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新刊発売のお知らせ(LUNA文庫)

白い結婚のはずでしたが、記憶を失くした夫から溺愛されています

(LUNA文庫)
(イラスト:蜂不二子先生)



こちら、12月1日に各電子書籍サイト様で配信開始になりました!
公式HPでは試し読みもできます♪


好きな人がいる。君には指一本触れない――初夜に響いた冷たい言葉。なのに、記憶を失くしたテオはあの頃のように優しくて……

 幼なじみのテオへの思慕をなかなか伝えられずにいたラシェル。だが成人したラシェルを結婚相手として望んだのは、よりにもよって、テオの兄・ファビアンだった。嫡子であるファビアンは、いずれアライス侯爵家を継ぐことになる。家のために、ラシェルは本心を明かせぬまま、それを了承した。
 だが、結婚をまぢかに控えた大雨の日、アライス侯爵とファビアンが土砂崩れに巻き込まれて急死する。結婚するならテオがよかった、そんな想いが二人を死に追いやってしまったのでは……と自責の念にかられるラシェルだったが、今度はアライス侯爵家を継ぐテオと結婚することに。素直に喜べないラシェルが初夜のベッドでテオから告げられたのは、「俺には好きな人がいる。だからラシェルには指一本触れない」という冷たい言葉。ラシェルは、これは罰なのだと黙ってそれを受け入れ、白い結婚生活を送っていた。
 そして1年後のある日、王宮での怪我がもとでテオは記憶を失くしてしまう。ラシェルが妻であると知らされたテオは、かつてのように優しく、そして体を求めてきて――


表紙の背景にはいくつもの絵画が飾られているのですが、その中の絵はどれも真っ白です。これは蜂不二子先生が記憶喪失ならばとイメージして描いてくださったものです。
儚い雰囲気が本作にぴったりだと思います。

そして、そして……LUNA文庫様には挿絵があるんですよー!
表紙だけでも美麗でうっとりとため息が漏れてしまいそうなのですが、ふたりのロマンチックな挿絵が作中3枚入っております。
どのイラストも素敵なので、ぜひ購入して確かめてみてください♪

もちろん、ラストは幸せな気持ちでいっぱいになること間違いなしなので、ぜひともご贔屓にされている書店様でお求めいただければ幸いです!
感想などもお待ちしております。

年内に発表できる作品はこちらで最後ですので、どうぞよろしくお願いいたします。


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