消費
好きの反対は無関心、と言ったのは誰だったっけ。よくわかってなかったけれど今はわかる。
好きが持続することって難しいと思う。
ここでいう好きはアイドルに対してかな。
私がAを好きな人でいる時、にBを好きになっても両立できる人じゃない。
多分Bを好きになった=Aに向かう関心が減っているから。片手にチョコを持っていたのに暑いからとサイダーを求めていたらチョコを口に運ぶ数が減ったみたいな。
向こうは変わってなくて私が勝手に好みが変わっただけだ。
求めていたものに偶然手が触れて、思わず欠片を集めて行ったら自分の好きの種類に気づいたというか。KPOP界隈にがっつり足を入れるとは思ってなかった。同時にいま足が遠のいている他界隈のことも考えてる。
ファンって顧客であり、消費者であり、読者。
(求めている)良いモノを提供してもらい、購入して楽しむ人。
元祖好きだったモノも嫌いになんかなってないし、なるはずもないけれどデビュー日を忘れてたり、私はもう推すことはないなと思って好きな声の記憶で止めておきたくてソロ転向してからの楽曲は聴いてなかったり。
幸せに生きてくれよ、と思いながらも無関心で生きているこの矛盾。嫌な奴だよ。私。
社会人として過ごしてて分かる。アイドルとして世に出られる、って凄い。
愛されるとともに、労働時間も長ければその時間外に起きたプライベートも丸わかりだったりする。会ったことない人が(ファンも同業者も)自分の名前やプロフィール全部知ってるんだよ。(私なら弊社の人にXもnoteもバレたくない、MBTI的な違和感なのかな)
言いたいのは私には縁遠いその職業を本気で取り組んでくれているのに字の如く消費していることへの罪悪感。
私が弱虫だから、すっごい好きになっていても、遠い存在でいてくれるからこそ「無条件に好意を伝えられる」と思ってしまう。
永遠を信じるには私自身を信じなきゃいけないみたいだ。