政策実現!読み放題型電子図書館が渋谷区で一括採用!〜市内の小・中学校全26校に導入、約9,500人の児童生徒が利用を開始(子供たちは無料で使えます)
2児の子供を育てるママ議員 くわずるゆき子(国民民主党)です。
渋谷区 令和5年11月の提案が政策実現につながったので今日はご紹介したいと思います。
政策実現しました!
この度、2024年4月から読み放題型電子図書館『Yomokka!』が、東京都
渋谷区の区立小学校18校、区立中学校8校の全26校で採用され、児童生徒約9,500名が順次活用を開始しました!費用は全額公費です。子供たち・保護者の負担なく、全校導入されました。
2024年7月29日に、プレスリリースされていました
「読み放題型電子図書館『Yomokka!』が、2024年度より東京都渋谷区の小・中学校全26校で採用され、順次活用が開始されました!」
くわずるの質問
2023年 令和5年11月 定例会(第4回)での、一般質問にて
渋谷区 令和 5年 11月 定例会(第4回) 11月27日-16号での指摘
◆桑水流
本区では現在、電子新聞は活用されていません。そんな中、小学生児童の読書活動の推進と国語力向上のため、電子書籍読み放題サービス「ヨモッカ」の導入が増えていると聞いています。保護者や児童から利用したいという声がある一方、本サービスは有料のサービスで、契約上、児童が使用するしないにかかわらず、学校単位で一律で保護者に費用負担が発生します。費用がネックで導入に至らなかった学校や、導入する学校でもPTAの補助の有無などで保護者の負担には差があります。
学校によって電子図書サービスの利用の差、費用に差があることは、公平性の観点からも問題ではないでしょうか。渋谷区として児童の学習を後押しし、「ヨモッカ」アプリを区内全校で導入し、費用も一律で補助などすべきではないでしょうか。教育長に伺います。
◆教育長回答
次に、ヨモッカアプリの導入についてのお尋ねです。 現在、教育委員会では、小中学生の読書活動のさらなる推進を図るため、ヨモッカアプリをはじめ、電子書籍読み放題サービスの導入について前向きに検討しています。
会議議事録は以下から確認できます。
動画でも確認できます
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渋谷区での『Yomokka!』導入の経緯
資料:「2024年度(令和6年度)渋谷区教育委員会 重点的な取組」P.5
デジタルでも多様な読書ニーズに応えていくことで、児童生徒の不読率の改善や、1人ひとりの興味関心に沿った自発的な読書活動の促進が期待されるとともに、全国初の試みである「シブヤ未来科」等の探究学習での授業活用や、1人ひとりの多様な“もっと知りたい”“調べたい”ニーズにいつでも・どこでも対応できる新たな手段としても期待されています。(※2)
※1:2024年7月現在
※2:渋谷区ではオンライン事典サービス『Sagasokka!』も先行導入されており(小学校のみ)、『Yomokka!』とともに探究学習への貢献も期待されています。
本が好きな子でも、苦手な子でも読みたくなる!読み放題型電子図書館『Yomokka!』とは?
『Yomokka!』は“いつでも、どこでも、好きなだけ!”をコンセプトに、こどもたちの読書環境を支え、新たな読書体験を提供することを目指した、読み放題型電子図書館です。同じ本を何人でも同時に読むことができるので、朝の読書タイムはもちろん、並行読書や調べ学習など授業の中でも役立ちます。さらに家庭に持ち帰って読書を楽しむこともできます。
こどもたちの多様な興味にこたえられるよう、ポプラ社と『Yomokka!』の理念に共感した参加出版社の様々な作品をそろえ、現在、38社約4,300冊の作品を掲載しています(2024年7月現在)。掲載作品は今後も随時追加されていきます。
インターフェースはこどもたちが直感的に操作できるように工夫しており、導入に時間をかけず、使い始められます。また、本を読むだけではなく、様々な本と出会える機能も搭載しており、こどもたちの読書の幅を広げることができます。本が好きな子はもっと好きになり、苦手な子にとっても読書のきっかけになるようなサービスです。
(プレスリリースよりhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000857.000031579.html)