
デッキ紹介【破-DEATH】
はじめに
こんにちは、カミショー(@kamishooo20000)と申します。
6回目のデッキ紹介記事となります。
また、今回のデッキを使用した対戦動画を投稿しておりますので、記事と合わせて見て頂けると、嬉しいです。
よければ前回のデッキ紹介も是非。
構築のきっかけ・コンセプト
今回使いたいテーマは「メメント」です。
大会環境でも使用されているテーマですが、
豊富なリソース回復力・セルフブレイク・融合などのコンボにも使いやすいギミックが盛り沢山のテーマに興味があり、デッキ作成に着手しました。
※☆11テクトリカ抜きの構築となりますのでご了承ください。
デッキレシピ
まずはデッキレシピから。

やりたいこと・メインギミック
注目した要素
デッキを組むにあたって、メメントのテーマ性である以下の要素をおさらい。
■ セルフブレイク効果
■ メメントフュージョンの融合先に縛りがないこと
■ テーマ内の種族がばらけていること
■ テーマ内のリクルートや蘇生手段が豊富なこと
上記を踏まえて、辿り着いたのがこちら

①メメントのセルフブレイクをトリガーに 破械神王ヤマの墓地効果で悪魔族を展開
②除外したヤマをディスパテルで帰還&ヤマの再利用
③ディスパテルをバオアクーで蘇生し、①②のループを補完
メメントおらんやないかーい!となりますが、メメントが適している理由は以下です
・テーマ内にディスパテル&ヤマの素材となるドラゴン&悪魔族がいる
→ホーンドラゴン&ゴブリン&ウラモン
・上記2種族のサーチ&盤面出力のしやすさ
・テーマ内ギミックからチューナーのアクセス
→冥骸融合から魔王バフォメット→ヴィジョンリゾネーター
メメントは上記ギミックを実現するための基盤として運用、盤面は悪役モンスターで戦う方針としました。
初動まとめ
やりたいギミックの実現に向けて、準備するための初動です。
初動は、ウィッチ・ダークソード・シーホースの3種類の内の1枚からスタート。冥骸王を融合しながらメメントのリソースを確保&破械神王ヤマをL召喚して、メインギミックの準備をします。
妨害は構えず、セルフブレイクによるメメントの横展開によって壁を作り、相手ターンをしのぐ形にしています。
↓ウィッチ初動の展開の動画と文字起こし
note用① pic.twitter.com/WXM5x2y9lp
— カミショー@Worldand CROWN's (@kamishooo20000) February 10, 2025
【初動(自ターン)】
ウィッチ召喚→シーホースをサーチ
シーホースをSS
シーホースef→シーホース破壊して、ウラモン&スリーピーを墓地へ
ウラモンef→自身を蘇生
ウラモンef→スリーピー回収
スリーピーef→自身をSS
スリーピーef→場の3体で融合→冥骸王F召喚
冥骸王ef→冥骸王B&カクタス&冥骸融合を墓地へ
墓地の冥骸王ef→冥骸府をサーチ&発動
墓地の冥骸融合ef→冥骸王破壊して、パーティーをサーチ
カクタスef→自身を蘇生
パーティーef→カクタス破壊して、ゴブリンSS
カクタスef→除外の冥骸融合を回収
冥界府ef→スリーピー蘇生
冥骸融合ef→墓地の冥骸王+ウラモン→バフォメットF召喚
バフォメットef→ヴィジョン墓地へ
ヴィジョンef→ヘルガイアをサーチ
ヘルガイアef→墓地のヴィジョン回収
ゴブリン+バフォメット→破械神王ヤマL召喚
ヤマef→シャバラをサーチ
エンドフェイズに冥界府ef→墓地のパーティーをセット
【初動(相手ターン)】
note用② pic.twitter.com/JTpq26OvhO
— カミショー@Worldand CROWN's (@kamishooo20000) February 10, 2025
パーティー発動→スリーピー破壊してウィッチSS
カクタスef→自身を蘇生
ウィッチef→スリーピーをサーチ
スリーピーef→ウラモンを墓地へ
ウラモンef→冥骸融合を回収
スリーピーef→自身をSS
スリーピーef→自身+ウラモン→ツインドラゴンF召喚
ツインef→カクタス破壊してホーンドラゴン +αをサーチ
カクタスef→墓地からメメント回収
※冥骸府の蘇生効果は未使用
初動以降~中盤
初動で集めたカードを使って、やりたいことギミックを展開していきます。
①メメントのセルフブレイクをトリガーに初動で用意したヤマを除外して、悪魔族の出力
②ホーン+ヴィジョンをSSし、ディスパテルをS召喚
③パテル効果で①で除外したヤマを帰還
④ヤマ+αでアルバをL召喚
→アルバef→相手モンスターを含んで
バオアクーやライゴウのL召喚へ繋ぐ





終盤
勝負を決めにいくのは以下の2体。
※筆者は最近バーン効果にハマっています。

トポロジックはアルバの効果経由で出せるL4であること、リンク先にSSすると、メインゾーンを全破壊する効果もメメントの効果破壊を誘発するなどを加味しての採用です。

ヘルガイアでサーチできるソウルリゾネーターからボーンデーモンのレベル変更を合わせてS召喚します。
メメントは蘇生手段が豊富のため、バーンダメージの増加につながり、カクタスの効果破壊時の回収効果のトリガーにもなる。
その他のカード
■響魔従トライコーン

以下の役割として採用
・破壊をトリガーに手札からのSS
・場から墓地へ行った際に、場のモンスターと同属性同種族の回収
→場に闇&悪魔族がいれば自身を回収可能
・ソウルリゾネーターからボーンデーモン経由でスカーライトに繋ぐための悪魔族チューナー
■ヘルグレイブ・スクワーマー

・悪魔族がいればフリチェでSS可能かつ、
場の「ユベル」が記された自身を破壊可能
→冥骸融合の「効果破壊されたターン」の生成
ライゴウやトポロジックの破壊トリガー
・墓地効果で前述した響魔従の蘇生
■飢渇聖徒エリュシクトーン

冥骸融合から墓地素材(冥骸王+ウラモン)で出せる融合体であり、冥骸王を素材としてEXに戻せる役割。
単体除去もでき、白き森の罪宝のサルベージも可能
■魔轟神レヴェルゼブル

冥骸王や破械の除去効果持ちがすべて対象にとるため、対象耐性持ちへの対抗手段として、選んでコントロール奪取できるゼブルを採用。
名称ターン1がないので、ヤマやバオアクーで蘇生して効果再使用もできたり。
■白き森の罪宝

・発動条件である、魔法使い・悪魔・幻想魔族の全てがメメントに対応しており、冥骸融合とは異なり、完全なフリチェでの融合が可能なので、バトルフェイズ融合で追撃や防御が可能
・バオアクーのコストにすると再セット
■漆黒の太陽

全ての効果がデッキと噛み合う
1:お得意の破壊でライフ回復
2:ヤマ、バオアクー、ヘルガイア等の蘇生で永続的な打点アップ
→スカーライトの打点を上げれば全体破壊のラインも広がる
3:ダークソードやバオアクーで魔罠を捨てた際のコストが無料
■ダブル・フッキング

汎用蘇生札であり、片方が消えるともう一方も破壊されるデメリットはあるが、効果による破壊を誘発できる点は、このデッキと相性◎
最後に
デッキ名は「破-DEATH」です。
セルフブレイク&破械を示す「破」 +メメントが死後の世界である冥府をモチーフとしていることから、冥界の王「ハデス」と合わせてデッキ名としました。
本デッキ以外にも作成デッキはニューロンで
"カミショーレシピ"で検索するとヒットしますので、よろしければご覧ください。
ここまで目を通してくださった方、ありがとうございました!
メメントは収録当初、グルグル回しながら墓地を肥やす展開がややこしい印象のせいか、取っ付きにくいイメージがありました。
ですが、冥骸融合やウラモンなどの新規によって、部分的にも採用しやすく、拡張性のあるテーマになりました。
今回の記事で、メメントに触れる方が増えたら嬉しいです。