『パジャミィ』/いよわ AT1選note投稿祭
こんにちわ葦原です。
今回は、かんなぎ❖(@knng_441)さんが主催する「AT1選note投稿祭」という企画に参加させていただきます。
企画詳細はのご本人のXのポスト↑↑をご確認ください。
簡単に言うと、好きなボカロPの好きな曲を一曲選んでその魅力を語ろう、という最高の企画です。
私、葦原あんずはいよわさんの楽曲『パジャミィ』で参加させていただきます。
今回はいよわさんのパジャミィで参加します。
今個人的に一番熱い曲なんですよ。
そのへん諸々もこの企画を借りて語らせていただきます。
はじめのうちはこのように丁寧な言葉づかいが出来ていますが、私はパジャミィオタクです。できるだけ込み入った話はしないように頑張りますが、書くうちに情緒に負けておかしなテンションになっていくと思われます。
そこも含めて楽しんで読んでくれたら嬉しいです。
まずはPについて紹介。
ご存知の方も多いしょうが、いよわさんです。
ニコニコとyoutubeのリンクを張っておきます。
ボカロ関係の情報は初音ミクwikiを見るのが一番早いのでリンク張って紹介終わりにしたい気持ちもありますが、横着せずに紹介します。
いよわさんは、2018年にニコニコに「終末のお天気」を投稿して活動を開始し現在に至るまで精力的に作曲活動を続けているボカロPです。
作曲だけでなく、MVイラストやアニメーション、アルバムの挿画も自身で担当するマルチな才能を活かした活動が特徴的です。
代表曲は『きゅうくらりん』『千年生きてる』などがあります。
いよわさんはyoutube登録者数36万人のめちゃつよボカロPなので、この企画に参加しているボカロ厨の方々はおそらく知っていると思います。
もし知らなかったとしても今から知れるので超お得です。
いよわさんはボカコレ2022秋「熱異常」で優勝。Remix部門では2023夏、2024冬をそれぞれ「少女レイ」「リレイアウター」のリミックスで優勝しています。強い。
2024年五月五日時点でミリオン達成曲を11曲保持しており、ボカロPでは史上16人目らしいです。
そして、その第11曲目、すなわち、最も直近でミリオンを達成した曲こそが今回紹介させていただく、『パジャミィ』です。
聴いたことがない人は聴いてください。
聴いたことがある人も聴いてください。
以下の文章はパジャミィを聴いていることを前提にして書いています。
なのでぜひ一度視聴してから読んでください。
それと、パジャミィを語るうえでやはり欠かせないのが同じくいよわさんが作曲した『アプリコット』という楽曲です。
「1選」ということなので、二曲目に手を出すのはどうかと思うのですが、両者の関連性も踏まえたうえで作品を見るとより魅力的なのでぜひ。
一応、今回の記事ではあまりアプリコットの方には触れないように頑張ります。
聴きましたか?
すごくかわいい曲じゃないですか?
アプリコットとは対称的にかなりアップテンポな曲です。
ふわふわ楽しそうなんですが、同時に不安定な切なさも感じます。
そう、この曲はなんか切ないんですよ。
ラスサビに向かって音が増えていくところとか、サビの音楽もすごくリズミカルで愉快なんですけど、全体的に切ない気分になる音なんです。歌詞や映像を見ると辻褄が合うのですが、それらの文脈を抜きにして純粋に音だけで聴いても、なんとも言えない寂しさを感じます。
音楽知識皆無なので理由はわからないですが、そういう音の配置なんでしょう。
あと、毎度ですがピアノが最強です。
、、、だめですね。
言いたいことが半分も言葉になりませんでした。
悔しいです。
音楽関係の語彙と知識がほしい。
ここからは私がパジャミィのここが好き!!ってところを羅列していく記事にします。
これは余談なのですが、実は私はパジャミィの記事を過去に一度noteで執筆してて(全然読まなくてもいいですが読むと私と同じ気持ちになれます)、その記事では歌詞について色々と深堀りしているのですが、同じことを二回書きたくないですし、いよわ界隈外からも人が集まるこの投稿祭では込み入った話はしたくないので、歌詞や動画の解釈というよりは、なんというか。
パジャミィってかわいいよね(強意)!!!!!
ということを伝えたいなと思います。
一応歌詞は張っておきます。
そして、イントロの間にキャラクター紹介画面が入ります。
まずはパジャミィ!
次にアプリコットの女の子(多分)!!
もう既にかわいいです。
いよわガールズは線が丸い。
見た目だけでなく、歌詞に出てくる幼さを表す表現も凄く良いんですよ。
「暗い夜が怖くて泣いていた」は幼い子どもが抱く夜への恐怖。
「取っ散らかしたおもちゃと長い袖」は成長途上にある子どもならではのオーバーサイズの服ですね。
「裸足で蹴り飛ばした」というのはアプリコットと照らし合わせると天気を占う靴飛ばしと解釈することもできるかもしれません。
そして一番のこのシーン!
もう絵がかわいすぎる。
パジャミィは夢の中だけで会えるイマジナリーフレンドなので、彼女とのおわかれは夢から覚めることです。
頬をつねるという夢から覚める仕草がさよならを象徴する動作なのでしょう。
そして、これは伝わるかどうかわかりませんが、「また会おうね」じゃなくて「また会おうぜ」なんですよ!
日本語楽曲の歌詞では語尾に〜ぜを使うことってよくあると思うのですが、私はその言い回しが大っっっ好きで。
もうこのワンシーンは俺得要素しかないんですよ。
多幸感!!!
ありがとういよわ!!
二番以降では、二人の関係性が徐々に崩れていく、離れていく様子が描かれます。
「皆 嘘をついている」
このフレーズは、周りの大人にパジャミィの存在を否定され、それを受け入れられない様子、みたいな想像が自然なのでしょう。
曲にハマるきっかけというのは人それぞれだと思うのですが、私の場合、きっかけはここでした。
最初は動画をそれほど注視することはなく、流し聴き位な感じでいろいろないよわ曲を聴いていたのですが、その時この「皆 嘘をついている」というフレーズがなんかひっかかるというか、琴線に触れる部分があったんです。
当時、というか私はいつも、一定のレベルで人間不信なところがあって。
人混みを歩いてて笑い声が聞こえると自分が笑われているような感覚になるじゃないですか。あれと同じで誰も彼もに「口では綺麗事言っても腹の底では自分のことを笑っているんでしょ?」みたいな不安感がずっとあるので、「皆嘘をついている」というフレーズが流し聴きしている中でふと心に止まったんです。
それをきっかけに、しっかり目や耳を傾けて聴いてみると、もう最高の世界に出会えたというわけです。
なのでこのフレーズは今でも大切です。
あと、サビの歌詞が「大人になっていく君に 忘れ物を届けるように」となっているのも、パジャミィが、成長するに連れ自分の存在を忘れて離れていくアプリ子に対して、それを肯定しながらも「今だけはまだ」という必死な想いを抱いているのを想像できてすごく良い。
良い。
しかもその不安に追い打ちを掛けるように「怖い声」が無情な現実を突きつけてくるんですよ。
「本当の気持ちは誰にも言えないのに」
「最後は地獄に落ちるだけなのに」
ここの解釈はアプリコットに触れないといけないのでここでは書きませんが、アプリコットを聴いた上でこのシーンを見ると様々な想像が掻き立てられます。
ぜひ。
そしてCメロから大サビへの流れです。
そう。卒業式なんですよ。
この曲に感じる感情とか切なさは卒業式のときに感じる気持ちと同じなんですね。
卒業式は、別離を象徴するさみしいイベントなのですが、同時に門出を祝ったり、友達と最後に思い出を共有する、凄く楽しい側面もあるじゃないですか。
小学校の卒業式のときの感情とこの曲を聴いた感覚が凄く近いんですよ。なので「映画も 陽だまりも 卒業式も」のフレーズで、なんとも言えないこの切なさの解答をもらったような気がしました。
また、このCメロのシーンのイラストがこれなんですね。
この挿画で「こうしてもらいすぎたものを返せたらそのために生まれてきたと思える」です。
パジャミィ、、、、、良い子すぎる。
そして対する返答として「それならば誰があなた起こすのパジャミィ」
この問いに対する答えはなく。ラスサビ、最後のお別れが始まります。
もうパジャミィは起きないんです。
パジャミィーーーーーー!!!!
あああ情緒が!!!やばい!
せつない!!!
曲も終盤、パジャミィとはもうお別れです。
「涙拭って笑おうぜ」
それでも最後は、アプリ子の成長を祝って、笑ってさよならをいいましょう。
ラスサビのイラストは1サビと構図は同じですがアプリ子がパジャミィの涙を拭ってあげています。エモすぎる。
ありがとうパジャミィ、、、
ありがとういよわ、、、、
ああもう。
最高の卒業式でした。
以上で『パジャミィ』について私が感情をぶちまける記事は終了になります。
以下はパジャミィの動画内容とは直接関係しないのですが、いま最高にパジャミィがアツいので、少しその話をします。
まずはミリオンですね。
冒頭でも触れましたが、ついこの間5月3日の午前1時過ぎ、パジャミィがニコニコで100万回再生を突破しました。
めでたいです。すごく。
この記事を読んだみなさんも余裕があればニコニコの動画に飛んでパジャミィたちに「おめでとう」とコメントして上げてください。
多分喜んでくれます。
また、最近、と言っても去年の年末年始の話になりますが、由末イリ、いよわ、manikaの三者で手掛けた「まわるほしよにうかぶゆめ」というコンピレーションアルバムが頒布されたのですが(通販あったのに買ってませんすいません買うべきでした後悔してます言い訳すると受験期だったんです)、これにパジャミィ(由末イリRemix)が収録されています。凄く、、、凄く良いです。
いよわ界隈関係なく、このアルバムは本当にどれもいい曲ばかりなのでぜひ聴いていみてください。とてもありがたいことにサブスク配信されてます。
次、他に最近のパジャミィ事情というとやはり超会議、ボカニコですね。
超ボカニコDAY1でいよわさんが披露したDJプレイの中にパジャミィが入っていて、もうすべてのパジャミィ好きが大歓喜です。
しかも、あくまで個人的にですがパジャミィ周りのDJセトリが最高でした。
話が逸れました、パジャミィの話でしたね。
超ボカニコのいよわDJ、じつはパジャミィが流れただけでなく、DJプレイ中の新曲投稿に加え、3rdアルバムの発売が告知されたんです。
そのアルバムタイトルが、、、
『映画、陽だまり、卒業式』
パジャミィーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
どこからどう見てもすべてがパジャミィじゃないですかこれ!!!
もうパジャミィのためのアルバムと言っても過言ではない。
今まさに通販予約受付中なのでぜひ買いましょう!
私はもちろん買いました。
ぜひ!
以上の点から、今いよわ界隈で一番アツい曲はパジャミィなんです。
投稿祭の他の参加者さんの参加表明を見ていると、自分のパジャミィはかなりメジャーな曲のように思えたので、私ももっと人に知られていないニッチな曲を攻めるべきかという逡巡もあったのですが、今、この時期に記事を書くべき曲はこれ以外にない、という強い思いがありパジャミィについて執筆させてもらいました。
おわりに
ほとんど感情を吐露しただけの文章と呼ぶに値しない駄文でしたが、ここまで読んでくれた方はありがとうございます。
また、この投稿祭を主催してくださったかんなぎ❖さん、本当に書いていて楽しかったです。ありがとうございました。
この記事がきっかけで『パジャミィ』を好きになってくれたら、執筆した身としてもこの上なく嬉しいです。
まだ他の参加者さんの記事は拝読していませんが(順次回ってコメントします)、私が一番テンションが高い自信があります。
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