは1枚であり、複数枚抱えてもあまり強くないと判断しました。また、このデッキ最大の障害となりうる「ダークタワー(暗黒の塔)」の搭載デッキが見られなくなったという点もあり、2枚採用としました。
減らした1枚分のドロー力は
・「極刃翼モンタネルス」+「極聖龍ショコドラウルム」での自発バーストによるドロー
・「空中要塞ホーリーズ・ベイ」配置下での「至工兵アーティファクト・ゴレム」複数プレイ
で補うこととしてます。ぶっちゃけ、「聖龍公エファメラ・ティルノーグ」を1ターン中に2枚以上プレイする機会はほぼないので、2枚以上必要となりますが上記手段でのドローの方が低コストでリソースを稼ぎつつ、他面でもアドバンテージを得ることができるのでより良いと考えています。
空中要塞ホーリーズ・ベイ (2枚)
Lv2で青シンボルが追加でき、「至工兵アーティファクト・ゴレム」を1コストでプレイできるようになるのが大きいです(デッキを掘り進めたい時に1コストでプレイできるか否かは影響大)。
また、スピリットの召喚時を止めることができるため、召喚時を多用するデッキの速度を落せる点も高評価です。
ヴィルカイックビーチ (1枚)
制限カード。C+2というのが単純に強いです。C5で配置すれば自身の効果でソウルコアが回収できるのも強みです。
龍魔侯オーバーヴェルム (1枚)
8枚破棄するカード。7コストで召喚することになりますが、ゼッターでコアブするため、容易にコアは溜まります。主に創界神デッキに対してLOで勝ちに行く時に投げるのみであり、手札事故要因となるため1枚のみ採用。なお、ゼッター極契約はUトリガーを多用するので、最後に1枚投げればほぼ確実にLOできるため1枚で十分です。
必須ではないですが、持っていると楽に勝てるシーンがあるので入れ得です。
氷刃血解 (2枚)
C6に到達するまで確実に耐えられるようにするために採用。C6達成以降は防御札としては心許ないため白晶防壁Rvや絶甲氷盾Rvへの変更も視野にあったが、別手段で防御可能かつ「極限神星ネオ・ゼッター」や「アルティメット・ムゲンドラゴン・マックスター」で押し切れるシーンが多かったため、今回はこちらを採用。
シシャノショドリーム (1枚)
「氷刃血解」以外で防御札が欲しかったため採用。「白晶防壁Rv」とは異なりライフが1の状態であっても耐えられるためこちらを優先。また、最近は採用されているデッキが少ないため、通りやすいだろうという思いもあった。
私たちはソレスタルビーイング (2枚)
アタック後バーストで「合体スピリット/アルティメット以外のアタックではライフが減らない」という点が強力で特に楽族対面で活躍。このカードを採用以降、楽族対面がかなり楽になりました。 「レッドボイス」の場合は最低2コアを使用して事前に使用しておく必要があるため、使用するターンに2コア使えなくなってしまう。2コアあるならデッキを掘り進めたいです。また、合体しないデッキであればこのカードでライフを守れるため、こちらを採用。
対面知識
楽族、ハデス、造契約、熱契約への対面知識をキーカードと共に紹介します。
※「極限神星ネオ・ゼッター」と「アルティメット・ムゲンドラゴン・マックスター」はこのデッキの中核なのでキーカード指定からは除外してます。
vs楽族 有利
キーカード:空中要塞ホーリーズ・ベイ、私たちはソレスタルビーイング
序盤に「空中要塞ホーリーズ・ベイ」を引いたらさっさと配置します。スピリットの召喚時を止められるため対面の速度を低下させられます。ただし、「神華の妖精魔女ガーデニア」については止まらないので注意してください。
また、開幕早々から「私たちはソレスタルビーイング」を探しに行きます。
「神華の妖精ゲッカビジン」+「神華霊姫ダリア・ムーンワルツ」で走ってこられるとこちらの受け手段がないため、容易にワンパンされます。楽族にブレイヴが採用されていないため、「私たちはソレスタルビーイング」で受け流します。
走られる前に「聖天使シャルティエル」でライフ回復を十分に増やしておくという考え方もできますが、ガードされる可能性が否定できないためこの考えは危険と思ってます。また、ライフを8点以上でキープしなければワンパンされる可能性が残るためこのプランを第一に考えるのは厳しいと思ってます。
楽族側がバースト無、「ナデシコフィールド」無、ライフ3以下、C5以下の状態で、下記盤面を構築すればライフレースでの勝ちを狙いやすいです。時々出るので覚えておくと良いと思います。
・極相棒ゼッター Lv1
・至工兵アーティファクト・ゴレム Lv2(2体以上いると直好)
・聖龍機アンピプテラ Lv2
※「極相棒ゼッター」と「至工兵アーティファクト・ゴレム」で計3体
※「極相棒ゼッター」が2体以上いる場合のみ、楽族側はバースト有でもOK
vsハデス 微有利〜有利
キーカード:アルティメット・ムゲンドラ、龍魔侯オーバーヴェルム、空中要塞ホーリーズ・ベイ、(聖龍機アンピプテラ)
「空中要塞ホーリーズ・ベイ」はvs楽族と同様にささっと配置します。配置中はスピリットの召喚時効果が止まるため、このカードにコアを乗せておけば相手のコアシュートから防御用コアを守れます。
「アルティメット・ムゲンドラ」は言わずもがなですが、相手がコアシュートしきれないレベルでコアブーストしてやりましょう。「六冥魔導デルズ・ヴァジュラム」が相手盤面にいて効果がアクティブの場合はコアを与えてしまうので使用禁止です。。頻出なのでゼッター極契約を使う方は絶対に覚えておくべきです。
「聖龍機アンピプテラ」は他の方も書かれていますが、「六冥魔導デルズ・ヴァジュラム」回避で有用です。こちらも頻出なのでゼッター極契約を使う方は絶対に覚えておくべきです。
下記の2条件が揃っているのであればさっさと勝ちに行きます。
・「極限神星ネオ・ゼッター」と「アルティメット・ムゲンドラゴン・マックスター」がハンドに来ている
・確耐え手段とコアを確保できている
こちらは受けが少ないためハデス側に2ターンに渡って全力で攻め込まれると耐えきれない可能性大です。なお、ハデスに「超星使徒スピッツァードラゴン」と「碇シンジ -シンクロ率∞-」が採用されているため、「私たちはソレスタルビーイング」のみに防御を任せると泣きを見ます。
ハデス対面においてはハデス側のデッキ消化スピードが速いため、残りデッキ枚数に関わらず、「龍魔侯オーバーヴェルム」を引き込めた段階でLO勝ちを視野に入れてます。常に相手の残りデッキ枚数を気にしておくことをお勧めします(LO勝ちに行くまでは概数でOKです)。
vs造契約 五分〜微有利
キーカード:極刃翼モンタネルス
正直、この対面が一番嫌です。「メビウスリングRv」の落ちるタイミング次第で普通に負けます。また、「造相棒レーヴ」に「極相棒ゼッター」が毎ターン処理されるので復帰手段無くなった時点でも負けが近づきます。次ターンの復帰手段がなさそうであれば復帰以外の煌臨は控えましょう。
ただし、「極刃翼モンタネルス」はUトリガーがヒットすれば相手のスピリット2体を重疲労させるため積極的なプレイを考えます。Uトリガーがヒットすることを祈りましょう。
また、造契約は「星砕槌ダイダロッサ」、「スチームイノベーション」以外のカードはUトリガーで落とされると回収手段がありません。なので、Uトリガーでパーツを積極的に落としにいきましょう。
vs熱契約 不利
キーカード:極刃翼モンタネルス、私たちはソレスタルビーイング
この対面はこちらの防御手段が無力のため不利と思ってます。
白マジックは「灼熱の契約剣ヒートライザー」で容易に貫通され、「灼熱剣皇ソード・グロウ」は「私たちはソレスタルビーイング」の射程圏外、また「灼熱剣皇ソード・グロウ」のシンボルが3つ以上になると「アルティメット・ムゲンドラゴン・マックスター」の射程圏外となるのでいよいよ手がつけられません(この場合BP勝負でも余裕で負けます)。最低限としてライフ5点以上をキープしてようやく勝ちの可能性が残せます。
Uトリガーでパーツを落としたとしても、熱契約は回収手段を持ち合わせているため油断できません。
「極刃翼モンタネルス」があれば相手の「プチグロウ」を重疲労させに行きましょう。重疲労とバーストの「私たちはソレスタルビーイング」で時間稼ぎしつつ、こちらは全速力で攻め続け、相手が準備整う前にライフレースで勝ちに行きましょう(実際、ComaMasters予選で熱契約と対面した際、「私たちはソレスタルビーイング」で守れた1点のおかげで勝ちを取れました)。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか?ありふれた知識が多かったかもしれませんが、少しでもお役に立てていれば幸いです。
下に投げ銭エリアを設けておりますので、気が向いた方は押していただけると非常に助かります。
最後に「龍魔侯オーバーヴェルム」に沼る方が増えることを祈って締めくくります。
以上、ここまで長文を読んでいただきありがとうございました!
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