11/15 Mrs. GREEN APPLE phase2スタートから初の、そしてミセスとしても初の記念すべきzeppツアー ゼンジン未踏とリライアンス〜復誦編〜 Zepp Haneda公演 Day2に行ってきた。
7/8にぴあアリーナMMで行われた復活ライブ「Utopia」のアンコールで発表されたこのツアーだが 今や日本を代表するポップバンドになった今でも、こうやってライブハウスでツアーを組んでくれる事がたまらなく嬉しくて当選してからずっとずっと今日を楽しみにしていた。
ライブハウスでミセスのライブを見るのは前回のゼンジンツアー ゼンジン未到とプロテスト〜回帰編〜 今は亡きZepp Tokyo公演2日目から実に4年ぶりである。あの頃からもう既にチケットが取れない状況だったが、当時よりメディア露出やタイアップなど、大衆にミセスの音楽が広まることが増えただけに今回のツアーもチケットの争奪戦であった。

そして会場に向かうモノレールでライブでの声出し規制緩和により、段階的に声出しを解禁するというニュースが飛んできた。
声出しありのライブなんて、それこそ2年前のエデンの園が最後である。声出しありのライブってどんな感じだったかなぁなんてソワソワしながら
会場に着くと、開場1時間半前だがもう既に多くの人がいた。
羽田2公演は物販が始まると同時に涼ちゃんが物販列に顔を出していたみたい。早く着きたかったです、、トホホ...

連番相手と合流し、入場を待つ。
整理番号は750番と真ん中より少しいいかなと言ったところだったので できるだけ前の方を攻めようと打ち合わせをしつつ、呼び出されるのを待つ。チケットの提示を終えてドリンク代とコインを引き換えたら、交換をせずそそくさと中に入る。
Zepp Hanedaでライブを見るのはこの日で3回目。 1回目のsumikaのFCツアーは2階指定席で の鑑賞。2回目のTHE NINTH APPOLOの対バンイベントはスタンディングであったはものの、まだ足元にシールが貼ってあったので 規制緩和後のオールスタンディングでのZepp Hanedaでのライブは初めてであった。
整理番号からは予想出来なかった下手側4列目〜5列目を確保でき、連番相手とあの曲やるかな〜とかこの曲聴けたらヤバいよね〜なんて他愛もない会話をしながら開演を待つ。


【以下 セトリについて1曲1曲感想を綴って行こうと思うので、ツアー中のため未参戦の方はご注意ください】









1. 藍
BGMが止み暗転しメンバーが出てくると
若井の力強いギターから始まり 大森とのギターの掛け合いが印象的なイントロの藍からライブは幕を開けた。
 「ジャンプ!」といきなりオーディエンスを煽り始める大森。
前回のゼンジンツアー CDJ1819 エデンの園とこの曲のライブでの披露を見ているけれど
曲名通り青い証明をバックに演奏されるこの曲はポップバンドとして括られがちなMrs. GREEN APPLEが正真正銘''ロックバンド''であることを象徴してくれると感じます。かっこいい!!ひたすらに!!

2. 灯火
Mrs. GREEN APPLEです!からイントロ流れて?????ってなったよね。
だって今までライブで未披露の曲だもん。
なんとなく今回のツアーで演るんじゃないかな?って期待していたけどいざ来るとびっくり!!
最近プライベートで心から笑えることが少なくなっている自分だけれど、そんな自分をお守りする精が灯ってくれた気がしたな。
サウンドはロックだけど すごくすごく優しくて暖かい曲でした。ありがとう。
「さよなら、元気でね バイバイ。」


3. ニュー・マイ・ノーマル
記念すべきphase2開幕の曲!
イントロからやっぱりうるうるしちゃうね。
開幕2曲がロックサウンド全開の曲だったからこそ キラキラポップのザ・ミセス!なこの曲がより一層ハッピーに感じたなあ。
ラスサビ前の若井と涼ちゃんの掛け合いソロパートも2人ともニコニコで楽しそうで こっちも思わず口元緩んじゃうんだよね。
いつもは痛い胸らへんが、ミセスのライブに行くと高鳴ってしまうなあと心の底から感じさせてくれるね。
3曲目でもう既に幸せいっぱいです😊

4. CHEERS
「次の曲の演奏中だけ写真のみ撮影OKです!ですが皆さんを跳ばせに行きます!」と演奏されたCHEERS
やっぱり底抜けに楽しいね。1番2番までは撮影に徹していたけど やっぱり身体がうずうずしてしまってラストはカメラなんかそっちのけで飛びまくって楽しかったな。
曲入り前のMCで段階的にこれから声出ししていくよってアナウンスしてくれて、曲が終わった時とかMCの時の歓声が帰ってきてたまらなくうれしかった!!ガッツリ合唱したりC&Rはできなかったから、早くみんなででっかい声で乾杯🥂したいね

いい写真撮れたので載せておきます✌️

5. How-to 
この曲も全く予想出来なかったから思わず声が出てしまいました、
航空会社 エアアジアとのタイアップが相応しい壮大なコーラスパート。
この曲もまだ一緒に歌うことは出来なかったけれど、やっぱりミセスのライブは一緒に歌える曲が多いよなあって思ったな。
空飛べそうな気がしたよあ
あとアウトロ 、あれROOM TOURのエンディングと一緒だったよね??
気のせいじゃなかったら感動😢

6. インフェルノ
今やバンドの代名詞となったこの曲。
Utopiaもだったけど導入のSEはいつまでもエデンを彷彿とさせてくれて嬉しいなあとかんじます。
真っ赤な照明をバックにアレンジ全開で歌うもっくんはやっぱりカッコイイね。
命の火が消えるその日まで愛させてくださいMrs. GREEN APPLE。

7. No.7
なーなな ななななななな!あああああ歓喜(語彙力)
三田祭は行けなかったのでCDJ1819ぶりの回収です!!
ミセスのライブってどの曲も楽しいけれとこの曲は特に群を抜いて楽しいと思っていて、しかもちゃんと7曲目に持ってきてくれるあたり、愛しか感じない!!!
歌詞は皮肉全開の曲だけどやっぱり楽しいね!
盆踊りダンス久しぶりに出来て嬉しかった🏮

ここでサポートメンバーの紹介!
夏彦さん 顔全体が口って言われるくらいニコニコでベース弾いてたな、嬉しいね。
そしてサポートキーボード、藤澤涼架!
今回のツアーお決まりの流れらしいですね笑
石井さんの紹介もありましたよ。
「ジェットコースターみたいなセトリだから絶対体調崩す人いると思う!俺だったら崩すもん笑少しでも異変感じたら遠慮しないで言うんだよ!周りの人も助け合ってね」と箱でのライブに慣れてないファンへの配慮も優しかったなあ。

 8. soFt-dRink
こちらも前回のゼンジンぶりの回収。
序盤からアップテンポのロックチューンが多かったから、しっとりした爽やかなポップサウンドのこの曲良さが活きていたなと感じた。
この曲はCメロからラスサビ前でベースの音が目立つから 前回聴けたのが回帰編だったってのもあって ああ、高野もう居ないんだって1番思ってしまう瞬間だったなあ。少し寂しかったです。

9. 青と夏 ーアレンジverー
ミセスは他のバンドより何年も何年も聴いてるから イントロだけじゃなくて導入のSEとかドラムのリズムとかだけでもなんとなくこの曲かな??って分かるんだけど ん?こんな曲あったっけ??って感じの涼ちゃんのピアノから始まった青と夏のアレンジ。
回帰編では我逢人 壁花 
ROOM TOURではキコリ時計 パブリックと
既存曲を全く違う曲調にアレンジしてくれるのはミセスのライブの醍醐味であったので またこういったライブでのアプローチをしてくれるのがとても嬉しかったな。
原曲が青空の下!爽やかな夏!!青春!だとするなら今回のアレンジはオレンジ色の照明をバックにもう夏も終わりかけの日の夕暮れって感じでとってもエモかったです。あとグラスに注がれたお水を飲みながら歌う元貴が照明もあってセクシーでした

10.僕のこと
思い返せば僕のことを初めてライブで聴いたのも回帰編のアンコールだったな。
当時はまだ音源としてのリリース前、高校サッカー選手権のテーマソングになった という情報しか流れていない状況でのライブ披露。
すごくすごく勇気を貰った記憶があります。
4年経った今、こちらもバンドとしてこの先も歌い継がれて行くであろう大事な曲になっている事をより一層感じました。
魂込めて紡がれる一節一節に 後のMCで初めてミセスを見たと手を挙げた女性が思わず涙してしまっていて とてもグッときてしまっていたよ。
ああ。なんて素敵な日だ。

11.私は最強
もっくんがさぁ〜〜って歌い始めて 来る!!!!って身構えたら急に音が止まってびっくりした笑
そこから長めにお喋りタイムが始まって楽しかったね😊
この曲は歌うの難しくてこんなに喋っちゃうんだよって言ってたけど 女性ボーカルに提供した曲を原曲キーで歌ってるの冷静に考えてやばいんだよなぁ、笑
なんやかんやあり、vo.藤澤若井で披露された歌い出しを終えると
本家大森元貴さんのご降臨、、
Adoの原曲の方を初めて聞いた時も 一瞬で、あ、ミセスだってなるほど大森節が炸裂してるこの曲、やっぱり本家バージョンかっこよかったな。あの空間の中では自分が最強だったし それを体現したくてこの曲だけはずっとグーで拳あげちゃってた。何度でも言うわ!Mrs. GREEN APPLEが最強!!

12.Soup
クラカズさんの力強いドラムから披露されたこの曲も、自分にとっても思い入れがとても深い。
というのも前回のゼンジンツアーで、この曲とProPoseが当時未発表曲の枠で演奏され、1年後にAttitudeに収録されたからだ。
エデンの園でもこの曲は披露されていたけど、やっぱりでっかいアリーナでのライブと違って演奏と照明のみのシンプルなライブハウスでの披露だったからこそ より楽曲としての温かさが目立ってとても素敵だった。
ミセス屈指の冬ソングなので季節も相まってか めちゃくちゃに刺さったな。

13.アボイドノート
Utopiaでも披露されたこの曲
みんなぴょんぴょん飛んでて楽しそうでした😊
リズム隊の演奏も目立つし、若井ギターも炸裂で個人的にもらいぶ映えするなあって曲なのでこれからのミセスのライブの定番曲になるのかな?期待大!!

14.ダンスホール
来ました今のミセスと言えば!の曲!
Utopia、ぴあフェスと生での披露を観てきたけど本当に楽しい!ずっとクラップでおじさんには少々きついんですけれど、笑
ノリノリもっくん、ラスサビ前では舞台袖までフェードアウトして歌ってて涼ちゃんに突っ込まれてて可愛かったですね!!!ああ!
あとあのリズムで最初跳ばせて来るの鬼!!楽しいからいいんですけど!!🕺🕺🕺

15.スターダム
ゼンジン未踏とは ミセスが自主企画として、インディーズよりも前から掲げてきた歴史ある大事な大事なツアーであることを説明するMCの後に披露されたこの曲。
私がミセスを知る前のずっと昔からライブで披露されてきた大切な曲であり 5周年の記念すべきベストアルバムで再録された曲だ。

「心配ないよ 分かってるから 
貴方のその不安もさ
偉大な人にも寄り添ったものだから
時間は刻々と過ぎては去っていくけども
秒針は皆平等らしい」

こんな歌詞 よく高校生で書けるよなぁ。人生何周目なんだろう。
愛情と矛先にしろダンスホールにしろこの曲にしろ、大森元貴が歌う大丈夫って 全て包み込んで背中を押してくれている気がして 1番ほっとするんだ。
こうして新しく走り出したミセスが インディーズ時代から大事にしていた曲を演奏してくれて本当に嬉しかったです。ありがとう。

16.パブリックーアレンジverー
またもやアレンジでの披露。
THE ROOM TOURのラストでもアレンジverで披露されていたのだけれど 
今回はその時よりもキーボードが軸のテンポが遅めで 歌詞をより深く伝えに来てるような、そんな気がしました。
「醜いなりに心に宿る 優しさを精一杯に愛そうと。」
スターダムと続いて人間の真理だったり 哲学的なこの2曲の並びは、初期のミセスを感じて熱くなりました。
最後に原曲通りのパブリックを聴いたのはENSEMBLE TOURなので、またバチバチにロックしてるこの曲もぜひ演って欲しいです。

17.フロリジナル
Soranjiのカップリングとして収録され 自分たちが手懸けた香水のタイアップとして「香り」をモチーフに作られたこの曲。曲入りでもっくんと若井のリズム取りに合わせてクラカズさんが両手をクイクイ横に振りながらドラム叩いてるのがものすごく愛おしかった、
MVのイメージからハンドマイク曲なのかなって思っていたけれどしっかりギターでの演奏曲でしたね。
「誰かのために明日があるなら そいつが嫌い」だったり 歌詞には陰な部分が多いけれど 色んな音が混ざってて、すごく幻想的でポップな雰囲気だった。この曲は今後披露されて行くのかどうか分からないけれど 個人的にはすごくライブ化けする曲だなあと感じたな。

18.CONFLICT
ああ、ボロボロ泣きました。
フェーズ1時代のライブでもここぞと言う時に歌われてきたこの曲を こうやってずっとずっと大事にしてくれている事が本当に本当に嬉しくて嬉しくて。

「いつかどうせ消えて往く
「今迄」の時間は 無駄じゃないと思いたい
だんだんいろんな事も忘れて往く
この今の気持ちだけは 忘れぬように」 

2番のこの歌詞がとてもとても深く響いた。
編成は変わってしまったものの 根底にあるものはあの頃のミセスと何ら変わっていなかった。
歌詞通り ミセスを愛していた今までの時間は無駄じゃなかったし この好きな気持ちは一生忘れたくないな。ありがとう。
この先も色々葛藤する日々が続くと思うけど、この曲が優しく寄り添ってくれるんだろうな。

enc.1 StaRt
衣装からツアーグッズに着替えたメンバーが再登場すると 「来年は結成10周年なのでまだ特に細かく決めては居ないんだけれど大きいことをしたいと思うから予定空けといてね!」と大森が口にする。
ドームかな?野外ワンマンかな?なんだろう。
なんにせよこれからのミセスにもワクワクが止まらない!!!
そんな中 いつでもスタートでいよう!!とメジャーデビュー曲であるStaRtへ。
phase1時代ではほぼ確実に演奏されていたこの曲もphase2に入ってからはセトリ落ちすることが多かったから またこうやって原点であるこの曲を聴けるのはたまらなく嬉しかった。
「お手を拝借」の拍手も綺麗に揃っていて感動😭
まだ一緒に合唱は出来なかったけれど こちらも早くみんなで歌いたいな。
ここは時既に戦の場〜からのライブでのロックアレンジがたまらなく好きなんですよ!!
分かってくれますよね!!
ラスサビ前のうねうねもみんなやってた!!
やっぱりMrs. GREEN APPLEは「忘れたくないなぁ」を増やしてくれる。

enc2.Soranji
12月に公開を控えている ラーゲリより愛を込めてという戦争映画のタイアップとなったこの曲。
既に映画を見せてもらったけど 大きく括れば皆同じ時代を生きた人々だし 今の若い人たちにも見て貰いたいと語っていた。

この本人のツイートや雑誌のインタビューを見る限り もっくんがこの映画を見て ひたすら身を削って潜って潜って作られた楽曲であることは分かっていたから リリースされてから大事に大事にこの曲を聴いていた。

最後の曲なのに少し重い曲だけど 各々何か噛み砕いて受け取って帰って欲しいです。今日はありがとうMrs. GREEN APPLEでした。

「貴方に会いたくて生まれてきたんだよ」
歌い出しのこの一節からもう既に涙が溢れてしまった。

「この世が終わるその日に明日の予定を立てよう そうやって生きて 生きてみよう」
素敵な歌詞だよなあ。

「生きる」ということの素晴らしさ 儚さ 尊さを
全身全霊で届けてくれて本当にありがとう。

最後まで長く深い礼をしてステージを後にしたメンバーに精一杯の拍手を送った。


フェーズ2から大きく編成が変わって 売り出し方に納得がいかないことが多かった。
でもそれはUtopiaで払拭してくれたのだけれど、やっぱりMrs. GREEN APPLEは根底にあるものは何一つ変わっていなかったし より一層愛が深まったな。
まさに復誦編に相応しい あのころのミセスを繰り返してくれいるような今回のツアー 本当に参戦出来て嬉しかった。
日々辛いことも沢山あるけどMrs. GREEN APPLEが居てくれるから 何とか生きて、生きてみよう。
そう思えた夜でした。





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