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しがないワーママが「女性」だけに子育て支援する企業施策に思いを馳せる
最初に言いたいのは、「善し悪し」は一般的に一律的には結論できないということ。でも、今私が感じた、いいね!ポイントを書いておこうと思う。
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以前、外資系企業のコンプライアンス研修の雛形的な物についての記事を書いて、外資系のコンプライアンス意識はやはり「子育て世代」にはいいよなぁーと感想を持った。
「子どもの迎えなんて奥さんに行かせろ」は真っ黒なハラスメント!(令和の今は日系企業もそうかな?)
さて、私の働く会社では女性に特化した、企業独自の支援がある。外勤女性へのシッター代補助(在宅勤務できないため)や、女性の産休明け早期復帰支援金など。
きっと、賛否両論あっただろうな、と想像つく。
それでも、実行したのは、「どうしても、女性社員に子育てしながらでも仕事を続けてもらいたい」というガッツを感じて欲しいからだろうなと思う。
正当な評価もなにも、女性自体が土俵からいなくなっちゃあ、あがったりだから、土俵に立ち続けて欲しいよ!ってリーダーシップチームからのメッセージをしかと受け取った。
私は内勤だし、もう産休も取らないので恩恵はないのだけど、このような勇気あるアクションのできるリーダーのいる会社にいるのは気持ちがいい。
反面、子育てに積極的な男性が可哀想にも思う。
(前提として、パパ育休や男性の育児休業は、活用されているし、育休ハラスメントもない!はず)
例えば、妻も外勤で、自分も外勤で、実家も遠方でシッターを使う男性。シッター補助がでない。女性なら出るのに!
例えば、妻は育児休業を取らずに職場復帰(自営業や余人を持ってかえがたい仕事)するから自身が育休を取り主に育児をする男性。一般の女性より短期で復帰しても、早期復帰支援金はない。女性なら出るのに!
こうした、妻が働きマンだったり、例えば他にも介護をしていたり事情があって自身が子育てに深く関与するパパには、「女性に特化した支援」は酷にも感じる。
(以前勤めた別の会社では、男女関係なく、子育て支援金がかなり高額で支給された。ただし、人家庭につき、この人数に関係なく一律だったが助かった)
しかし、女性に特化した支援策に「男性にも与えるべき」と反対意見を唱える人がいなかったということは、どういうことか?
「僕も欲しいです!」と主張しそうな男性がいそうになかった、あるいは、男性にもあげないと可哀想だと女性も思えるほど育児をしてそうな男性がいなかったのだろう、と想像できる。
だからこそ、今支援策を受けた女性が活躍しまくり、逆に男性の支援策が必要かも?と検討される日を心待ちにしてもよいかもしれない。
あるいは、「僕も制度を使いたい」と言い出す人が出る日を心待ちにしてもよいかもしれない。
そんな日が来るように、子育て中の女性が活躍してみんなハッピーだねという空気を作れるように私も何ができたらよいなと思う今日この頃。
とはいえ、最近、土曜に大人数が集まる仕事の解散時間が6時だったので、「おうち大好き勢代表」の気分でもう少し早く終われないか?質問してみたが華麗にスルーされた。
日本人はほんとに仕事が好きなんだね。