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週末回顧(2024年9月8日)

今週は考える週。

一番考えた事は「自分はどのように世界を捉えているのか」ということ。

もっと純粋な主観客観以前の観点。

もっと衝動的な、見た瞬間に浮かぶ言葉以前に感じることがあるのは多分事実で、でもそこを捉えるのはかなり難しい。

だけど出来るはずだし幼少期の頃は出来ていたはず。

赤い花を見た時に「あれは赤い花だ」と普通に生きていたらそう捉えて終わりだけど、「赤い」とか「花」とかを認識する前の自分はどうその赤い花を捉えているのか。まだ言葉を話せないくらいの子が赤い花を見た時にどうその花を捉えて感じているのか。僕はそこに興味がある。

だけど、年齢を重ねる毎にそこの観点が薄くなっている様に感じる。感想を述べる時も自分がどう感じるかを自分が今まで蓄えた知識からなんとなくの輪郭をとりあえず掴んで、そこをただ言葉にする感じ。

あんまりおもしろくはない。

今考えつく限り、解決策として今日から出来ることを一つ挙げると自分の好き嫌いを明確にして生きることかなと。

例えば展示会に行くときは、自分が好きだと思える作品があったら足を止めて鑑賞して名前を記録するとか。逆に片っ端からとりあえず作品を見て名前をとりあえず記録するとかの方法は取らない。それをすると自分の目ではなく他人の目で物事を見るようになってしまう。そうすると自分が持っている世界観や思想が薄まっていく。

自分の目を信じて物事を見ると失敗の数と質も大きい。

だけど、失敗もいっぱいして、失敗するほどに感覚は優れたものになっていく。自分の目を信じて失敗するからこそ、目は養われる。

そのサイクルが一番人を喜ばせることが出来るモノづくりをする人のサイクルなのかなと。



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