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渋谷区議会の賛否の紹介(第三回定例会)
こんにちは!国民民主党所属、2児の母で渋谷区議会議員のくわずるゆき子です。
選挙前には耳障りのいいことが並びがちですが、選挙後に本当に区民のために当選した議員が働いているかどうか、皆さんにはその行動をしっかりと見ていただきたいと思っています。選ばれた議員がどんな判断で「賛成」や「反対」をするのか、そのひとつひとつが区政を大きく左右するのです。
今回の記事では、第三回定例会の様子をお伝えし、実際にどのような議論や決断が行われているかを紹介していきます。
令和5年度渋谷区一般会計歳入歳出決算について
令和5年度渋谷区一般会計歳入歳出決算について
私たち、立憲・国民渋谷議員団の会派としては「反対」しました。
昨年も、反対しているのですが、昨年指摘した内容に改善が見受けられない点、渋谷区のお金の使い方は事業効果に説明できない事業がある点、不透明な事業がある点などから反対しました。
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1つ1つの詳細は、別の記事で細かく記載していく予定です。
玉川上水旧水路幡ヶ谷緑道の農園に関し意見交換の場を求める請願
立憲国民市宇屋議員団はこの請願に「賛成」しました。請願の紹介議員も会派の佐々木議員が担当しました。
維新、共産党、議会改革、無所属の方、等の多くの人が賛成していただき
16人賛成されましたが、
自民党・公明党とシブヤ笑顔の反対で、1票差で 反対17人と
1票差で、不採択となりました
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人数の内訳:
賛成:立憲国民6、維新3、共産3、議会改革3、矢ヶ崎議員
反対:自民6、笑顔6、公明5反対討論が1件、賛成討論が3件
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堀切ねんじん議員に対する問責決議
9月17日に、「堀切稔仁議員に対する問責決議」案が提出されましたが、当会派は反対の立場から討論しました。
本決議の発端は、8月23日に、区長が議会に提出した「堀切議員の不適切行為に対する要望書」で、改選前の選挙公報やSNSでの前教育委員長の資質(※)を追求した発言について、事実に基づかないとして「厳正なる対処」を求めたことに端を発したものです。しかし、堀切議員の発言は、当時の報道や報告書に基づいており、事実に基づかないとの指摘は当たらず、堀切議員の名誉を損なうものです。また、この要望書は、区長による議員の言動の制約であり、地方自治の二元代表制に反するものであると考えます。
このような経緯であるにも関わらず、9月17日に一部会派の幹事長の連名で冒頭の問責決議案が提出されました。当会派は、この決議案が二元代表制を歪める不当なものであること、堀切議員は報道や報告書を元に意見を発しており問責には当たらないこと、そもそも区長が前教育長を任命する際に知り得ていた事実を議会へ伝えずに同意を得たことに最大の責任があること、などを討論で主張し、決議に反対しました。
(※ 前自治体の校長時におきた児童の自死への対応)
堀切ねんじん議員に対する問責決議は19対9で賛成多数で可決されました。
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ハワイ州ホノルル市への議員 派遣の件
ハワイ州ホノルル市への議員派遣が1票差で可決されました。
立憲・国民渋谷議員団は「税金の無駄遣い」である点等(議員がぞろぞろと視察する必要性はない等と指摘)を理由に反対しました。
今回、姉妹都市交流の進展を目的とした 「ハワイ州ホノルル市への議員派遣」 案が、僅差で可決されました。この派遣案は、2024年12月10日から14日までの5日間、ホノルル市(アメリカ合衆国)に議員を派遣するという内容です。
派遣される議員は、自民党から2名(中村たけし議員、丸山高司議員)、シブヤ笑顔から1名(岡田まり議員)の計3名が予定されています。
この議員派遣案については、賛否が分かれましたが、最終的に 1票差で可決 という結果となりました。
こちらも、1票差で可決されました。
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今回は、第三回定例会において、1票差で賛否が分かれた案件や、会派内で意見がまとまらず退席して意思表示が行われたケースなど、特に注目すべき議案を中心にご紹介しました。このように、たった1人の議員の当選・落選が、区政に大きなインパクトを与えることがあります。改めて、選挙がいかに大切かを実感しています。
令和6年第3回定例会/議案等の概要と結果はこちら
https://shibukugi.tokyo/kaigi_kekka/2023020600027/file_contents/contents20243_1021.pdf
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