「見守り支援上手」になりたい【前編】
お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています
家と言わず職場と言わず、
足の小指を色々なところにぶつけてしまう
「やらかし系生活支援主任です」
安全靴を履こうか真剣に考えた時期があります
さて、今日は「見守り支援上手」になりたい【前編】
と題して書いていこうと思います
私、見守り支援は得意ではありません
逆に言えば伸びしろがあるということだと思うので、
考えをまとめつつ、成長の糸口を探ろうと思います
そもそも「見守り支援」とは?
「見守り支援」と言われてもピンとこない人も多いかもしれません
障害のある人に関わる仕事だけでなく、
介護の仕事では比較的よく使われている言葉だと思います
学校教育や保育の現場はどうなんでしょうか?
もしかしたら「使うけどニュアンスが若干違う」かもしれません
非常に興味があるので、コメントなどで教えていただけると嬉しいです
福祉の世界での「見守り支援」とは、
直接手伝うわけではなく、さりげなく様子を見て、
突発的な出来事に素早く対応すること
私はこの「さりげなく様子を見て」の部分が苦手で、
わかっていても、すぐにお手伝いをしようとしてしまいます
「見守り支援」が必要な人はどんな人?
・普段の生活に必要なこと(着替える、排泄する、など)は自分でできるけれど、行動面での配慮が必要な人
・誰かが近くにいてくれることで、「今何をして、次に何をするか」を思い出すことができる人
・1人でいる(と感じる)時に、急な行動が起こりやすくなる人
自分の中で、ご利用者さんを頭に思い浮かべながらまとめるとこんな感じになりました
「見守り支援」はご利用者さんとの距離感が大切
いくら「支援」と名がついていても、
真横でじっと見つめられていたらストレスがかかります
これでは「見守り」ではなく「監視」になってしまいます
かといって、気配を完全に消してしまうと急な行動が起きやすくなってしまうケースが出てきます
つまり、
誰かがそこにいることはわかっているけど、そこまで気にならない距離
を見極めていくことが大切なわけです
サラッと書きましたが、私にとってこれが何とも難しいんです
ご利用者さんのその日の調子によっても、
見守り支援に必要な距離感は変わってきますので、
微調整を繰り返しながら試行錯誤を続けています
後編では、
見守り支援のポイントや、
得意ではないなりに工夫しているところ、
などについて書きたいと思います
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで