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【0点で上等! 世界史】日本の独立を守ったコショウ!?
刀伊の入寇、元寇……我が国の独立危機はいくつかあった。アジアからの侵略は別として、アメリカも別として、ヨーロッパからの侵略をはねのけたものは、コショウなのだ。
武器が豊富にあったこと、高い民度、戦闘意識などなど言われているが、いずれも言い尽くされている。おもろくない。新規性がない、独創性がないのだ。すでに言い尽くされていることを、重ねて言っても意味ないじゃん。
0点上等世界史は、一にも二にも独創性を重んじる学派なのだ。
会員1名、賛同者0名、昨日今日できた学派だい!
学校の試験で答えれば、0点は保証するよ。
コショウ1g=金1gで取引されていたのは、教科書にあるとおりだ。
コロンブスだって、マゼランだって、コショウを求めて新航路発見に乗り出した。大航海時代だな。
ところが、日本には胡椒がなかった。あるにはあったが、あまり辛くない。スルー。
ヨーロッパ人が求めるコショウは、赤道周辺で栽培されていたのだ。そりゃ、莫大な軍事費を使っても侵略、支配したくなろうってもんだ。
一門の得にもならない日本を、しかも戦乱続きで武器が充実し、戦闘意欲も高い。そんな国に侵略したところで、コストパフォーマンス的に大赤字ってわけさ。
かつて、コショウがなかったことが日本の危機を救った。
現在の日本を救うものは、何の欠如だろうか?
不足を補うことばかりに注視せず、不足に満足することも国家の平穏をもたらすかもしれないと思ったりする。
何でもかんでも欲しがるんじゃねぇーよ、ってか。