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骨壷カバーがギンギラギン過ぎる

無事火葬も済んで、ギンギラギンな骨壷カバーに納まって帰ってきた。

おじさんがギリギリ帰って来れて自衛隊の迷彩服のまま一緒に来てくれて、野辺送りみたいに田んぼの道を歩いて業者の車まで行ってお別れもできた。
私があんまり泣いて、抱いたインコを離さないもんだから、子供もおじさんも義母も泣いちゃって。
noteに書いてたやつも、嗚咽で上手くは読めなかったけど、でも言いたいことは言えたと思う。
業者さん、とてもいい感じだった。
前に飼ってたウサギの火葬を頼んだところと同じところだと思うんだけど。
だから、今回はウサギがまたそういうのを繋いでくれたんじゃないのかなとかちょっと思ってる。

ウサギは紳士だけど三枚目で愛想のいい奴だった。
インコはウサギに会ったことないけど、たぶん天国で合流してからは私や私の家族の話で盛り上がれてるんじゃないかな。
インコにはよくウサギの話も聞かせてたし。

とりあえず、納めてもらった骨壷カバーが余りにもギンギラギン過ぎる。
もう少しいい感じのを自分で作ろうと思う。
何やらカタログも見せてもらったんだけど、やっぱりいろいろ作るところをインコには見せてきたし。
寝床だって寒くなる前に毎年自分で作ったのを、よく気に入って使ってくれてたもん。
可愛い毛糸か、もっとインコっぽい柄の素敵なやつを作りたい。
インコが好きな色でもいい。
ギンギラギンじゃなくて、なんなら金ピカの方が似合うかな。
可愛いインコに似合う可愛い骨壷カバーをゆっくり作って、ゆっくりゆっくりインコとのお別れにしよう。
バイバイ、インコ。
骨壷カバー、待っててね。

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