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【確率論】1/319も1/8192も分母だけハマれば大体当たるとかいう話
ヘイ、ラッシャイラッシャイ!
どうもウタイ鯛保留の中の人です
皆さん、先バレカスタムはお好きですか?
当たりの可能性を告知するカスタムとして
音の気持ちよさや演出法則といい
とても有能なのは存じております
しかし私はどうしてもビビりな性分ゆえ
先バレカスタムをした事ないんですよ
どれくらいビビリかというとですね
ジャグラーのガコ音が怖くて
推定設定6のアイムを捨てるくらいですかね
(それよこせやクソ養分)
いや、ちゃんとやめる理由もあったんですよ
途中でそのジャグラーがクソハマって
![](https://assets.st-note.com/img/1718457785139-FryG2FEexf.jpg?width=1200)
その後200位回してやめたんですよ
そしたらこれです
![](https://assets.st-note.com/img/1718458081241-lFsxPtbHZX.png?width=1200)
もちろんハマってる部分のグラフは
ほとんど私めでございます
それ以来私はこう思いました
ガコ音が鳴るジャグラーはもう二度と
打つまいと
(音が鳴る鳴らないの問題ではないんよそれ)
そんな事を話していますが
皆さんはパチンコを打たれる時
分母だけ回しとけばそれなりの確率で当たる
そう思う方はいらっしゃるでしょうか?
みなさん、しかしながらですよ?
新台パチンコを打ちに行って
分母内で当てることができた時
「お、ラッキー」とか思っちゃってませんか?
分母回せば流石に当たるだろと言ってても
やれ心の中では1000ハマりを恐れてたり
クソハマりをサムネに堂々書いておきながら
600台しかハマってない
クソ茶番ステーションに腹を立てたり
(有名媒体を敵に回そうとすな)
分母内での当たりを現実的だと思ってない
そういう所も実際あると思います
では確率分母内の当たりと言うのは
どのような可能性で来るのか
そこら辺について
3つ、今日は話していきたいと思います
①分母がおおきくなるほど分母内で当たる確率は減る
皆さん、一概に
確率分母ハマればと言ってもですよ
例えば1/2を2回転までに当てるのと
1/320を320回転までに当てるのでは
どっちが簡単かって
なんとなくわかりますよね
答えは1/2を2回転までに当てる方が
簡単になります
中には320回、試行回数を重ねる方が
当たりやすいと考える人もいるかもですが
実は特定の回転数ハマる可能性は
とある計算式で示せます
仮に1/nの台がm回転ハマるとして
その可能性を計算すると
(1-1/n)^m
となります
ここで言う^mってのはm乗という意味です
これをn=mとすれば
分母分ハマる可能性が計算できるんですよね
実際この式に当てはめてみると
1/2の2回転は25%
1/320の320回転は約36.7%の確率で
ハマるという事になります
逆を言えば
1/2は2回転以内で75%
1/320は320回転以内で約63.3%で当たる
そういう話になってくるんですよ
証明とかそういう話をすると複雑ですが
単純に言えば
分母が重くなればなるほど
分母内で当たる確率は少なくなる
そういう話になります
じゃあ限りなくどんどん確率が重くなると
いつしかその確率はもう20%だとか
その領域に達してしまうのでは?
そう感じた方もいるかもですが
実際はそんな事もなくてですね
②分母が限りなく重くなると分母内で当たる確率は収束する
もしも仮に1/320とか1/400の話ではなく
1/8192や1/16384などの
スロットの確定役レベルの話をした時
さっきみたいに分母内で当たる可能性が
よりキツくて現実的な数字ではなくなる
ここまでの話を聞くとそう感じるかもですが
実際は0.2%より少ない確率でしか
ハマる可能性は変わりません
少し意外かもしれませんが
先ほど話しました
(1-1/n)^m
この計算式はですね
n=mとして
nを無限大の数まで大きくすると
途中の計算の過程とかすべて吹っ飛ばして
結論から申し上げると
実はとある数値に収束してしまうんです
それは
1/eという数値になります
は?…………eって何?ってなるかもですが
eは数学界ではネイピア数と呼ばれていて
これを数字に直すと
e=2.71828182845904…
という数字になります
そして1/eを%表記で書き直すと約36.8%
つまりいくら確率を重くしようが
分母内で当たる確率は
必ず63.2%以上になる
そういう話になってくるんですね
1/320が320までに当たる可能性は約63.3%
だからこそ、いくら重い分母であろうと
分母内で当たる確率は0.2%以内でしか
変化しない訳です
③分母が重いとハマり確率はそこまで大きく変化しない
ところでですね
実はこの分母内で当たる可能性が63.3%
この数値はですね
小数点第二位を四捨五入した場合
1/134まで同じ値なんですよ
難しい話を避けるため
小数点以下の分母の話は無視しますが
1/134が134回転までに当たる確率が約63.3%
1/133になってやっと
133回転までに当たる確率が約63.4%になる
そういう事になってくるんですよ
今度は分母までに当たる可能性が
約63.2%になる確率を計算すると
それは1/486になってきます
ややこしくなってきましたので、まとめると
小数点第二位を四捨五入した場合
1/134~1/485までは
確率分母までハマる可能性が
約63.3%
という事になります
このようにいくら分母が重くなろうと
分母までに当たる可能性というのは
実際この間の数値では
大きく変化がありません
なのでホールで実際のところ
分母より大きくハマってしまったとしても
「1/399だから分母内で当たらない」
とか
「1/199だから分母内で当たれた」
などという事は
数学的な観点から見ると
明白な事実とは言えないんですね
今回の話は以上です
いやぁ63.3%って、一応50%よりは多いですが
確実に引けるかと言えば
かなり微妙な数字ですよねぇ
こうして見ると分母まで打って当たらないと
自分の運のなさが
ちょっぴり切なくなりますよね
しかしここで1つ疑問が浮かびます
1/133以上の確率での
分母までに当たる可能性は
どれだけ軽くなるのか
と
確かに1/2が2回転以内に当たる確率は75%
そう言うのであれば
1/2から1/134までの間で
分母内で当たる確率が75%から63.3%まで
変動している事になります
その話を踏まえた上で皆さん
最近のパチンコでは1/99ではなく
1/129で爆発力のあるスペック
それをよく見かけたりしませんか?
それには実は巧妙な数字のトリック
それがあるかもしれません…
そういう話について
明日の記事でお話しできたらと思います
ではまた明日、ばいばい
…ハマり台はね
どこまでいけるか試したいのでよく打ちます
(そんな理由で打つのはお前だけだわ)