つば九郎に対しての思いを書き連ねるだけのブログ。
令和7年2月19日、つば九郎を担当していたスタッフが永眠されたと公式発表がありました。
つば九郎は球団だけに留まらず、球界、またプロ野球をあまり知らない方にも知られた名物マスコット。当然スワローズファンの私もつば九郎の一挙手一投足に楽しませてもらった1人であり、今回の訃報でとても表現しきれない、大きな悲しみを感じました。
今回の記事では、つば九郎に対する思いと感謝を吐き出し、自身が悲しみを乗り越える機会にしたいと思い書きました。
以下まとまりのない文書を書き連ねていくだけになるかと思いますが、ご了承ください。
つば九郎を一言で言い表すなら、「大偉人」ならぬ「大偉鳥」でした。
グッズの売上はほぼ毎年1位。その一挙手一投足は、球団どころか球界の顔として注目されていました。職場にいるプロ野球に詳しくない方も、私がヤクルトファンだと伝えると「つば九郎のいるチームだね?」と言っていたように、多くの方に認知されていた人気者。
また、つば九郎が好きだからヤクルト応援するようになった!という女性ファンの声も少なからず聞きます。ビジネス面においてだけでも、スワローズに大変貢献してくれていた大偉鳥でした。
彼のフリップ芸も、魅力の一つでした。時事問題を中心に時には毒を吐いてイジり笑いをとっていましたが、炎上はしない絶妙なライン。フリップ芸を見ていて、やってる方はなんてユーモアに溢れた面白い方かつ、ちゃんとギリギリのラインを見極められる賢い方なんだととても感心していました。あのフリップ芸が今後見られないと思うと、とても残念です。
また、色んな人と親身に打ち解け、気遣うことの出来る人情に溢れた鳥でもありました。彼のブログを見ていると、スワローズの選手を中心に様々な方に思いやりを持って接しているのが分かります。選手のSNSを見ていても、つば九郎と選手が一緒に写り、見ててホッコリするコメントが添えられていて、つば九郎は選手にも愛されているのだなと感じました。
今回の訃報を受け、スワローズ所属の選手は勿論、他球団の選手や記者、審判の方など、実に多くの野球関係者からご冥福をお祈りしますの文書と共に、過去のエピソードを目にしました。それだけつば九郎が多くの方に愛されていて、かつ人徳のある方だったことがとても伝わりました。
正直、今後のつば九郎の展開をどうしてほしいかは自分の中でモヤモヤした状態です。
あのフリップ芸などが出来ないならつば九郎じゃないって気持ちもあるし、中の人が変わってもいいから継続してほしいって思いもあります。これは自分の中ですぐに出る答えではないと思いますが、どのような形になってもヤクルト球団の方針を支持したいと思います。
これだけスワローズを、野球界を愛してくれた方は他にいないと思います。
フリップ芸やくるりんぱで楽しませてくれて、スワローズに話題を提供してくれて、スワローズや野球界を愛してくれてありがとうございました。
どうか向こうでノムさんや衣笠球団代表などと一緒にゆっくりお過ごしください。
ご冥福をお祈りいたします。