偉大なスタバ様
先週、スターバックスで初夏期間限定のメロンフラペチーノを飲みました。700円という攻めた商品価格にも関わらず、いつ見ても行列ができています。いくら美味しいとはいえ一瞬でなくなってしまう飲み物ののためにお金を使うなんてばかばかしいですよね。そういえば新作出てたっけ、と考えていた矢先、行列を横目で見ていた10分後にはその列に並んでいました。二年ぶりのスタバは想像の何倍もおいしくてにやけが止まりませんでした。メロンフラペチーノはもうメロン!!!て感じで、クリームもメロンの味でもうなんてことでしょう。フルーツは健康に良いのでカロリーなんて吹っ飛んでます。ダイエットにもなる!!!しいて言うなら果肉が大きすぎて最後のほうは吸引にだいぶてこずりました。そんなわけできっと私はこれからもスタバに通ってしまうのでしょう。むしろ、もうスタバに走り出してしまいそうです。
先週、メロンフラペチーノを、片手にスマホをいじりながらプリクラに並ぶ小学生を見ました。こんなにもスタバのフラペチーノに感動している私の目の前で、彼女たちはスマホに夢中です。フラペチーノをインスタ映えの道具にでも思っているのでしょうか。今どきの小学生はませています。スタバ1つない田舎から来た私は恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
ところで、なぜ人はスタバの新作を飲みに行くのか。それは、スタバなら絶対おいしいはずだ、という信用度が高いからでしょうか。穴場を見つけるのにはリスクが伴いますもんね。それとも、おしゃれなインフルエンサーがスタバに通うというイメージから、おしゃれな雰囲気を味わうために飲むのでしょうか。誰もがSNSを発信できる時代、インスタ映えが何よりも大事です。スタバの重要視する理念の一つに「サードプレイス(第三の場所)」というのがあり、「セカンドプレイス(職場)」とは違いくつろぐことのできる居心地のいい場所をコンセプトにしています。長時間居座り仕事をする人が少ないため、回転率の良さにもつながります。そのため、スタバはすき間時間を快適に過ごすことができるわけです
。行動経済学には、経済は感情で動くという言葉がありますが、まさにこのようなことなのでしょう。おいしそうなフラペチーノがすぐ手の届く場所においてある。多くの人が買っているのだから値段も割に合っているのだろうと人は思います。立地の良さもその一つです。目に入ったとき、あ、スタバがある、よし行こうとなるのです。
私たちは何も知らずにスタバの掌に転がされていたのか、、、。もうほんとにスタバ様は素晴らしいです。