アウトレイジ ビヨンド観た。私はPart1が好き
今日はアウトレイジ ビヨンドを観ました。3部作のPart2ですね。
Part1ではちゃんと悪い奴でチンピラだった大友と木村がいい人でかっこよくなってしまっていて、アレレ?となりました。
たぶん、あえてPart2はきれいなヤクザ映画、かっこいいヤクザ映画にしたんだろうな、と感じました。
しかし、それはわかるのだけれど、やはり圧倒的にPart1のほうが素晴らしかったのではないでしょうか。
理不尽な命令で歯車が狂った大友組、次々と粛清され最後は裏切った石原のみが生き残る、その滅びの物語がとても素晴らしかったのです。
そして大友含め、全員クズでろくでもないチンピラなのもよかった。情けないところがちゃんと描かれてた。
アウトレイジは新しいヤクザ映画であり、おそらくその後のヤクザ映画の流れを変えたのではないかと思います。(私はヤクザ映画に詳しくないので違ったらすみません)
ただビヨンドは、石原を演じる加瀬亮が素晴らしかったです。出世していい気になって威張り散らす加瀬亮、大友が生きていると知って怯える加瀬亮、ヒステリックに八つ当たりする加瀬亮。そして大友に命乞いして恐怖で漏らしてしまう加瀬亮。
いやー加瀬亮にとってはもしかしたらバカにされたようで不愉快な役だったかもしれませんが、よかったですねぇ。
大友に関して言えば、Part1のラストで死んだという終わり方が1番よかったと思います。なんで生き返らすかなーまぁPart2作るためには生き返らせなくてはね。
たぶんアウトレイジはPart1が素晴らしいので、最終章は見なくてもいいかなあ、などと考えてしまいました。