子供たちから学んだこと
私は9月から小学6年生の野球チームの監督をしている。
野球を通して、技術はもちろん。チームプレイや継続することの大切さ、何よりも野球の楽しさ、勝つ喜びを知ってもらいたいと指導・教育をしている。
でも、実は子供たちから自分自身も学ぶことの方が多い。
1つ目は【言葉の伝え方】
球が速い投手に対して、「高めは振るな!」と伝えると見事に高めを振る
逆に
「低めを打っていこう!」と伝えると高めを振らなくなる
同じ内容・事象を伝えているのに結果が大きく変わるのだ。
このように素直な子供たちにはストレートに言葉が届きやすいからこそ届ける言葉に留意する必要がある。
2つ目は【人を感動させる力】
子供たちは人を感動させる力を大いに秘めている
それは人の期待を超えてくれるから
・昨日までできなかったことが今日できるようになる
・発言することが苦手だった子が全員の前で反省と課題を話す。
・点差が離れている(負けている)ところから全員が声を掛け合い、仲間を
鼓舞し戦況をひっくり返す。
・自分ができない悔しさに涙をする。勝利に歓喜する。
果たして、上記で述べたことが自分自身にできるだろうか。できているだろうか。
ひたむきに何かを成し遂げるために進むことができているのだろうか。
もちろん、調子に乗りやすい子も不真面目な子もいる。けれど、それは個性であり、その個性を生かすかどうかは監督・コーチ陣の力量だ。
今日は公式戦初勝利。試合終了後には勝利球を選手からプレゼントされた。【監督!これ監督の初勝利のプレゼントです】
この子たちのこれからの人生を振り返った時に、12歳のうちの6ヶ月間が楽しかったと思えるように監督としての役割を全うしたい。
そして、伝えられえることは全て伝えていきたい。