子育て。義母や実母からの苦言、分かるができなくても気に病みすぎる必要がないと思う理由

こちらの記事に子育てのダメ出しをされてもコーヒーを飲めばスッキリできるようなことを書いた。豆をゴリゴリ砕いてコーヒーを飲んでいたわけだけど。まだくよくよしてもいた。

義理母からはしつけがなってないとの指摘が多い気がする（夫が注意を受ける。私は直接言われない）。私の母からは私を心配する圧力がすごかった。子育てには何も触れてこないが私の高齢出産を心配しすぎしつこくてうんざりしてしまった。過去にも結婚が遅いという心配も激しかった。
✳︎両方とも、関係は良好で、普通に、平和にやっております。

一通り、子育てのダメ出しや心配の圧についてくよくよして、結論に漂着した。
あんまり気に病む必要ない気がする。それがなぜかを紐解いた。

子育てのダメ出しについて

もちろん、義理母は子育てについてよく知っている。
思わず苦言を呈するほどうちはひどく見えたのだろう。
言われたことは否定はしない。
わかっているし、できるよう、なるべくがんばってはいる。
けどうまくいかないこともある（息子にも意志はあるよね）。

私は子どもができる前から、子どもにはやらないぞと決めていたことがある。

それは、「親として私は一生懸命やってるのに、なぜいうこと聞かないの、悪い子ね！」といったプレッシャーや発言を子ども本人にかけない、ということだ。

言い換えると、子どもを私にかかるプレッシャーの吐口にしない、ということ。
または私が頑張る分あなたもそれに応えなさい、という期待をかけないこと。

だから、子育てのダメ出しを受けたら私がそれを受け止める、それで良いことになる。

子どもには、私たちがこうあってほしいということを伝えて、できるよう努力もして、迷惑をかけときは私が頭を下げようと思っている（できるうちは）。

「ちゃんと躾けないと子どもがかわいそうだよ」
この一言は正直きつい。
そう思う。かわいそうと思われる子にはしたくない。
「かわいそうと思われない子ども」と「親へのプレッシャーを親の代わりに受け止める子ども」どちらになりたいか息子に聞きたいくらい。
せめて、他人の意思で自分を追い詰める親の姿よりも、親がやりたいようにやって笑っている姿を見ていてほしいと自分勝手なことを思う。

そういうわけで、くよくよはする必要はないと思った。
お義母さんはきっと、たくさん苦労して子育てしてきた。
だから分かっている答えを夫に種明かししてくれている。ありがたい。なるべく努力する。
でもそれで息子を追い込む必要はないかなと思った。

ちなみに、夫は靴を揃えないし、いただきますとごちそうさまを言わないことも多い。子育てについて饒舌なお義母さんのアウトプットである夫がこの状態。息子はそれら全部できるのだ。どうして息子がダメだと思う必要があろうか。

心配し過ぎの圧力について

結婚が遅いのも出産が遅いのもどうしようもない（実母の時代は、そんなことなかったのかな？）。心配だと私に伝えるより「大事にね」「幸せになりなよ」ではだめなのか？

結婚出産に限らず、自分ではどうしようもないことをダメ出しされるのは神経が削られる。だって言われてもどうしようもないのだから。

ただ母は私が心配なのだ。なら心配するのを止めようとしても仕方がない。きっと私はこう返せば良かったのだ。「そうだね、心配だよね」。心配いらないよ、というもの違うのだと思う。だって心配する気持ちを止められないのだから。

当初、心配と言われると高齢結婚のお前が悪い、高齢出産のお前が悪い、と責められている気がして気が滅入った。親に心配をかけてはいけないと潜在的に思っていたからだと思う。母親は、たぶん心配な状況に娘が置かれていて気が気でないだけ。

これって逆に、もはやコントロールできない娘をそこまで心配する母親の方が心配じゃないか。「私は大丈夫だよ」などと答えてストレスを溜めるより「お母さん、体は大丈夫？お父さんとは仲良くやってるの？」そう切り返せばよかったのかも知れない。

そんなことを考えていた。

やっぱりぐるぐるしちゃう

考えてみて折り合いもついたし、スッキリもした。

けれど、うん、やっぱり家族てむずかしい。　　
思いの受け取り方はむずかしい。

こうすれば良いよと教えてくれる気持ち、苦労させたくない気持ち、心配な気持ち、全部そのものはあたたかい。　

正面から受け取った方が相手は喜ぶかも知れない。けれど、受け取るこちらが温かい気持ちになるとは限らない。

もし子どもたちが将来家族を持って、孫の姿を見ることがあったら。
こんなところが素敵だね！いいね！と孫をほめたい。パパとママをほめたい。
できたら子どもがほしい言葉をかけたい。子どもが大人になったら、自分にできることは応援するくらいなのだから。

そんなおばあちゃんになりたいなと思った。

想いにしろ言葉にしろ、できるならば、人に対して、もらって嬉しいと思われるものを贈りたいなと思う。
思うのとできるのは違うけど。

カフェラテが飲みたい。
フワッとしたミルクフォームで癒されたい。