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第三話⑫
「ぼ・僕、ちょっと 飛んで んでくるね」
ルルは、そう言うと、あわてて飛び立って行きました。
そのようすを、じっと見ていたキャシーばあさんは、独りごとを言いました。
「あのこは、ゆうべ 雪の中を飛んだね・・」
それを聞いたテリーとチーちゃんは、びっくりです。
「えっ?だってルルは、飛んでいないと言っていたわ」
「どうして?」
「分かるさ!そのくらい」
「じゃルルは、うそをついたの?」
「そんな大げさなことじゃないけどね」
ルルは、飛びながら考えました。
(約束をやぶっちゃって・・怖くて、ついウソを言っちゃったんだ)
「そうだ!キャシーばあさんにあやまろう!」
ルルは、キャシーばあさんがいる運河の橋にもどりました。
「キャシーばあさん!ごめんなさい ぼくゆうべ・・」