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「見守り支援上手」になりたい【後編】

お会いできて光栄です 
けんです 
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています 

さて、今日は「見守り支援上手」になりたい【後編】
と題して書いていこうと思います 

前編はこちらをどうぞ

見守り支援が得意ではない私ですが、
逆に言えば伸びしろがあるということだと思うので、
得意ではないなりに工夫しているところや、
ポイントなどを整理していきます

大事なのは「距離感」と「存在感」

私の務める施設の場合、1人の職員が複数のご利用者さんに対しての見守り支援に入ることがあります

そうかと思うと、1対1で見守りの支援をすることもあります

「そこにいることはわかっているけど、そこまで気にならないな」
くらいの距離感と存在感を調整するのが大事…
だとは頭でわかっているんですが

いやぁ、これが難しい
つい存在感丸出しでお手伝いしてしまいます

「見守り支援」をする時のポイント

「見守り支援」をする時のポイントは
なぜ見守るのかをはっきりさせる
ことだと思います

・机に向かって活動していると、急に出入り口に向かって走り出してしまう事があるので、危険を予防する意味で対象行動に備える

・1人で活動していると、トイレに行くことを忘れるほど集中してしまうので、「トイレに行くこと」を忘れないように声掛けなどをするために見守る

など、「何のために、どんな行動に備えるのか」というふうに、見守りをするはっきりとした対象行動が、目的として共有できるといいのかなと考えています


得意ではないなりに工夫していること

・「何かをしている人」になって見守る
何もせずにそこにいられることが苦手なご利用者さんには、
あえて「何かをしている人」になって近くにいる工夫をしています

不要になったFAXなどストックしておいて、ペンを片手に
「書類を書いている人」
になることが多いです

「私も近くで作業させてもらいます」
みたいな感じでさらっと支援に入ります

・横並びに座る
⇒緊張感を和らげる意味でもよくつかう方法です

後方に位置を取ると支援が上手くいかない場合は、
横並びに座る工夫をしています

「何かをしている人」と併用することが多いです

・定期的に声をかける
⇒あまり頻度が多いとストレスになってしまうので、10〜15分に一度(ご利用者さんによってはそれ以上の間隔で)声をかけることを意識しています

見守り支援にプラスして、声掛けがあれば次の行動を思い出すことができるご利用者さんに実施しています

自分の中で、ご利用者さんを頭に思い浮かべながらまとめるとこんな感じになりました


存在感のコントロールが課題

存在感丸出しでお手伝することはむしろ得意なので、
「さりげなくそこにいる」事ができるようになる
というのが当面の課題になりそうです

「できるようになった」という自覚が芽生えたら、
実践した方法などを記事にしてみようと思います




それでは今日はこの辺で

ありがとうございました
また会う日まで

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けん
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