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元彼は誰かの運命の人だった。それだけのこと。
43歳女性が失恋して、困っているnoteです。
noteがおすすめするので、この数日はたくさんの方の失恋を読みました(失恋した人に失恋記事をあっせんする意図って何?って思いますが)。
毎日のように誰かが失恋を綴っていて驚くばかりです。
目まぐるしくパートナーがシャッフルされる世界に、抗いたいような、慰められるような。できれば、ひとりの人と長く添い遂げたいと願うけれども、試行錯誤の果てにでも安住の地にそれぞれがたどりつけるように祈ってやみません。
そしてみなさんのnoteを読んで感じたこと。いかに相手が好きだったか、貴重な時間だったかを書かれていて。一方の私は彼を大事にできていたか、ちゃんとあなたの存在が貴重だったと伝えられていたか自信がなくなってきました。
そして、そう思ったせいか、彼への感謝の気持ちがポコポコ心に浮かんできました。
彼は別れ際、私に感謝を伝えようとしてくれましたが、私は聞く耳を持てませんでした。さっさといい過去にされる気がして怖かったから。ひとりだけ勝手にすっきりしてほしくなかったから。
この辺は、別れを切り出す方の特権ですよね。私は混乱真っ只中だったけれど、相手は心の整理ができていたんだなと今は思います。
失恋を乗り越えるということは、これから一人を覚悟するのか、別の人ともう一度恋を始める準備をするのか、心の在り方を決められることかなと思っています。
今はまだどっちつかずで、いっそ時が止まってほしいと思う。でも。
でも、毎日少しずつ太陽の角度が変わるように、いろんな記憶が整理され上書きされていくんですよね。薄情で残酷な時の流れは、楽しかったことも痛みも薄めてしまうんですよね。
今日、私にも少し芽生えたこの感謝の気持ちが、未練じゃなくて、ただの余韻だといいなと思います。でも、彼に伝えたい、と思ってしまうなら、やっぱり未練なんですかね。
今日より明日が楽になっていますように。
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