高校球児の次男がベンチ入り出来なかったときの話
スタンドで応援する君へ
今の景色を目に焼き付けろ
スタンドからの景色や
裏方の仕事
それは貴重な財産
それは試合に出ているものには
見えない景色や経験
その景色や経験は
広い視野や経験の多様さに繋がる。
そして何よりも大切なのは
裏方の気持ちが分かること。
「わかっているつもり」と
「経験した」では全く違う
いざ試合に出た時や
ベンチに入れない者と接する時
そして
それらの者をまとめる時
その経験は揺らぐことの無い財産になる。
例え陽の目に当たらず
裏方で終わってしまったとしても
人生この先、まだまだ長い
社会に出たら陽の目に当たる人間なんて
ほんの一握り
ほとんどの人間は裏方が生業になる
青春時代の栄光なんて
ただの足かせにしかならない。
その時にあなたを支えるのは、
スタンドから見ていたあの時の景色
だから今の景色を目に焼き付けろ