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2024ヤクルトドラフト展望予想

おはこんハロチャオ!カズヲです。
今年のプロ野球ドラフト会議も近づいてきたということで、私の推しチームである東京ヤクルトスワローズのドラフト展望予想について語っていきたいと思います。
今年はあまりドラフト候補を調べられてないので、具体的な選手名は少なめで。


1.ヤクルトの戦力分析

まずは今のヤクルトの戦力分析をして、どんな選手が欲しいのかを考えていきます。

1-1.投手

チーム防御率は5位と0.5以上差をつけられての圧倒的最下位ということで、当然補強ポイントに挙げられる部分です。
特に先発防御率は4点台と非常に悪い。中継ぎ防御率も最下位ではありますが、抑えている投手は抑えている、つまり勝ち試合は計算が立つので、まずは勝ちパターンに持ち込む回数を増やすために先発を揃える必要があります。
しかし、質のいい即戦力系の投手は欲しいのですが、あまり数を取る必要はないと思います。
というのも、近年投手中心のドラフトが続いているせいで、25歳前後の投手が非常にダブついており(質はともかく)、数も取るとアンバランスな編成になってしまいます。
早い話が、山賊打線時代に課題は投手と言われ投手を取り続けた結果、野手が一気にいなくなって低迷した今年の西武のようになってしまうリスクが今のヤクルトは非常に高いです。投手だけに上位指名を割くのではなく、野手のプロスペクト(将来有望な選手の意)をしっかり取ることも重要です。

まとめ:一番分かりやすい補強ポイントだが、数を取る必要はなく、上位が投手一辺倒になってもいけない



1-2.捕手

現状の戦力に目を向けると、ベテランで世界一を経験した中村がレギュラーに座り、今年プチブレイクを果たした松本直樹、守備では中村と遜色ない古賀、若手有望株の内山鈴木と一通りは揃ってる印象です。
しかし、今年は一番計算の立たないポジションでありました。今年は怪我人が多く、高卒ルーキーの鈴木を上げざるを得ない時もあるほどで、二軍の捕手は橋本1人なんてことも。更にフェリペと西田の2人も切ったということで、絶対数が足りてないポジションです。
内山が腰を痛めていて、今後捕手をやらないかもしれない事まで考えると、ドラフト+戦力外から2〜3人くらい取るのではないかと思われます。
個人的には、大社の捕手を取って1年目から二軍の捕手としてフル回転できる選手をドラフトで1~2人は取りたいところ。

まとめ:1年目からガンガン回れる即戦力系の捕手を複数確保したい


1-3.内野手

結論から言うと、1位指名を使っても良いのでプロスペクトを獲得したいポジションです。

今のレギュラーを見ていくと、一塁オスナ、二塁山田、三塁村上、遊撃長岡です。
このうち、一塁はオスナで問題なく、いなくなった後も山田の天下り先や助っ人ガチャを回すポジションだと思うのであまり考えなくて良いです。遊撃も今年長岡が大きく成長して不動のレギュラーを掴みました。若いので暫くは心配しなくて良さそうです。
問題は二塁と三塁。三塁は村上が来オフにメジャー挑戦を表明しており、再来年以降ポッカリと穴が空きます。二塁の山田も3年連続で不本意な成績を残しており、ここから急にトリプルスリーのように戻ることは考えにくい。将来を見据えた有望株が欲しいところです。

そして、現有戦力でプロスペクトが少ないです。武岡は打撃が一軍レベルになく、赤羽はポテンシャルを出し切れていない。その他も期待は薄く、早急に期待の若手の確保が必要です。

まとめ:数年後穴が空くポジションが複数。上位を使って将来有望な選手が欲しい。



1-4.外野手

現戦力は、レフトサンタナ、センター塩見(怪我から復帰想定)の2枠がレギュラー。残り1枠を西川丸山澤井並木増田らが争い、即戦力を取る必要性は1番薄いポジションではあります。
しかし、今年青木山崎と2人も引退し、まず絶対数が足りません。上位を使うかは分かりませんが、1人以上は取ると思います。
そして、年齢を見ると働き盛りの中堅が多く、期待の若手枠が全然いない状況です。幸い一軍に余裕はあるので、今のうちに下でじっくり鍛えられる若手が欲しいところ。
個人的には、塩見31歳、サンタナ32歳で数年後が不透明なのと、塩見は大怪我からの復帰を考えるとセンターを数年後も続けるのは厳しいと思うので、センターを守れる選手の育成をしてほしいです。

まとめ:即戦力は必要ないが期待の若手が少ないため、高卒でいい素材を獲得したい


2.ドラフト展望

これを踏まえて、今年のドラフトを予想します。具体的な選手名ではなく、ここでこういう選手を取ってほしい、といったざっくりしたものですが。

2-1.1位指名

最優先で取りたいのは、即戦力の先発かプロスペクトの内野手の二択です。幸いここに該当する選手は複数いるので、その選手に1位行くのではないかな?と考えてます。
投手であれば中村か金丸、内野であれば石塚と渡部が候補に上がると思います。

2-2.2位指名

ここは1位指名で取れなかった方、1位投手なら2位内野手、1位内野手なら2位投手を取りに行くべきだと思います。
1位2位投手指名したら最悪ですが、やりかねないのが今のヤクルトの怖いところ…

2-3.3~4位指名

3位と4位の指名順が近いのでひとまとめで。
バランスとしては、投手1人、捕手or外野手1人といった形でしょうか。
勿論いい選手が残ってたら野手2人とか、内野手指名してもいいです。ここまでは補強ポイントというより純粋に能力の高い選手に行ってほしい。

2-4.下位〜育成指名

ここは補強ポイントを埋める形で。
投手は左腕が取れてなければ中継ぎ左腕で使えそうな投手に行くとか、捕手や外野手が足りてなければ指名して埋める形を取ってほしいです。
ここで高卒取るならスケールの大きいロマン型で良いと思います。今のヤクルトは投手も野手も全体的に平均点でそこそこの選手しかいないので、多少の欠点に目をつぶって長所を伸ばしたくなる選手を見たい。

全体としては、投手3~4、捕手1~2、内野手1~2、外野手1~2(野手4~5)といった形でしょうか。育成では投手もっと取るかもしれませんが、支配下は野手中心のドラフトにしてほしいです。


3.あとがき

いかがでしたでしょうか?(クソブログ風)
ドラフトは来年再来年を勝ちに行く短期的な視点と、数年後を見据えた長期的な視点を混ぜて考えないといけないので難しいですが、ドラフトを通じてスワローズが良くなることを願ってます。
ないとは思いますが、今年も去年みたいにドラフト上位を投手まみれにしたら高津監督を「自分の任期の事しか考えてない自己中」としか思えなくなります。野手のプロスペクト指名も頼むぞ。

以上になります、ご高覧ありがとうございました。

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