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人生に起こる全ての物事に意味がある

久々に note を利用して
ずっと下書きに残っていたのを発見したので
投稿しておく。
遡ること...

2023/3/19
だいすきな愛犬が息を引き取った。

1年程前から病気が発覚していたこと、
数日前から体調が急変していたこと、
双子として産まれてきた片割れの子は去年、もう既に亡くなっていること、
13歳 いつどうなるかわからない
ずっとずっと側にいてほしいけど
覚悟をしていかなければいかない
そう思って、できるだけ後悔のないように
毎回実家に帰る時は一緒に過ごしたり
もしかしたら今日が最後になるかもしれないと思いながらバイバイって抱きしめて東京に戻った。

亡くなる数日前
母が毎日愛犬の様子を伝えてくれた。
送られてくる愛犬はどんどん細くなっていて
ぐったりと寝ている姿が多かった。

亡くなる日
朝から母が連絡をくれて、

ビデオ通話もできた。

またすぐ帰るから待っててね
大好きだよ

そう伝えながらなんだか泣きそうになった。

少し経って、
母からの 不在着信と“電話待ってる”
という一言に察しがついて苦しくなった。

腕の中で太陽を浴びながらの最期だったと。
日差しがお腹から首元に移ったと同時に
呼吸の動きが止まって息を引き取ったと聞いた。


みんなとお別れができるように
その日を選んだかのようにタイミングがよく、
兄やおばあちゃん、親戚たちがそれぞれ愛犬に会うことができた。
私もそのうちの1人で亡くなった翌日、
実家に帰ることができた。

ただ寝ているみたいに穏やかなのに
触れると
いつもあったかかった愛犬の体が
ひんやりと冷たくなっていて、
でっぱなしの舌も紫に変色。
痛感してしまう。

翌日火葬が決まったので
その日は一日中愛犬と過ごした。

そして翌日
私の誕生花でもあるマーガレットを一緒に。
愛犬とお別れをした。

対応してくださった方がとても親切で
あたたかく、しっかりと見送ることができた。
そして父が泣いているところを初めてみた。
家族の中でも特に父が溺愛していたから
愛犬が死に向かっていくとき
私もすごく辛かったけど
それと共に父のことが心配でもあった。
父よ、これからも元気でいてくれ。
私も元気でいるから。

愛犬よ、家族になってくれてありがとう。
家族を繋ぐ大切な存在だった。
ずっとずっと忘れない
ずっと大好き
またみんなで一緒に過ごそうね。


「起こることには全て意味がある」

ほんとうにそうだなと思えることって
こういう時に起こるんだなと感じた。

母から電話越しで亡くなったと報告されることは
2度目だった。

1度目は約1年前。

親友の死を受けて
それから生きるのがずっとしんどかった日々。
彼女が亡くなる日、電話しようと言ってくれたのに電話できずにそのまま会えぬ人になってしまって。その後悔がずっと残っていた。
すぐに顔を合わせに行くこともできなかった。
お骨上げの際、対応した方の態度が最悪すぎて
怒る羽目にもなった。
最後の最後まで波乱万丈で
彼女らしいっちゃ彼女らしいんだけど...

愛犬の死のときには、重なるかのように
不思議なくらい似たような一連の流れで。
でも、私が親友の死のときに後悔したいろんなことが全部できるようになっていて、
愛犬が私を救おうと頑張ってくれたのかもしれないと感じた。




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